青黒ライブラリーアウト
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2016年8月22日 (月) 20:36時点における版
青黒ライブラリーアウト(UB Mill)は主にモダン環境に存在するライブラリー破壊デッキ。
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概要
Archive Trap / 書庫の罠 (3)(青)(青)
インスタント — 罠(Trap)
インスタント — 罠(Trap)
このターン、対戦相手1人が自分のライブラリーを探していたなら、あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく(0)を支払ってもよい。
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを13枚切削する。
軽量で大量のライブラリーを削ることができるカードを最速で対戦相手に叩き込み、ライブラリーアウトさせて勝利する戦術のデッキ。
数枚のライブラリー破壊カードをエンドカードに据えたコントロールや、無限ライブラリー破壊コンボのような従来のライブラリー破壊デッキの形態とは大きく異なるのが特徴。マジック史上でもここまで大量のライブラリー破壊カードのみで構成されたデッキは珍しい。その構築理念はもはやバーンデッキに近い。
継続的なライブラリー破壊手段としては催眠の宝珠/Mesmeric Orbや各種フェッチランドと相性の良い面晶体のカニ/Hedron Crab、息切れ対策としては彼方の映像/Visions of Beyondや殻船着の島/Shelldock Isleなどが採用される。ビートダウンデッキ対策に墓所への乱入/Crypt Incursionや不敬な遺品/Profane Memento、コンボデッキ対策に外科的摘出/Surgical Extractionと、ライブラリー破壊と併せた防御・妨害が行えることも強み。
デッキ全体の各パーツがシナジーしており、早ければ4ターンほどで対戦相手のライブラリーを削りきることが可能。
- 中村修平曰く、「親和やドレッジのようないわゆる「メイン最強系」のデッキを名乗れるレベル」(→参考)。
- 天敵はやはりエルドラージ覚醒に収録されている3体の伝説のエルドラージ達(引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornなど)。対戦相手を対象に取るカードが多い関係上神聖の力線/Leyline of Sanctityも悶絶モノ。どちらのカードもモダンではかなりの頻度で見られるカードであり、中々メタゲームの上位には入り込めない。
- 対策としては自分のライブラリーを削れるカードのみを残し墓地を大量に肥やした後に黒4マナを用意した上で奈落の総ざらい/Empty the Pitsを唱えることでゾンビトークンを10体以上並べて殴り勝つ、などがある。
- 白をタッチして書庫の罠/Archive Trapと相性の良い流刑への道/Path to Exileや、前述の伝説のエルドラージへの回答となる隠匿+探求/Hide+Seekを追加したバージョンも見られる。
サンプルレシピ
- Magic Onlineで結果を残した青黒純正バージョン。
サンプルレシピ2
- 参考
- グランプリロサンゼルス16 9-4-2
- 使用者:Jinlin Li
- フォーマット
Blue-Black Mill [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 継続的にライブラリー破壊が可能な躁の書記官/Manic Scribeを追加したバージョン。罠の橋/Ensnaring Bridgeによりビートダウン耐性を高めている。