セジーリのステップ/Sejiri Steppe
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[[リミテッド]]でも[[歩く大地図/Walking Atlas]]と組み合わせると上記のテクニックが使えるので、覚えておくとよい。 | [[リミテッド]]でも[[歩く大地図/Walking Atlas]]と組み合わせると上記のテクニックが使えるので、覚えておくとよい。 | ||
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*[[カード個別評価:ワールドウェイク]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:ワールドウェイク]] - [[コモン]] |
2019年10月21日 (月) 03:10時点における最新版
土地
セジーリのステップはタップ状態で戦場に出る。
セジーリのステップが戦場に出たとき、あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたは色を1色選ぶ。ターン終了時まで、それはプロテクション(選ばれた色)を得る。
(T):(白)を加える。
ETBで、ルーンの母/Mother of Runesや心優しきボディガード/Benevolent Bodyguardのようなことができる土地。
プロテクションを付与できるタイミングが限られ、持続する時間も短いため、基本的に戦闘で相手の防御網を突破するか、クリーチャーにエンチャントされたオーラを除去するかの二つに一つの使い道しかない。
前者の使い道ではウィニーやビートダウンに投入するのが一般的だと思われるが、多色デッキ相手には十分な効果が見込めず、展開力重視のデッキにタップインの土地を入れるのは少々憚られ、構築レベルに達しているかは疑問が残る。
後者の使い道ならばアドバンテージが獲得できるが、環境に大きく依存してしまう。自分がコントロールしているクリーチャーしか対象にできないため、平和な心/Pacifismなどの除去が主な利用先となる。そのようなオーラが構築で広く使われるようになるなら、このカードの出番もあるだろう。
なかなか使いどころが難しいカードではあるが、インスタント・タイミングで戦場に出す手段があると活用の幅が広がる。特にライブラリーから直接探して戦場に出すカードとは相性がよく、聖遺の騎士/Knight of the Reliquaryの入った白緑ビートダウン、輪作/Crop Rotationを使用するヘックスメイジ・デプスなどではシルバーバレット用によく1枚挿しされる。
リミテッドでも歩く大地図/Walking Atlasと組み合わせると上記のテクニックが使えるので、覚えておくとよい。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ワールドウェイクの呪文土地のサイクル。各色のコモンに1枚ずつ存在するタップインの土地で、対応した色マナを生み出す。また、ETB能力で何らかの恩恵を受けられる。
- セジーリのステップ/Sejiri Steppe
- ハリマーの深み/Halimar Depths
- ボジューカの沼/Bojuka Bog
- くすぶる尖塔/Smoldering Spires
- カルニの庭/Khalni Garden
ゼンディカーの呪文土地のサイクル。各色のコモンに1枚ずつ存在するタップインの土地で、対応した色マナを生み出す。また、ETB能力で何らかの恩恵を受けられる。
- カビーラの交差路/Kabira Crossroads
- 飛翔する海崖/Soaring Seacliff
- ピラニアの湿地/Piranha Marsh
- ぐらつく峰/Teetering Peaks
- 変わり樹の木立ち/Turntimber Grove