迷い子、フブルスプ/Fblthp, the Lost
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==開発秘話== | ==開発秘話== |
2019年5月23日 (木) 23:02時点における版
伝説のクリーチャー — ホムンクルス(Homunculus)
迷い子、フブルスプが戦場に出たとき、カードを1枚引く。これがあなたのライブラリーから戦場に出たか、あなたのライブラリーから唱えられていたなら、代わりにカードを2枚引く。
迷い子、フブルスプが呪文の対象になったとき、迷い子、フブルスプをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
ラヴニカ/Ravnicaの人気キャラクター、フブルスプ/Fblthpがついにカード化。ETBのドローに加え、呪文の対象になると戦場から逃げ出してライブラリーに迷い込んでしまう能力を持つ。そうして迷子になった彼を上手くライブラリーから見つけ出せればETB能力にボーナスが付く。
単純にドロー付きクリーチャーと考えた場合、1マナ軽い幕僚団/Council of Advisors、もしくは青になったエルフの幻想家/Elvish Visionaryであり、デッキの潤滑油としてはそれなりに便利。
ライブラリーから出た場合のボーナスを狙う場合、スタンダードでは直接戦場に出すなら新生化/Neoformや首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifarなどの選択肢がある。ライブラリーから唱える場合はボーラスの城塞/Bolas's Citadelや実験の狂乱/Experimental Frenzyがあるが、ライブラリーの一番上を指定しているため、別途積み込む手段も必要になる。舞台照らし/Light Up the Stageのように一旦追放領域を経由する場合は機能しない。
そういった手間をかけて得られるものが追加のドロー1枚だけでは割に合っているとは言い難いが、フレイバーとしての完成度は高く、フブルスプファンならばデッキを作ってみるといいだろう。
スタンダード外ではさまざまなコンボが考えられている。特に変幻の杖/Proteus Staffとの相性は良く、ライブラリーに他のクリーチャーがいなければ、ライブラリーを完全に積み込んだ上に2枚ドローすることができる。いわば青単色で最後の審判/Doomsday+2枚ドローをするようなものであり、統率者戦ではさっそくフブルスプを統率者に据えたデッキが組まれている。
登場時のスタンダードでは、軽量な伝説のクリーチャーであるため総動員地区/Mobilized Districtやモックス・アンバー/Mox Amberとのシナジーが強い点に着目されてアゾリウス・フレンズで採用される。2枚ドローを狙う手段は特にないが、各種プレインズウォーカーを守るブロッカー兼潤滑油として貢献する。
開発秘話
フブルスプはMark Rosewaterにより銀枠セットのUnstableでカード化することも検討されたが、クリエイティブ・チームにフブルスプの黒枠でのカード化予定の有無について確認したところ、予定があると答えられたためその時点でのカード化は見送られた。灯争大戦の展望デザイン段階においてMarkは彼のカード化について再びクリエイティブ・チームに確認をし、ギルド/Guildがメインテーマから外れたことでサイクルに囚われず伝説のクリーチャーをデザインできる灯争大戦は最適なタイミングであるとして、カード化が実現した。カード化にあたってのデザインは二の足踏みのノリン/Norin the Waryに着想を得ている[1]。
ストーリー
フブルスプ/Fblthpはラヴニカ/Ravnicaに住むホムンクルス。アゾリウス評議会/The Azorius Senateに奉仕し、対価として食事や住まいなどを支給されている。
詳細はフブルスプ/Fblthpを参照。
脚注
- ↑ War Games/大戦のゲーム(Making Magic 2019年4月22日 Mark Rosewater著)