The Aristocrats
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'''The Aristocrats'''は、[[ギルド門侵犯]]参入後の[[スタンダード]][[環境]]に存在する[[白黒赤]]の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]。 | '''The Aristocrats'''は、[[ギルド門侵犯]]参入後の[[スタンダード]][[環境]]に存在する[[白黒赤]]の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]。 | ||
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− | + | *[[宿命の旅人/Doomed Traveler]]、[[未練ある魂/Lingering Souls]]、[[イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad]]:貴種の[[生け贄]]を1枚で複数用意することができる。 | |
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+ | *[[反逆の印/Mark of Mutiny]]、[[士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts]]:奪った[[クリーチャー]]を、[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]が戻る前に貴種の能力で処分することができる(いわゆる[[命令の光/Ray of Command|レイコマ]][[ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk|ハスク]])。 | ||
− | + | オリジナルのデッキデザインは[[Sam Black]]。[[StarCityGames.com|Team StarCityGames.com]]によって[[プロツアー「ギルド門侵犯」]]の舞台に持ち込まれ、優勝という結果を残したことで[[メタゲーム|メタ]]の一角として定着した。この時の形は[[教区の勇者/Champion of the Parish]]を中心とする[[人間 (デッキ)#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|人間デッキ]]であり、上記のカードに加えて[[悪名の騎士/Knight of Infamy]]や[[銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin]]などの優秀な[[人間]]クリーチャーが採用される。 | |
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+ | 後に、教区の勇者などを外した'''The Aristocrats: Act 2'''と呼ばれるバージョンが登場し、人間型に代わって主流となった。[[キーカード]]は[[冒涜の行動/Blasphemous Act]]で、[[対戦相手]]の[[展開]]を[[リセット]]する防御手段であると同時に、[[ボロスの反攻者/Boros Reckoner]]や[[血の芸術家/Blood Artist]]と組んで対戦相手の[[ライフ]]を大きく[[削る]]、一種の攻撃手段でもある。 | ||
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+ | [[ドラゴンの迷路]]参入後には、[[縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped]]や[[復活の声/Voice of Resurgence]]を用いる[[黒緑白]]のタイプ、'''Junk Aristocrats'''が登場した。 | ||
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+ | *"act 2"は「(演劇などの)第2幕」のこと。The Aristocratsの2つ目のバージョンという意味と、冒涜の行動/Blasphemous '''Act'''を掛けた命名だろう。 | ||
==サンプルレシピ== | ==サンプルレシピ== | ||
+ | ===人間型=== | ||
*備考 | *備考 | ||
**[[プロツアー「ギルド門侵犯」]] 優勝 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptgtc13/welcome 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptgtc/ 参考]) | **[[プロツアー「ギルド門侵犯」]] 優勝 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptgtc13/welcome 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptgtc/ 参考]) | ||
**使用者:[[Tom Martell]] | **使用者:[[Tom Martell]] | ||
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+ | *人間タイプ。 | ||
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+ | **[[グランプリグアダラハラ13]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpgua13/welcome 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Juan Castillo Mata]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[基本セット2013]]+[[イニストラード・ブロック]]+[[ラヴニカへの回帰ブロック]]) | ||
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+ | *Act 2と呼ばれるタイプ。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/deck/1172 My Pro Tour Gatecrash Deck] | + | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/deck/1172 My Pro Tour Gatecrash Deck]([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Default.aspx Daily MTG]、Daily Deck List、文:[[Sam Black]]) |
