Infernal Spawn of Evil
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
4行: | 4行: | ||
[[飛行]]と[[先制攻撃]]を持つ[[巨大クリーチャー]]。[[あなた|自分]]の[[アップキープ]]ごとに[[手札]]から[[公開する]]ことで、[[対戦相手]]に1点[[ダメージ]]を飛ばす[[起動型能力]]を併せ持つ。[[起動]]には2[[マナ]][[支払う]]とともに、[[銀枠]]らしく指定された台詞を喋る必要がある。 | [[飛行]]と[[先制攻撃]]を持つ[[巨大クリーチャー]]。[[あなた|自分]]の[[アップキープ]]ごとに[[手札]]から[[公開する]]ことで、[[対戦相手]]に1点[[ダメージ]]を飛ばす[[起動型能力]]を併せ持つ。[[起動]]には2[[マナ]][[支払う]]とともに、[[銀枠]]らしく指定された台詞を喋る必要がある。 | ||
− | [[重い]]が、いったん[[戦場に出る|戦場に出て]]しまえば結構強力。[[タフネス]]の高い[[黒]][[クリーチャー]]なので[[除去]]されにくい。 | + | [[重い]]が、いったん[[戦場に出る|戦場に出て]]しまえば結構強力。[[タフネス]]の高い[[黒]]の[[クリーチャー]]なので[[除去]]されにくい。 |
[[戦場に出す|戦場に出せ]]なくても、[[起動型能力]]で対戦相手の[[ライフ]]をじわじわと削っていける。もちろんこちらの使い方をメインにしてもよい。[[呪文]]ではないので打ち消される心配も少なく、もし[[もみ消し/Stifle]]などで打ち消されてもカードは[[手札]]から無くならない。言うべき台詞も簡単である。 | [[戦場に出す|戦場に出せ]]なくても、[[起動型能力]]で対戦相手の[[ライフ]]をじわじわと削っていける。もちろんこちらの使い方をメインにしてもよい。[[呪文]]ではないので打ち消される心配も少なく、もし[[もみ消し/Stifle]]などで打ち消されてもカードは[[手札]]から無くならない。言うべき台詞も簡単である。 | ||
− | *恐ろしげな[[名前]] | + | *恐ろしげな[[名前]]とギャップがある、可愛らしい{{Gatherer|id=9779|イラスト}}が特徴。 |
− | ** | + | **これは[[アーティスト]]のRon Spencerが(別の[[黒枠]]セットで)とある邪悪な黒のクリーチャーのイラストを依頼された時に提出したスケッチが元ネタ。もちろんジョークでありすぐにちゃんとしたスケッチが送られてきたのだが、大ウケした[[Mark Rosewater]]が銀枠においてその邪悪な姿にふさわしいカードをデザインし、実際に印刷されることになってしまった。<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/designing-azorius-2012-10-29 Designing for Azorius]</ref> |
+ | *[[クリーチャー・タイプ]]も、[[デーモン]]が消されて[[ビースト]]が書き加えられている。 | ||
+ | **これは当時のウィザーズ社の(宗教色が強いことから)デーモンを使わない方針を反映したものである。<ref>[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/feature/225 Get It?]</ref> | ||
**[[オラクル]]では長らくデーモンが削除されていなかったため[[ルール]]上はデーモンとして扱われていたが、[[2017年のオラクル更新#2017年12月のオラクル更新|2017年12月のオラクル更新]]でこちらでも削除され、本当にデーモンではなくなってしまった。 | **[[オラクル]]では長らくデーモンが削除されていなかったため[[ルール]]上はデーモンとして扱われていたが、[[2017年のオラクル更新#2017年12月のオラクル更新|2017年12月のオラクル更新]]でこちらでも削除され、本当にデーモンではなくなってしまった。 | ||
*「『It's coming!(来るぞ!)』と言う。」の部分が無ければ普通にありそうなカード。色を変えれば後の[[予見]]能力そのもの。 | *「『It's coming!(来るぞ!)』と言う。」の部分が無ければ普通にありそうなカード。色を変えれば後の[[予見]]能力そのもの。 | ||
+ | **この能力は気配を感じさせるだけでも相手にダメージを与えうるという、邪悪の落とし子の底知れぬ恐ろしさを表現するために与えられた。 | ||
*[[アンヒンジド]]ではさらに邪悪な第二世代・[[Infernal Spawn of Infernal Spawn of Evil]]が登場している。 | *[[アンヒンジド]]ではさらに邪悪な第二世代・[[Infernal Spawn of Infernal Spawn of Evil]]が登場している。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | <references/> | ||
*[[手札にある間に機能する能力を持つカード]] | *[[手札にある間に機能する能力を持つカード]] | ||
*[[カード個別評価:アングルード]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:アングルード]] - [[レア]] | ||
[[Category:WHISPER最新オラクル未対応]] | [[Category:WHISPER最新オラクル未対応]] |
2018年1月23日 (火) 03:27時点における版
Infernal Spawn of Evil (6)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — ビースト(Beast)
クリーチャー — ビースト(Beast)
飛行、先制攻撃
(1)(黒),Infernal Spawn of Evilをあなたの手札から公開し、「It's coming!(来るぞ!)」と言う:対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。Infernal Spawn of Evilはそれに1点のダメージを与える。あなたのアップキープの間にしかプレイできず、各アップキープに1回のみプレイできる。
WHISPERのテキストは最新のオラクルに未対応です。タイプ行は「クリーチャー — ビースト(Beast)」と読み替えてください。
飛行と先制攻撃を持つ巨大クリーチャー。自分のアップキープごとに手札から公開することで、対戦相手に1点ダメージを飛ばす起動型能力を併せ持つ。起動には2マナ支払うとともに、銀枠らしく指定された台詞を喋る必要がある。
重いが、いったん戦場に出てしまえば結構強力。タフネスの高い黒のクリーチャーなので除去されにくい。
戦場に出せなくても、起動型能力で対戦相手のライフをじわじわと削っていける。もちろんこちらの使い方をメインにしてもよい。呪文ではないので打ち消される心配も少なく、もしもみ消し/Stifleなどで打ち消されてもカードは手札から無くならない。言うべき台詞も簡単である。
- 恐ろしげな名前とギャップがある、可愛らしいイラストが特徴。
- これはアーティストのRon Spencerが(別の黒枠セットで)とある邪悪な黒のクリーチャーのイラストを依頼された時に提出したスケッチが元ネタ。もちろんジョークでありすぐにちゃんとしたスケッチが送られてきたのだが、大ウケしたMark Rosewaterが銀枠においてその邪悪な姿にふさわしいカードをデザインし、実際に印刷されることになってしまった。[1]
- クリーチャー・タイプも、デーモンが消されてビーストが書き加えられている。
- これは当時のウィザーズ社の(宗教色が強いことから)デーモンを使わない方針を反映したものである。[2]
- オラクルでは長らくデーモンが削除されていなかったためルール上はデーモンとして扱われていたが、2017年12月のオラクル更新でこちらでも削除され、本当にデーモンではなくなってしまった。
- 「『It's coming!(来るぞ!)』と言う。」の部分が無ければ普通にありそうなカード。色を変えれば後の予見能力そのもの。
- この能力は気配を感じさせるだけでも相手にダメージを与えうるという、邪悪の落とし子の底知れぬ恐ろしさを表現するために与えられた。
- アンヒンジドではさらに邪悪な第二世代・Infernal Spawn of Infernal Spawn of Evilが登場している。