スタンダード

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==現在の使用可能カードセット==
 
==現在の使用可能カードセット==
[[2021年]]7月23日現在、以下のセットに含まれるカード(番外カード含む)が使用可能である。
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[[2021年]]9月24日現在、以下のセットに含まれるカード(番外カード含む)が使用可能である。
  
*[[エルドレインの王権]]
 
*[[テーロス還魂記]]
 
*[[イコリア:巨獣の棲処]]
 
*[[基本セット2021]]
 
 
*[[ゼンディカーの夜明け]]
 
*[[ゼンディカーの夜明け]]
 
*[[カルドハイム]]
 
*[[カルドハイム]]
 
*[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]
 
*[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]
 
*[[フォーゴトン・レルム探訪]]
 
*[[フォーゴトン・レルム探訪]]
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*[[イニストラード:真夜中の狩り]]
  
 
また、Arenaのアリーナ・スタンダードのみ、[[カード個別評価:コンピューターゲーム専用カード#Magic: The Gathering Arena|基礎セット]]に含まれるカードの一部も使用可能として扱われる。  
 
また、Arenaのアリーナ・スタンダードのみ、[[カード個別評価:コンピューターゲーム専用カード#Magic: The Gathering Arena|基礎セット]]に含まれるカードの一部も使用可能として扱われる。  
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==禁止カード==
 
==禁止カード==
*[[大釜の使い魔/Cauldron Familiar]]
 
*[[僻境への脱出/Escape to the Wilds]]
 
*[[創案の火/Fires of Invention]]
 
*[[幸運のクローバー/Lucky Clover]]
 
*[[王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns]]
 
 
*[[創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation]]
 
*[[創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation]]
*[[むかしむかし/Once Upon a Time]]
 
*[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]]
 
  
 
==主なデッキ・その他==
 
==主なデッキ・その他==

2021年9月24日 (金) 12:48時点における版

主な公式フォーマット

スタンダード/Standardとは、公式フォーマットの1つ。構築フォーマットの1つとして分類されている。

  • Magic: The Gathering Arenaの公式フォーマットでもある、1本先取(BO1)制スタンダードである「アリーナ・スタンダード/Arena Standard」についても解説する。

目次

解説

使用可能なセットは直近2年に発売された5~8つの基本セットまたはエキスパンション、秋のエキスパンション発売(9~10月頃)に合わせて1年ごとにローテーションし使用可能セットが入れ替わる。

禁止カードは存在するが、制限カードは存在しない。

  • 1997年1月1日からスタンダードにおいて制限カードは廃止され、当時の制限カードは全て禁止カードとなった。
  • 禁止カード指定は明示的に解除されなかったとしても、ローテーション落ちの時点で解除される。
  • WotCの裁量により、基本セットとエキスパンションの他、ウェルカム・デッキなど一部の初心者向け構築済みデッキに含まれるカードもスタンダード使用可能扱いの場合もある。当該カードは、リリース翌年秋に発売されるエキスパンションが発売された同時にスタンダードから落ちか、ローテーションの影響を受けないようになった。

環境の特色

最近のセットのみで構築できるため新規参入がしやすく、また最も多くの認定イベントに採用されているフォーマットである為、プレイ人口も多い。一方競技マジックでも、最も多くのミシックチャンピオンシッププロツアー)の構築部門に採用されているフォーマットであり、競技マジックでは一番重要なフォーマットといえる。

  • カード・プールの狭さから、新たなセットの影響を強く受けやすい。特にローテーション時には環境がガラリと変わり多様さと新鮮さが保たれている。
  • プレイヤーの多さからカードの需要が変動しやすく、参入の敷居の低さとは裏腹に、勝っていくためには現在のメタや次のメタを読み取りデッキをチューンする能力が必要とされる。したがって良くも悪くも競技志向の強いフォーマットとも言える。
    • 先述の通りメタが変遷しやすい環境であるため、このフォーマットでプレイし続けるためにはカードを入手し続けることが避けられず、ある程度の資金が必要である。ただしカードの流通量が多いため、他環境と比べれば初期参入コストは安い傾向がある。
  • 近年では、WotC開発部側がゲーム時間が長期化するのを嫌ってか、打ち消し呪文全体除去呪文といったコントロール向けカードの弱体化により、純粋なパーミッション系コントロールが組まれることが比較的少なくなってきている。逆にクリーチャーの質は年々著しく上昇しており、クリーチャーによる戦闘が増加。それを対策したコントロールデッキ、コントロールに強いクロック・パーミッション…といったメタ形成となる傾向がある。

呼称

スタン」と略して呼ばれることも多い。

  • 古い呼び方であるが、どのセットでも使えるフォーマットのタイプ1(現ヴィンテージ)に対して、使えるセットが限定された「第2のフォーマット」としてタイプ2と呼ばれることもあった。(略称はT2。)
    • タイプ2という呼称は、あくまで単なる俗称である。公式にタイプ2とされていた時期はない。

変遷

新規のプレイヤーと初期からのプレイヤーでカード資産の差がついてしまう問題を解決するため、「新しめのセット限定」として考え出されたのがスタンダードである。

  • 1995年1月1日に、公式に制定された。この時の使用可能セットはリバイズド・エディションザ・ダークフォールン・エンパイアの3セットのみ。その後アイスエイジが発売されてからは1つの基本セットと3つのエキスパンションから構成された。
    • 初期の一時期、デッキを作るとき、「フォーマットで使えるカードセットすべてから最低5枚ずつ入れる必要がある」というルールがあった。
  • 1997年7月1日からは、1つの基本セットと2つのブロックから構成する形式となった。新基本セットが参入するたびに直前の基本セットが落ち(2年に1回)、新ブロックの第一セットが参入するたびに現行のブロックの内で最も古いブロックが落ちるようになった(1年に1回)。
  • 2009年基本セット2010)からは、ローテーションの制度は変更されていないが、基本セットの発売間隔が1年に1回に変わった。
  • 2010年基本セット2011)からは、1~2つの基本セットと2つのブロックから構成する形式となった。新基本セットが参入しても直前の基本セットは落ちず、新ブロックが参入するたびに古い方の基本セットと最古のブロックが同時に落ちるようになった。
  • 2015年から、3つのブロックから構成する形式となった。同時に、マジック・オリジンを最後に基本セットは(一度)廃止されるとともに、1ブロックは2セットで構成されるようになった。これに伴い、2016年春からローテーションも半年に1度に変更された。
  • 半年に1度のローテーションは「スタンダードについて行くのが大変だ」と多くのプレイヤーから不評だったため、2017年から、春のローテーションが廃止され、使用可能なセットが3つのブロック(5~6セット)から4つのブロック(5~8セット)に拡張された[1][2]

現在の使用可能カードセット

2021年9月24日現在、以下のセットに含まれるカード(番外カード含む)が使用可能である。

また、Arenaのアリーナ・スタンダードのみ、基礎セットに含まれるカードの一部も使用可能として扱われる。

禁止カード

主なデッキ・その他

スタンダードの変遷を参照。

関連リンク

Standard Week

WotCの公式ウェブマガジン『Daily MTG』では、2012年8月6日から10日にかけて「Standard Week(スタンダード特集)」として、各連載記事でスタンダードに関する特集が組まれた。以下は各コーナーの特集記事。

脚注

  1. Revisiting Standard Rotation/スタンダード・ローテーションの見直しについて(News 2016年10月19日 Aaron Forsythe著)
  2. Metamorphosis 2.0/変身2.0(Making Magic 2017年6月12日 Mark Rosewater著)

参考

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