食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacre

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*「死亡する」とは「戦場から[[墓地]]に置かれる」ことである。[[降霊]]したクリーチャーは墓地に置かれる代わりに[[追放]]されるため能力を誘発させない。
 
*「死亡する」とは「戦場から[[墓地]]に置かれる」ことである。[[降霊]]したクリーチャーは墓地に置かれる代わりに[[追放]]されるため能力を誘発させない。
 
*マイナス修整は[[誘発型能力]]なので[[厳しい試験官/Strict Proctor]]に引っかかる点に注意。うっかり忘れると泣きを見るはめになる。
 
*マイナス修整は[[誘発型能力]]なので[[厳しい試験官/Strict Proctor]]に引っかかる点に注意。うっかり忘れると泣きを見るはめになる。
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*両[[プレイヤー]]の場にこれが存在する場合、[[マジックの黄金律|APNAP順ルール]]により[[アクティブ・プレイヤー]]のライフロスが先に処理される。基本的には互いの効果で相殺されるが、残り[[ライフ]]が少ない場合は勝敗に関わることがあるので[[ミラーマッチ]]の際は注意。
 
*モチーフはアメリカの映画『[[Wikipedia:ja:悪魔のいけにえ|悪魔のいけにえ]](原題:The Texas Chain Saw Massacre)』に代表される[[Wikipedia:ja:スラッシャー映画|スラッシャー映画]]<ref>[https://twitter.com/EthanFleischer/status/1436797042983010304 Ethan FleischerのTwitter]([[2021年]]9月12日)</ref>。狂った殺人鬼に集団が次々と殺害されるホラー映画のサブジャンルのことで、『悪魔のいけにえ』ではチェーンソーを武器とする殺人鬼[[Wikipedia:ja:レザーフェイス|レザーフェイス]]が登場する。
 
*モチーフはアメリカの映画『[[Wikipedia:ja:悪魔のいけにえ|悪魔のいけにえ]](原題:The Texas Chain Saw Massacre)』に代表される[[Wikipedia:ja:スラッシャー映画|スラッシャー映画]]<ref>[https://twitter.com/EthanFleischer/status/1436797042983010304 Ethan FleischerのTwitter]([[2021年]]9月12日)</ref>。狂った殺人鬼に集団が次々と殺害されるホラー映画のサブジャンルのことで、『悪魔のいけにえ』ではチェーンソーを武器とする殺人鬼[[Wikipedia:ja:レザーフェイス|レザーフェイス]]が登場する。
  

2022年6月11日 (土) 12:07時点における版


The Meathook Massacre / 食肉鉤虐殺事件 (X)(黒)(黒)
伝説のエンチャント

食肉鉤虐殺事件が戦場に出たとき、ターン終了時まで、すべてのクリーチャーは-X/-Xの修整を受ける。
あなたがコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失う。
対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、あなたは1点のライフを得る。


戦場に出たときに全体マイナス修整を与え、以後クリーチャー死亡するたびにライフ回復ライフロスを発生させる伝説のエンチャント

伝説のパーマネントであるため重ね張りはできないが、ETB能力は機能するため、全体除去に主眼を置くならほとんど気にならない。対アグロなら4~5マナ唱えることで盤面を一掃できるだろう。X呪文なので、クリーチャーのタフネス次第ではマナを節約でき、また固定値のマイナス修整と違いマナを費やすことで射程を伸ばせるという強みがある。除去に主眼を置く場合、既存カードに比べて効率が落ちるというX呪文にありがちな弱点を持ち合わせている一方、全体として見れば戦場に残りライフレースで優位に立てる能力との抱き合わせになっていることでコスト・パフォーマンスは悪くない。マナが足りずクリーチャーが残ってしまったとしても、小粒を巻き込みながらライフを得ることで延命措置とするなど器用に立ち回ることができる。

戦場に出た後は、クリーチャーの死亡時にコントローラーに応じてライフゲインやライフロスが発生する。全体除去を効率的に使うには対戦相手にある程度展開してほしいので、それまでに受けたダメージを補えるのは合理的なデザインと言える。ライフロス能力を積極的に活かしたいなら、クリーチャー・トークン生成能力持ちと組み合わせるとよいだろう。これの能力以外で死亡しても誘発するため、サクリファイスデッキでの削り役としても検討できるが、サクリファイスのような小粒のクリーチャーを並べるデッキはそもそも全体除去を好んで採用しないのがネック。2マナエンチャントだと思って採用することになるか。

登場時のスタンダードでは黒コントロール白黒ミッドレンジなどにおいて採用されるほか、青黒コントロールでも一時期は使用されていた。蔓延/Infestのようなの3マナ-2/-2修整がないなか、強力なエシカの戦車/Esika's Chariotのトークン生成への返し札としてピッタリなところが評価点の一つ。影の評決/Shadows' Verdict激しい恐怖/Crippling Fearと同居しているが、早い段階で撃てたり回復効果など差別化できる点は多い。もちろんそれらと併用するデッキも存在している。

ヒストリック黒緑フードにおいても採用される。パンくずの道標/Trail of Crumbsで拾えるパーマネントの全体除去であり、なおかつ夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Denを相棒に据える条件を邪魔しないと、優れた噛み合いを見せる。

リミテッドにおいては、何も工夫せずとも勝手に死亡していく腐乱持ちゾンビを生成する手段が豊富に存在することから、コンスタントにライフを削る手段として活躍が見込める。

脚注

  1. Ethan FleischerのTwitter2021年9月12日)

参考

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