解き放たれし者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, Unshackled

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*[[堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen]]
 
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*[[黒き誓約、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis of the Black Oath]]
 
*[[黒き誓約、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis of the Black Oath]]
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*[[灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited]]
  
 
===サイクル===
 
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2015年9月20日 (日) 17:05時点における版


Ob Nixilis, Unshackled / 解き放たれし者、オブ・ニクシリス (4)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、トランプル
対戦相手1人が自分のライブラリーを探すたび、そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げ、10点のライフを失う。
他のクリーチャーが1体死亡するたび、解き放たれし者、オブ・ニクシリスの上に+1/+1カウンターを1個置く。

4/4

対戦相手サーチを牽制する伝説のクリーチャー。他のクリーチャー死亡することで+1/+1カウンターも置かれる。

サーチを完全に禁止するわけではないが、10点のライフ+クリーチャーの生け贄+オブ・ニクシリスの強化という三重の負担は大きいため、無視できるものではない。特に、フェッチランドなどのサーチ手段が豊富に使われているモダンエターナルのようにカードプールが広い環境での影響が大きい。エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor精神固めの宝珠/Mindlock Orbと比べると重く、対策として使うには遅さが気になるが、単体でフィニッシャーを務められる高い戦闘性能は評価点と言える。

元々それを目的にデザインされているが(後述の#開発秘話)、統率者戦統率者には向いている。サーチが多用される環境であり、マナ加速の選択肢も多いため活躍しやすい。

  • 対戦相手が他のプレイヤーライブラリー探したり、あなたが対戦相手のライブラリーを探したりしても、能力誘発しない。
  • 朝の歌のマラレン/Maralen of the Mornsongとの組み合わせはいやらしい。もし1度目で除去をサーチされても13点のライフを失わせることが可能。しかも一度に複数除去できるカードをサーチする必要がある(マラレンを除去されたとしてもこのクリーチャーが強化されてしまうし、マラレンが残れば後続の解き放たれし者、オブ・ニクシリスやリアニメイトをサーチされる恐れがあるため)。

開発秘話

外部のゲーム・デザイナーを招いて作成された、「外部デザイナー・カード」の1枚。担当したのは、Iron BrigadeやMassive Chaliceのプロジェクト・リーダーなどを務めた、Double Fine ProductionsのBrad Muir[1]

元々は2枚目のオブ・ニクシリス/Ob Nixilisとして作られたのではなく、「統率者戦で教示者対策となるデーモン」として作られたカードである。堕ちたるプレインズウォーカー/Planeswalkerであるオブ・ニクシリスは、基本セット2015の中心となるガラク/Garrukの物語と関連付けられるため、途中でこのカードをオブ・ニクシリスにする案が浮上し、Bradもこれに同意した(これにより伝説のクリーチャーにできるようになり、結果的により統率者戦向きのカードになった)[2]。デザインの過程では、対戦相手の探す効果だけでなく、自分の何らかの効果にも影響するような能力も模索されたが、結局それはなくなり、最終的に残酷さが際立ったものになった。

関連カード

サイクル

基本セット2015伝説のクリーチャーサイクル。各レアに1枚ずつ存在する。

神話レアには5色巣主スリヴァー/Sliver Hivelordも存在する。

ストーリー

体に埋め込まれた面晶体/Hedronの束縛から解き放たれ、かつての力を取り戻しつつあるオブ・ニクシリス/Ob Nixilisプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkは未だ失われたままだが、それももはや手の届くところにある。

詳細はオブ・ニクシリス/Ob Nixilisを参照。

  • 堕ちたる者、オブ・ニクシリスが持っていなかった飛行を持っているのは、失っていた翼を取り戻したため(イラスト)。

脚注

  1. Working with Some of the Best Minds in Gaming/ゲーム業界の偉大な頭脳たちとの仕事の話Daily MTG、Feature Article、文:Shawn Main、訳:米村薫
  2. Card Duty, Part 2/カードの義務 その2(Daily MTG、Making Magic、文:Mark Rosewater、訳:米村薫)

参考

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