− | *[http://mtg-jp.com/reading/kajidigital/012059/ 第75回:プロツアー「ギルド門侵犯」優勝 Tom Martellの「The Aristocrats」をリプレイ!] | + | *[http://mtg-jp.com/reading/kajidigital/012059/ 第75回:プロツアー「ギルド門侵犯」優勝 Tom Martellの「The Aristocrats」をリプレイ!]([http://mtg-jp.com/ mtg-jp.com]、鍛冶友浩の「デジタル・マジック通信」、文:[[鍛冶友浩]]) |
− | *[[人間 (デッキ) | + | *[[白黒赤ビートダウン]] |
+ | *[[人間 (デッキ)]] | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
− | [[Category:白黒赤デッキ | + | [[Category:白黒赤デッキ]] |
− | [[Category:ビートダウンデッキ | + | [[Category:ビートダウンデッキ]] |
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− | [[Category: | + | [[Category:白黒赤ビートダウンデッキ]] |
− | [[Category:イニストラード・ブロックを含むスタンダードデッキ | + | [[Category:イニストラード・ブロックを含むスタンダードデッキ]] |
− | [[Category:ラヴニカへの回帰ブロックを含むスタンダードデッキ | + | [[Category:ラヴニカへの回帰ブロックを含むスタンダードデッキ]] |
2013年6月24日 (月) 08:25時点における版
The Aristocratsは、ギルド門侵犯参入後のスタンダード環境に存在する白黒赤のビートダウンデッキ。
目次 |
概要
クリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
他のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:カルテルの貴種はターン終了時まで、プロテクション(あなたが選んだ色1色)を得る。
2/2クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 貴族(Noble)
飛行、速攻
クリーチャーを1体生け贄に捧げる:ファルケンラスの貴種はターン終了時まで破壊不能を得る。その生け贄に捧げられたクリーチャーが人間(Human)だった場合、ファルケンラスの貴種の上に+1/+1カウンターを1個置く。
デッキ名の由来ともなっている2枚の"Aristocrat"であるカルテルの貴種/Cartel Aristocratとファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocratを中心に、様々なシナジーを取り入れた構成が特徴。採用される主なカードは以下の通り。
- 宿命の旅人/Doomed Traveler、未練ある魂/Lingering Souls、イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad:貴種の生け贄を1枚で複数用意することができる。
- 悲劇的な過ち/Tragic Slip、スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest:貴種の能力により、陰鬱条件を能動的に達成することができる。
- 反逆の印/Mark of Mutiny、士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts:奪ったクリーチャーを、コントロールが戻る前に貴種の能力で処分することができる(いわゆるレイコマハスク)。
オリジナルのデッキデザインはSam Black。Team StarCityGames.comによってプロツアー「ギルド門侵犯」の舞台に持ち込まれ、優勝という結果を残したことでメタの一角として定着した。この時の形は教区の勇者/Champion of the Parishを中心とする人間デッキであり、上記のカードに加えて悪名の騎士/Knight of Infamyや銀刃の聖騎士/Silverblade Paladinなどの優秀な人間クリーチャーが採用される。
後に、教区の勇者などを外したThe Aristocrats: Act 2と呼ばれるバージョンが登場し、人間型に代わって主流となった。キーカードは冒涜の行動/Blasphemous Actで、対戦相手の展開をリセットする防御手段であると同時に、ボロスの反攻者/Boros Reckonerや血の芸術家/Blood Artistと組んで対戦相手のライフを大きく削る、一種の攻撃手段でもある。
ドラゴンの迷路参入後には、縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Stripedや復活の声/Voice of Resurgenceを用いる黒緑白のタイプ、Junk Aristocratsが登場した。
- "act 2"は「(演劇などの)第2幕」のこと。The Aristocratsの2つ目のバージョンという意味と、冒涜の行動/Blasphemous Actを掛けた命名だろう。
サンプルレシピ
人間型
- 備考
- プロツアー「ギルド門侵犯」 優勝 (参考/参考)
- 使用者:Tom Martell
- デザイン:Sam Black
- フォーマット
- 人間タイプ。
Act 2
- 備考
- グランプリグアダラハラ13 ベスト4 (参考)
- 使用者:Juan Castillo Mata
- フォーマット
The Aristocrats: Act 2 [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- Act 2と呼ばれるタイプ。
参考
- My Pro Tour Gatecrash Deck(Daily MTG、Daily Deck List、文:Sam Black)
- 第75回:プロツアー「ギルド門侵犯」優勝 Tom Martellの「The Aristocrats」をリプレイ!(mtg-jp.com、鍛冶友浩の「デジタル・マジック通信」、文:鍛冶友浩)
- 白黒赤ビートダウン
- 人間 (デッキ)
- デッキ集