首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar
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2019年2月23日 (土) 15:29時点における版
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ウーズ(Ooze) ウィザード(Wizard)
(T),他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから、その生け贄に捧げたクリーチャーのマナ総量に1を足した値に等しいマナ総量を持つクリーチャー・カード1枚を探し、そのカードを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。起動はソーサリーとしてのみ行う。
2/4シミック連合/The Simic Combineの新たな指導者である伝説のエルフ・ウーズ・ウィザード。出産の殻/Birthing Podを思わせる、クリーチャーを一回り大きく進化させる能力を持つ。
モダンを席巻し禁止カードとなった出産の殻と比べると重く、召喚酔いがあり除去されやすいクリーチャーのためコンボのキーカードとしては安定感に欠ける。だが出産の殻と違って起動コストにマナが不要でやっかい児/Pestermiteなどからの連続起動が行いやすかったり侵入警報/Intruder Alarmともコンボが狙えたりという利点もあり、ラヴニカの献身発売直後から連続起動で鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerまで繋げることを狙った出産の殻の後継デッキ、ヴァニファール・ポッドが早速構築されている。
高めのタフネスや部族支援を受けやすいクリーチャー・タイプを持つが、スタンダードでは溶岩コイル/Lava Coilの存在によりタフネス4も安全圏とは言えずやはり脆さが目立つ。ここから墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetideに繋げて生け贄に捧げたカードを展開し直すローグデッキが試されているが、上位のメタには食い込んでいない。
開発秘話
当初から出産の殻をモチーフとしており、マナ・コストは5マナ、P/Tは3/3、生け贄ではなく追放する、一度しか起動できず起動にコストが必要など、その悪名の高さへの恐れから現在よりもずっとカードパワーを抑えられていた。調整の末に4マナに戻され、起動にマナを不要とし何度も起動できるようになり、民兵のラッパ手/Militia Buglerでサーチできるパワー2、稲妻の一撃/Lightning Strikeや稲妻/Lightning Boltで死亡しないタフネス4が与えられるなど、ギリギリまで強化が加えられた[1]。
関連カード
ラヴニカのギルドおよびラヴニカの献身のギルド/Guild指導者サイクル。すべて神話レアであり、マナ・コストに所属するギルドの色マナを1つずつ含む。
- ラヴニカのギルド
- 万面相、ラザーヴ/Lazav, the Multifarious(ディミーア家/House Dimir)
- イゼット副長、ラル/Ral, Izzet Viceroy(イゼット団/The Izzet League)
- ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen(ゴルガリ団/The Golgari Swarm)
- 正義の模範、オレリア/Aurelia, Exemplar of Justice(ボロス軍/Boros Legion)
- 不和のトロスターニ/Trostani Discordant(セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)
- ラヴニカの献身
- 大判事、ドビン/Dovin, Grand Arbiter(アゾリウス評議会/The Azorius Senate)
- オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper(オルゾフ組/The Orzhov Syndicate)
- 名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopper(ラクドス教団/The Cult of Rakdos)
- 混沌をもたらす者、ドムリ/Domri, Chaos Bringer(グルール一族/The Gruul Clans)
- 首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar(シミック連合/The Simic Combine)
ニコル・ボーラス/Nicol Bolasに協力、あるいは利用されているギルド指導者はプレインズウォーカー(太字)、ボーラスに抵抗するギルド指導者は伝説のクリーチャーである(Guild to Order, Part 2/支配するギルド その2)。
ストーリー
ヴァニファール/Vannifarはシミック連合/The Simic Combineの首席議長/Prime Speaker。元はエルフだが、肉体をウーズに改造している。より直接的で素早い行動を訴え、投票によりゼガーナ/Zeganaに代わる新たなギルドマスターに選出された。
詳細はヴァニファール/Vannifarを参照。
脚注
- ↑ Mファイル『ラヴニカの献身』編・多色(Play Design 2019年2月1日)