無限ループ
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− | このような事態を処理するために「[[無限ルール]]」([[省略]]ルール)が存在する。選択肢のないループは、ルールにより[[引き分け]] | + | このような事態を処理するために「[[無限ルール]]」([[省略]]ルール)が存在する。選択肢のないループは、ルールにより[[引き分け]]となる。 |
− | * | + | *狭義には「無限ループ」とは選択肢のないループのみを指す。止める方法がない場合、あるいはループ外のオブジェクトの能力や(CR716.5)ループ内のunless選択肢に(CR716.6)止める方法があるが誰もそれを選ばない場合、そのゲームは引き分けとなる。 |
+ | **逆に言えば、ループ内で[[対象]]の選択、[[起動型能力]]を[[起動]]しないこと、任意の[[誘発型能力]](you may ~)を処理しないことによってそのループを停止できるならば、それのコントローラーはループを停止させなければならない。 | ||
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*選択肢があるにもかかわらず、終了できないループは現行のルールでは引き分けにできない。もっとも、[[トーナメント]]ではゲーム単位での[[インテンショナル・ドロー]]が可能なので問題は少ない。 | *選択肢があるにもかかわらず、終了できないループは現行のルールでは引き分けにできない。もっとも、[[トーナメント]]ではゲーム単位での[[インテンショナル・ドロー]]が可能なので問題は少ない。 | ||
**これは、複数のプレイヤーが選択肢を有する場合に発生する可能性がある。つまり、プレイヤーAが選択1を、プレイヤーBが選択2を選択した場合にのみループが停止するような場合。(選択1または選択2を単独で選んでも停止しない。) | **これは、複数のプレイヤーが選択肢を有する場合に発生する可能性がある。つまり、プレイヤーAが選択1を、プレイヤーBが選択2を選択した場合にのみループが停止するような場合。(選択1または選択2を単独で選んでも停止しない。) | ||
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*何を持って「ループ」とするのかという厳密な定義はいまだに存在しない。現在のルールは、その指針を与えているだけである。→[[未解決問題]] | *何を持って「ループ」とするのかという厳密な定義はいまだに存在しない。現在のルールは、その指針を与えているだけである。→[[未解決問題]] | ||
**例として、現在の将棋のルールでは「同じ局面が4回現れる」が千日手の条件になっている。 | **例として、現在の将棋のルールでは「同じ局面が4回現れる」が千日手の条件になっている。 | ||
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2015年7月13日 (月) 17:31時点における版
無限ループ (Infinite Loop)とは、ある種の行動を永久に繰り返すことが可能な場合、それを「無限ループ」と俗称する。
Sporemound / 胞子塚 (3)(緑)(緑)
クリーチャー — ファンガス(Fungus)
クリーチャー — ファンガス(Fungus)
上陸 ― あなたのコントロール下で土地が1つ戦場に出るたび、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
3/3Life and Limb / 生命と枝 (3)(緑)
エンチャント
エンチャント
すべての森(Forest)とすべての苗木(Saproling)は、それらの他のタイプに加えて1/1の緑の苗木クリーチャーであり、森の土地である。(それらは召喚酔いに影響される。)
このような事態を処理するために「無限ルール」(省略ルール)が存在する。選択肢のないループは、ルールにより引き分けとなる。
- 狭義には「無限ループ」とは選択肢のないループのみを指す。止める方法がない場合、あるいはループ外のオブジェクトの能力や(CR716.5)ループ内のunless選択肢に(CR716.6)止める方法があるが誰もそれを選ばない場合、そのゲームは引き分けとなる。
- この状況を意図的に発生させるデッキも存在する。大抵は途中でマナや手札が増えるようになっており、インスタントのX火力なりXドローなりを相手に撃って勝利する。
- 選択肢があるにもかかわらず、終了できないループは現行のルールでは引き分けにできない。もっとも、トーナメントではゲーム単位でのインテンショナル・ドローが可能なので問題は少ない。
- これは、複数のプレイヤーが選択肢を有する場合に発生する可能性がある。つまり、プレイヤーAが選択1を、プレイヤーBが選択2を選択した場合にのみループが停止するような場合。(選択1または選択2を単独で選んでも停止しない。)
- 何を持って「ループ」とするのかという厳密な定義はいまだに存在しない。現在のルールは、その指針を与えているだけである。→未解決問題
- 例として、現在の将棋のルールでは「同じ局面が4回現れる」が千日手の条件になっている。
- 「同一手順を繰り返す」という定義では、同一局面に戻る方法が複数ある場合に問題となる。将棋のルールはこのために変更された。
参考
- 無限
- 無限コンボ
- 用語集
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 716 クラス・カード
- 716.1 各クラス・カードには、クラス・レベル棒2本を含む、表立てになった文章欄が存在する。絵はカードの左側に縦長に配置されており、タイプ行はカードの一番下にある。
- 716.2 クラス・レベル棒は、起動型能力1つと常在型能力1つを表すキーワード能力である。クラス・レベル棒は、その起動型能力の起動コストとレベル数を含む。クラス・レベル棒と同じ枠内に書かれている能力は、その常在型能力の一部である。
- 716.2a 「[[[コスト]]]:レベルN ― [[[能力]]]/[Cost]:Level N - [Abilities]」は、「[[[コスト]]]:このクラスのレベルはNになる。このクラスのレベルがN-1でなければ起動できず、ソーサリーとしてのみ起動できる。」と「このクラスのレベルがN以上であるかぎり、これは[[[能力]]]を持つ。」を意味する。
- 716.2b レベルは、すべてのパーマネントが持ちうる記号である。クラスは、クラスであることを止めたとしても、そのレベルを維持する。レベルはコピー可能な特性ではない。
- 716.2c 「クラス・レベルを得るため/to gain a Class level」とは、「クラス・レベル棒で示されている起動型能力を起動するため」という意味である。
- 716.2d ルールや効果がパーマネントのレベルを参照する場合、そのパーマネントがレベルを持っていなかったなら、そのレベルが1であるかのように扱う。
- 716.3 クラス・カードに記されている能力でクラス・レベル棒の後に書かれているもの以外は、通常通り扱う。特に、クラスは、文章欄の一番上の枠に書かれている能力を常に持っている。その能力が常在型能力であればゲームに影響を及ぼし、誘発型能力であれば誘発する可能性があり、起動型能力であれば起動することができる。
- 716.4 過去のクリーチャー・カードの中に、Lv系カードと呼ばれる、Lvカウンターを加えるLvアップ 能力を持つものがある。Lvカウンターはクラス・カードと相互作用せず、クラス・レベルはLv系カードと相互作用しない。rule 702.87〔Lvアップ〕、rule 711〔Lv系カード〕参照。
- 716 クラス・カード