取り憑かれた蛮族/Possessed Barbarian
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==関連カード== | ==関連カード== |
2014年9月17日 (水) 23:24時点における版
クリーチャー — 人間(Human) バーバリアン(Barbarian) ホラー(Horror)
先制攻撃
スレッショルド ― あなたの墓地にカードが7枚以上あるかぎり、取り憑かれた蛮族は+1/+1の修整を受けるとともに黒になり「(2)(黒),(T):赤のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。」を持つ。
赤の取り憑かれたクリーチャーは先制攻撃持ち。通常の状態で既に稲妻の猟犬/Lightning Houndsなどの上位互換。スレッショルドすると+1/+1の修整が与えられ黒になるので、火力と恐怖/Terror系除去に対する耐性が付く。
基本性能は悪く無いものの、スレッショルド後の破壊能力を使うべき相手がいなかった。インベイジョン・ブロックを含むスタンダードにおいて赤といえば火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuであり、戦場に出た時点で仕事の半分を終えてしまうこれに対して有効カードにならないうえに、自身も火炎舌のカヴーの射程圏内。であれば、同じ4マナで汎用的かつ即効性のある火炎舌のカヴーを使うほうが賢明である。
オデッセイ前後はVoidの衰退以降黒赤がかなり弱体化していた時期で(ゴブリン召集など一部を除く)、さらに不可思議/Wonderを擁する青緑ビートダウンやサイカトグなどに対して4/4先制攻撃では話にならず、ステロイドなどを相手にしても幻影のケンタウロス/Phantom Centaurや象の導き/Elephant Guideにはまったく歯が立たない。結局このカードが活躍する機会は構築に存在しなかった。
リミテッドにおいてはやはりレアというだけあり強力。除去が効き辛いうえに、パワー4の先制攻撃はオデッセイ・ブロックの大型クリーチャーがの多くがアンコモンもしくはレアであることから、壁役として十分信頼に足る。相手が赤いならボード・アドバンテージをバリバリと稼いでくれることだろう。
関連カード
サイクル
トーメントの取り憑かれたクリーチャーサイクル。すべてダブルシンボルの4マナ3/3。黒以外の各色に存在する。スレッショルドで黒くなり、元の色のクリーチャーを除去する能力を得る。
- 取り憑かれた遊牧の民/Possessed Nomad
- 取り憑かれたエイヴン/Possessed Aven
- 取り憑かれた蛮族/Possessed Barbarian
- 取り憑かれたケンタウルス/Possessed Centaur
黒にはオデッセイに悔悟せる吸血鬼/Repentant Vampireという類似クリーチャーが存在する。