ヴィダルケンの枷

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'''ヴィダルケンの枷'''(''Vedalken Shackles'')は、[[スタンダード]]に[[フィフス・ドーン]]が参入してから登場した[[青]][[単色]]の[[パーミッション]]系[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]。[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]を採用している以外は、ほとんど[[ノンクリーチャー]]に近い構成で、[[フィニッシャー]]は[[対戦相手]]から奪うことが多い。
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'''ヴィダルケンの枷'''(''Vedalken Shackles'')は、[[スタンダード]]に[[フィフス・ドーン]]が参入してから登場した[[青単色デッキ|青単色]]の[[パーミッション]]系[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]。[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]を採用している以外は、ほとんど[[ノンクリーチャー]]に近い構成で、[[フィニッシャー]]は[[対戦相手]]から奪うことが多い。
  
 
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[[打ち消す|打ち消し]]が弱体化させられていたため、長い間[[青単コントロール]]は姿を消していたが、[[卑下/Condescend]]の登場により[[パーミッション]]を組むことが可能となり誕生した。
  
当然として[[親和 (デッキ)|親和デッキ]]に滅法弱いが、逆に[[アンチデッキ|アンチ]]親和デッキは通常のパーミッションや[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]に勝てない側面を持っていた。「環境最多の親和が25%。ならば他の75%に対しては有利に戦える」というものすごい理屈で誕生したデッキで、当初は「No Affinity」(親和なんていない)とも呼ばれていた(流石に完全に開き直るのは無理だったか、[[無効/Annul]]や[[機械の行進/March of the Machines]]といった親和対策[[カード]]が[[サイドボード]]に満載である)。
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当然として[[親和 (デッキ)#ミラディン・ブロック期|親和デッキ]]に滅法弱いが、逆に[[アンチデッキ|アンチ]]親和デッキは通常のパーミッションや[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]に勝てない側面を持っていた。「[[環境]]最多の親和が25%。ならば他の75%に対しては有利に戦える」というものすごい理屈で誕生したデッキで、当初は「No Affinity」(親和なんていない)とも呼ばれていた(流石に完全に開き直るのは無理だったか、[[無効/Annul]]や[[機械の行進/March of the Machines]]といった親和対策[[カード]]が[[サイドボード]]に満載である)。
  
 
序盤は[[マナ漏出/Mana Leak]]等の打ち消し、及び[[残響する真実/Echoing Truth]]等の[[バウンス]]で時間を稼ぎ、[[島/Island]]の数が増えてきたら[[ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles]]で奪った[[クリーチャー]]を[[ブロッカー]]にして[[アドバンテージ]]を稼ぐ。相手を[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]しきったら、ヴィダルケンの枷や[[袖の下/Bribery]]で奪ったクリーチャー、又は[[クリーチャー化]]した[[隠れ石/Stalking Stones]]などでとどめを刺す、というのが基本的な動き。
 
序盤は[[マナ漏出/Mana Leak]]等の打ち消し、及び[[残響する真実/Echoing Truth]]等の[[バウンス]]で時間を稼ぎ、[[島/Island]]の数が増えてきたら[[ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles]]で奪った[[クリーチャー]]を[[ブロッカー]]にして[[アドバンテージ]]を稼ぐ。相手を[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]しきったら、ヴィダルケンの枷や[[袖の下/Bribery]]で奪ったクリーチャー、又は[[クリーチャー化]]した[[隠れ石/Stalking Stones]]などでとどめを刺す、というのが基本的な動き。
  
[[禁止カード]]により親和デッキが消滅した後は、[[神河物語]]で[[潮の星、京河/Keiga, the Tide Star]]や[[曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror]]といった優秀なフィニッシャーを得て、[[ビッグ・ブルー]]として[[メタゲーム]]の一角をなした。
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[[禁止カード]]により親和デッキが消滅した後は、[[神河物語]]で[[潮の星、京河/Keiga, the Tide Star]]や[[曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror]]といった優秀な[[フィニッシャー]]を得て、[[ビッグ・ブルー]]として[[メタゲーム]]の一角をなした。
  
 
==サンプルレシピ==
 
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*備考
 
*備考
**[[日本選手権05]] ベスト8([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/jpnat05ja/welcome 参考])
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**[[日本選手権05]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/jpnat05ja/welcome 参考])
 
**使用者:[[廣澤遊太]]
 
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*フォーマット
 
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2013年3月17日 (日) 12:07時点における版

ヴィダルケンの枷(Vedalken Shackles)は、スタンダードフィフス・ドーンが参入してから登場した青単色パーミッションコントロールデッキ真面目な身代わり/Solemn Simulacrumを採用している以外は、ほとんどノンクリーチャーに近い構成で、フィニッシャー対戦相手から奪うことが多い。

概要


Vedalken Shackles / ヴィダルケンの枷 (3)
アーティファクト

あなたは、あなたのアンタップ・ステップにヴィダルケンの枷をアンタップしないことを選んでもよい。
(2),(T):あなたがコントロールする島(Island)の数以下のパワーを持つクリーチャー1体を対象とする。ヴィダルケンの枷がタップ状態であり続けるかぎり、そのクリーチャーのコントロールを得る。



Condescend / 卑下 (X)(青)
インスタント

呪文1つを対象とし、それをそれのコントローラーが(X)を支払わないかぎり、打ち消す。占術2を行う。(あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見て、そのうちの望む枚数のカードを望む順番であなたのライブラリーの一番下に置き、残りを望む順番で一番上に置く。)


打ち消しが弱体化させられていたため、長い間青単コントロールは姿を消していたが、卑下/Condescendの登場によりパーミッションを組むことが可能となり誕生した。

当然として親和デッキに滅法弱いが、逆にアンチ親和デッキは通常のパーミッションやビートダウンに勝てない側面を持っていた。「環境最多の親和が25%。ならば他の75%に対しては有利に戦える」というものすごい理屈で誕生したデッキで、当初は「No Affinity」(親和なんていない)とも呼ばれていた(流石に完全に開き直るのは無理だったか、無効/Annul機械の行進/March of the Machinesといった親和対策カードサイドボードに満載である)。

序盤はマナ漏出/Mana Leak等の打ち消し、及び残響する真実/Echoing Truth等のバウンスで時間を稼ぎ、島/Islandの数が増えてきたらヴィダルケンの枷/Vedalken Shacklesで奪ったクリーチャーブロッカーにしてアドバンテージを稼ぐ。相手をコントロールしきったら、ヴィダルケンの枷や袖の下/Briberyで奪ったクリーチャー、又はクリーチャー化した隠れ石/Stalking Stonesなどでとどめを刺す、というのが基本的な動き。

禁止カードにより親和デッキが消滅した後は、神河物語潮の星、京河/Keiga, the Tide Star曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirrorといった優秀なフィニッシャーを得て、ビッグ・ブルーとしてメタゲームの一角をなした。

サンプルレシピ

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (8) 2 曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror
4 呪師の弟子/Jushi Apprentice| 3 すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All
4 尖塔のゴーレム/Spire Golem| 4 選別の秤/Culling Scales
呪文 (27) 2 残響する真実/Echoing Truth
4 無効/Annul 2 旅行者の凧/Journeyer's Kite
4 マナ漏出/Mana Leak 1 最後の言葉/Last Word
4 邪魔/Hinder 1 巻き直し/Rewind
3 最後の言葉/Last Word
2 巻き直し/Rewind
4 ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles
4 ブーメラン/Boomerang
2 知識の渇望/Thirst for Knowledge
土地 (25)
20 島/Island
4 隠れ石/Stalking Stones
1 嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well

参考

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