見習い魔術師、ジョハン/Johann, Apprentice Sorcerer

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
3行: 3行:
 
1[[ターン]]に1度の制限がついた[[前知の場/Precognition Field]]を[[内蔵]]している[[伝説の]][[人間]]・[[ウィザード]]。
 
1[[ターン]]に1度の制限がついた[[前知の場/Precognition Field]]を[[内蔵]]している[[伝説の]][[人間]]・[[ウィザード]]。
  
[[構築]]で使うには、[[重い]]わりにその制限のため[[アドバンテージ]]源としては心もとない。[[リミテッド]]では、[[当事者カード]][[出来事]][[唱える|唱えられる]]という仕様(後述の[[#ルール]])上、対応[[カード]][[デッキ]]に増やしやすい。
+
[[エルドレインの森]][[リミテッド]][[青赤]]において、[[リソース]]源と[[壁 (俗語)|壁]]を兼ねる重要な[[カード]]。同[[アーキタイプ]]は「[[除去]][[打ち消し]]で攻勢を凌ぎつつ、[[物騒なカタパルト/Unruly Catapult]]や[[フライヤー]]で地道に[[ライフ]]を削っていく」という戦略を取ることが多い。基本的に除去や打ち消しだけでは1:1[[カード・アドバンテージ#交換|交換]]に過ぎないので、リソース差をつけられるこのカードの価値は高いのである。
  
*見習い魔術師の少年というわりには[[タフネス]]が高い。
+
[[対戦相手]]の[[ターン]]中に[[インスタント]]を唱えることで、1ターンに1度という制約を和らげることが可能である。また、[[当事者カード]]の[[出来事]]を[[唱える|唱えられる]]という仕様(後述の[[#ルール]])を活かせば、[[クリーチャー]]の[[枠|スロット]]を減らさずに対応[[カード]]を[[デッキ]]に増やしやすい。両方に該当する[[オビラの従者/Obyra's Attendants]]や[[遊び戯れの使い魔/Frolicking Familiar]]とは特に相性が良いと言える。
  
{{未評価|エルドレインの森}}
+
重いわりに1ターンに1度の制限があることが評価を下げたか、発売3週間後現在では[[構築]]で目立った採用例はない。
 +
 
 +
*見習い魔術師の少年というわりには[[タフネス]]が高い。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
24行: 26行:
  
 
ジョハンは塔に閉じこもっていたので、昨年から外の世界で何が起こっていたかを知らない。彼が今探求すべきことは、突然[[忌まわしき眠り/Wicked Slumber|眠ってしまった]]師匠を起こす手段と、自分が起こしてしまった[[エレメンタル#ストーリー|エレメンタル]]による大騒動を解決する方法だ。
 
ジョハンは塔に閉じこもっていたので、昨年から外の世界で何が起こっていたかを知らない。彼が今探求すべきことは、突然[[忌まわしき眠り/Wicked Slumber|眠ってしまった]]師匠を起こす手段と、自分が起こしてしまった[[エレメンタル#ストーリー|エレメンタル]]による大騒動を解決する方法だ。
 +
 +
*上記はMTGアリーナの豆知識とワールドガイド展示資料を元にした内容である。後に公式サイトで公開された設定紹介記事「Ten Stories Tall」では、ジョハンの師匠は[[老いたる者、ガドウィック/Gadwick, the Wizened#ストーリー|ガドウィック/Gadwick]]であり、眠りに落ちたのではなく仕事のためカーヴェリンを離れたとされている。
  
 
*モチーフは、[[Wikipedia:ja:ポール・デュカス|デュカス]]の交響詩『[[Wikipedia:ja:魔法使いの弟子|魔法使いの弟子]]』の主人公である魔法使いの弟子。師匠の留守の間に工房を任されたが、楽をしようとして魔法をマスターしていないのに[[呪術師のほうき/Sorcerer's Broom|ほうきに魔法をかけ]]、大騒動を起こしてしまう。
 
*モチーフは、[[Wikipedia:ja:ポール・デュカス|デュカス]]の交響詩『[[Wikipedia:ja:魔法使いの弟子|魔法使いの弟子]]』の主人公である魔法使いの弟子。師匠の留守の間に工房を任されたが、楽をしようとして魔法をマスターしていないのに[[呪術師のほうき/Sorcerer's Broom|ほうきに魔法をかけ]]、大騒動を起こしてしまう。
44行: 48行:
  
