群れに餌/Feed the Pack
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
7行: | 7行: | ||
[[構築]]では6[[マナ]]と[[重い]]割にクリーチャー依存であるのが気になるところ。一応[[壁 (俗語)|壁]]を並べて序盤を凌ぎ、最終的にこの[[カード]]を[[フィニッシャー]]とするような[[デッキ]]は考えられるが、適切なクリーチャーが相当充実した[[カードプール]]でないと厳しいか。 | [[構築]]では6[[マナ]]と[[重い]]割にクリーチャー依存であるのが気になるところ。一応[[壁 (俗語)|壁]]を並べて序盤を凌ぎ、最終的にこの[[カード]]を[[フィニッシャー]]とするような[[デッキ]]は考えられるが、適切なクリーチャーが相当充実した[[カードプール]]でないと厳しいか。 | ||
− | [[リミテッド]] | + | [[リミテッド]]では単純な戦力増強や、[[狼]]の[[部族 (俗称)|部族]]シナジーに加えて、[[閉所恐怖症/Claustrophobia]]や[[罪の重責/Burden of Guilt]]などといった[[擬似除去]]系[[オーラ]]へのアンチカードとしても有用。 |
− | + | トークン生成[[能力]]は、この手のカードに多い「[[アップキープ]]の開始時」ではなく「[[終了ステップ]]の開始時」に[[誘発]]するため、置いたターンに[[ブロッカー]]を[[展開]]できる。攻撃後のタップ状態のクリーチャーを[[生け贄に捧げる]]ことで疑似[[警戒]]のような効果も得られる。 | |
*クリーチャーを[[生け贄に捧げる]]かどうか、どれを生け贄に捧げるかを選択するのは[[能力]]の[[解決]]時。 | *クリーチャーを[[生け贄に捧げる]]かどうか、どれを生け贄に捧げるかを選択するのは[[能力]]の[[解決]]時。 | ||
15行: | 15行: | ||
**クリーチャーが[[ダメージ]]を受けてもタフネスの値は変化しない。 | **クリーチャーが[[ダメージ]]を受けてもタフネスの値は変化しない。 | ||
**歴代一のタフネス偏重クリーチャー[[解放の樹/Tree of Redemption]]を組み合わせると、[[忌むべき者の軍団/Army of the Damned]]並に展開できる。ただしタフネスを[[ライフ]]と[[交換]]していた場合は、トークンの数もその値になる。(十分なライフがあれば、14体以上展開する事も可能) | **歴代一のタフネス偏重クリーチャー[[解放の樹/Tree of Redemption]]を組み合わせると、[[忌むべき者の軍団/Army of the Damned]]並に展開できる。ただしタフネスを[[ライフ]]と[[交換]]していた場合は、トークンの数もその値になる。(十分なライフがあれば、14体以上展開する事も可能) | ||
− | **やや手間だが、[[荒れ野の本質/Essence of the Wild]] | + | **やや手間だが、[[荒れ野の本質/Essence of the Wild]]との相性はよい。適当な[[小型クリーチャー]]を荒れ野の本質の[[コピー]]にしてこれの[[生け贄]]にすると、6/6が6体登場する。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[レア]] |
2012年2月3日 (金) 23:13時点における版
Feed the Pack / 群れに餌 (5)(緑)
エンチャント
エンチャント
あなたの終了ステップの開始時に、あなたはトークンでないクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。そうした場合、緑の2/2の狼(Wolf)クリーチャー・トークンをX体生成する。Xは、生け贄に捧げられたクリーチャーのタフネスである。
毎ターン、クリーチャーを食べさせることで狼・トークンを生産するエンチャント。
1体のクリーチャーをそのタフネスの数の2/2トークンに変換するので、概ね戦力としては2倍前後になる。適当な餌があれば十分物量差で押し切れる威力があるが、できればタフネス偏重のクリーチャーや、同じエキスパンションの不死クリーチャーと組み合わせて使いたい。
構築では6マナと重い割にクリーチャー依存であるのが気になるところ。一応壁を並べて序盤を凌ぎ、最終的にこのカードをフィニッシャーとするようなデッキは考えられるが、適切なクリーチャーが相当充実したカードプールでないと厳しいか。
リミテッドでは単純な戦力増強や、狼の部族シナジーに加えて、閉所恐怖症/Claustrophobiaや罪の重責/Burden of Guiltなどといった擬似除去系オーラへのアンチカードとしても有用。
トークン生成能力は、この手のカードに多い「アップキープの開始時」ではなく「終了ステップの開始時」に誘発するため、置いたターンにブロッカーを展開できる。攻撃後のタップ状態のクリーチャーを生け贄に捧げることで疑似警戒のような効果も得られる。
- クリーチャーを生け贄に捧げるかどうか、どれを生け贄に捧げるかを選択するのは能力の解決時。
- タフネスは戦場における最後の情報を参照する。
- クリーチャーがダメージを受けてもタフネスの値は変化しない。
- 歴代一のタフネス偏重クリーチャー解放の樹/Tree of Redemptionを組み合わせると、忌むべき者の軍団/Army of the Damned並に展開できる。ただしタフネスをライフと交換していた場合は、トークンの数もその値になる。(十分なライフがあれば、14体以上展開する事も可能)
- やや手間だが、荒れ野の本質/Essence of the Wildとの相性はよい。適当な小型クリーチャーを荒れ野の本質のコピーにしてこれの生け贄にすると、6/6が6体登場する。