スランの医師、ヨーグモス/Yawgmoth, Thran Physician
提供:MTG Wiki
1行: | 1行: | ||
{{#card:Yawgmoth, Thran Physician}} | {{#card:Yawgmoth, Thran Physician}} | ||
− | + | 長年[[カード]]化を望まれていた[[機械の始祖/Father of Machines|機械の始祖]]、[[ヨーグモス/Yawgmoth|ヨーグモス]]が[[モダンホライゾン]]にて満を持して登場。[[スラン/Thran|スラン帝国]]で医師をしていた時の若い姿であり、[[プロテクション]]([[人間]])とその頃に行っていた非道な実験を彷彿とさせる[[起動型能力]]を持つ。 | |
+ | |||
+ | プロテクション(人間)は基本的に[[除去耐性]]にはなりにくいが、人間は最も保有している[[生物]]が多い[[クリーチャー・タイプ]]であり、強力なカードも多い。[[戦闘]]においてそれらに優位に立てることで少なからず助けられることもあるだろう。 | ||
+ | |||
+ | 1つ目の起動型能力は生物を[[生け贄]]にしての[[除去]]兼[[ドロー]]。1点の[[ライフ]]こそ必要なものの、[[マナ]]や[[タップ]]を使わずに[[起動]]出来るのはこの手の[[能力]]としては破格。[[マスデス]]を撃たれた場合などでも、死にゆく生物をまとめてドローに変換できる。除去機能に関しては一回一回の効果自体は小さいが[[-1/-1カウンター]]という形で[[修整]]が蓄積されていくため、除去しきることが出来なくとも長く[[戦場]]に影響を及ぼすことができる。カウンターを乗せる[[対象]]は「最大1体」のため、[[対戦相手]]の生物がいない場合でも問題なく起動出来るが、ヨーグモス自身を生け贄には出来ないので注意。 | ||
+ | |||
+ | 2つ目の起動型能力では[[増殖]]を行う。[[手札]]1枚の[[コスト]]は安くはないものの上記の能力とは相性がよく、バラまいた-1/-1カウンターと増えた手札を有効に活用できる。 | ||
+ | |||
+ | [[サイズ]]はやや物足りないが、[[パワー]]はさておき[[タフネス]]は[[稲妻/Lightning Bolt]]をはじめとした3点[[火力]]を耐えられるという点で評価できる。 | ||
+ | |||
+ | 4マナとやや重いが総じて強力な[[システムクリーチャー]]。[[アリストクラッツ]]や[[トークン]]を並べる[[デッキ]]であれば生け贄要因を確保しやすく、古代スラン帝国を滅ぼしたその手腕を存分に振るうことが出来るだろう。 | ||
+ | |||
+ | *[[アモンケット・ブロック]]のカードは-1/-1カウンター絡みのギミックが多く、相性が良い。[[スカラベの巣/Nest of Scarabs]]や[[毒物の侍臣、ハパチラ/Hapatra, Vizier of Poisons]]は除去を行う度に生け贄要因を用意してくれるため特に好相性。 | ||
+ | *生物実験を行い(生物を生贄)、疫病に感染させ(-1/-1カウンター)、それを蔓延させる(増殖)と背景ストーリーに非常にマッチした能力を持つ。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== |
2019年7月20日 (土) 02:01時点における版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
プロテクション(人間(Human))
1点のライフを支払う,他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:クリーチャー最大1体を対象とする。それの上に-1/-1カウンターを1個置き、カードを1枚引く。
(黒)(黒),カード1枚を捨てる:増殖を行う。(望む数のパーマネントやプレイヤーを選び、その後すでにそこにあるカウンター1個につき、そのカウンターをもう1個与える。)
長年カード化を望まれていた機械の始祖、ヨーグモスがモダンホライゾンにて満を持して登場。スラン帝国で医師をしていた時の若い姿であり、プロテクション(人間)とその頃に行っていた非道な実験を彷彿とさせる起動型能力を持つ。
プロテクション(人間)は基本的に除去耐性にはなりにくいが、人間は最も保有している生物が多いクリーチャー・タイプであり、強力なカードも多い。戦闘においてそれらに優位に立てることで少なからず助けられることもあるだろう。
1つ目の起動型能力は生物を生け贄にしての除去兼ドロー。1点のライフこそ必要なものの、マナやタップを使わずに起動出来るのはこの手の能力としては破格。マスデスを撃たれた場合などでも、死にゆく生物をまとめてドローに変換できる。除去機能に関しては一回一回の効果自体は小さいが-1/-1カウンターという形で修整が蓄積されていくため、除去しきることが出来なくとも長く戦場に影響を及ぼすことができる。カウンターを乗せる対象は「最大1体」のため、対戦相手の生物がいない場合でも問題なく起動出来るが、ヨーグモス自身を生け贄には出来ないので注意。
2つ目の起動型能力では増殖を行う。手札1枚のコストは安くはないものの上記の能力とは相性がよく、バラまいた-1/-1カウンターと増えた手札を有効に活用できる。
サイズはやや物足りないが、パワーはさておきタフネスは稲妻/Lightning Boltをはじめとした3点火力を耐えられるという点で評価できる。
4マナとやや重いが総じて強力なシステムクリーチャー。アリストクラッツやトークンを並べるデッキであれば生け贄要因を確保しやすく、古代スラン帝国を滅ぼしたその手腕を存分に振るうことが出来るだろう。
- アモンケット・ブロックのカードは-1/-1カウンター絡みのギミックが多く、相性が良い。スカラベの巣/Nest of Scarabsや毒物の侍臣、ハパチラ/Hapatra, Vizier of Poisonsは除去を行う度に生け贄要因を用意してくれるため特に好相性。
- 生物実験を行い(生物を生贄)、疫病に感染させ(-1/-1カウンター)、それを蔓延させる(増殖)と背景ストーリーに非常にマッチした能力を持つ。
関連カード
サイクル
モダンホライゾンの単色の伝説のクリーチャーサイクル。稀少度はレアか神話レア。
- ウェザーライトの艦長、シッセイ/Sisay, Weatherlight Captain
- 最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer
- スランの医師、ヨーグモス/Yawgmoth, Thran Physician
- パシャリク・モンス/Pashalik Mons
- 熊の女王、アイユーラ/Ayula, Queen Among Bears
ストーリー
詳細はヨーグモス/Yawgmothを参照。