 
===登場記事・登場作品===
 
===登場記事・登場作品===
 +
*[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/ten-stories-tall Ten Stories Tall]([[Making Magic]] 2023年9月25日 [[Mark Rosewater]]著)
 
*MTGアリーナの豆知識(エルドレインの森期)
 
*MTGアリーナの豆知識(エルドレインの森期)
 
*『エルドレインの森』ワールドガイド展示資料([https://mtg-jp.com/30th/ 30th Anniversary CELEBRATION TOKYO]、英語)
 
*『エルドレインの森』ワールドガイド展示資料([https://mtg-jp.com/30th/ 30th Anniversary CELEBRATION TOKYO]、英語)

2023年9月26日 (火) 15:45時点における版


Johann, Apprentice Sorcerer / 見習い魔術師、ジョハン (2)(青)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見てもよい。
毎ターン1回、あなたはあなたのライブラリーの一番上からインスタントやソーサリーである呪文1つを唱えてもよい。(そのコストは支払う必要がある。タイミングのルールも適用される。)

2/5

1ターンに1度の制限がついた前知の場/Precognition Field内蔵している伝説の人間ウィザード

エルドレインの森リミテッド青赤において、リソース源とを兼ねる重要なカード。同アーキタイプは「除去打ち消しで攻勢を凌ぎつつ、物騒なカタパルト/Unruly Catapultフライヤーで地道にライフを削っていく」という戦略を取ることが多い。基本的に除去や打ち消しだけでは1:1交換に過ぎないので、リソース差をつけられるこのカードの価値は高いのである。

対戦相手ターン中にインスタントを唱えることで、1ターンに1度という制約を和らげることが可能である。また、当事者カード出来事唱えられるという仕様(後述の#ルール)を活かせば、クリーチャースロットを減らさずに対応カードデッキに増やしやすい。両方に該当するオビラの従者/Obyra's Attendants遊び戯れの使い魔/Frolicking Familiarとは特に相性が良いと言える。

重いわりに1ターンに1度の制限があることが評価を下げたか、発売3週間後現在では構築で目立った採用例はない。

  • 見習い魔術師の少年というわりにはタフネスが高い。

ルール

関連カード

サイクル

エルドレインの森の2伝説のクリーチャーサイクル稀少度アンコモンリミテッド指針アンコモンでもあり、それぞれの2色のアーキタイプと童話に対応している。

ストーリー

ジョハン/Johannエルドレイン/Eldraine人間/Human。男性(イラスト)。

かつての彼はちんけな魔法しか使えない、境界地/The Boundary Landsのさえない少年だった。しかし一年前、ちょうど新ファイレクシア/New Phyrexia侵攻の直前に彼は古代の塔カーヴェリン/Caervelinに住む魔道士の弟子として選ばれたのだ。

ジョハンは塔に閉じこもっていたので、昨年から外の世界で何が起こっていたかを知らない。彼が今探求すべきことは、突然眠ってしまった師匠を起こす手段と、自分が起こしてしまったエレメンタルによる大騒動を解決する方法だ。

  • 上記はMTGアリーナの豆知識とワールドガイド展示資料を元にした内容である。後に公式サイトで公開された設定紹介記事「Ten Stories Tall」では、ジョハンの師匠はガドウィック/Gadwickであり、眠りに落ちたのではなく仕事のためカーヴェリンを離れたとされている。

カード名に登場

エルドレインの森
ジョハンの一時凌ぎ/Johann's Stopgap

フレイバー・テキストに登場

エルドレインの森
ジョハンの一時凌ぎ/Johann's Stopgap、速足の学び/Quick Study水の翼/Water Wings荒ぶる炎の稲妻/Frantic Firebolt
おとぎ話
衝撃の震え/Impact Tremors(彼として)

イラストに登場

エルドレインの森
ジョハンの一時凌ぎ/Johann's Stopgap、水の翼/Water Wings、荒ぶる炎の稲妻/Frantic Firebolt

登場記事・登場作品

参考

QR Code.gif