ペンドレルリボルト
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− | 当時のルールでは、[[アップキープ・コスト]]を必要とする[[パーマネント]] | + | 当時のルールでは、[[アップキープ・コスト]]を必要とする[[パーマネント]]は、それを[[支払う|支払わない]]限り[[能力]]を[[起動]]できなかった。そのため、この2枚を出してすべての[[土地]]と[[クリーチャー]]にアップキープ・コストを付けると、土地からもクリーチャーからも[[マナ]]が出せないため、すべて[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]させることができる。その後新たに土地を[[プレイ]]しても、[[クリーチャー化]]による[[召喚酔い]]でマナは出せない。 |
− | クリーチャーでない[[マナ・アーティファクト]] | + | クリーチャーでない[[マナ・アーティファクト]]からはマナを出せるので、それらのマナの分だけはクリーチャー/土地を守ることができる。さらに、なんらかの方法で一つの土地のコストを払うことができれば「その土地からマナを出して別の土地のコストを払う」を繰り返すことで、すべての土地を残すことができる(ほとんどは[[タップ]]状態になってしまうが)。もちろん、これらは[[対戦相手]]も同じことであるため、相手のマナ・アーティファクトは事前に除去しておく必要がある。 |
− | + | 最終的に、残したクリーチャーで[[攻撃]]して[[勝利]]する。タップ状態の2/2クリーチャーが大量に残るため、早期決着用に[[ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought]]を使用することもあった。 | |
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+ | *一見するとロックしたら抜け出せないように見えるが、当時の環境には[[モックス・ダイアモンド/Mox Diamond]]や[[水蓮の花びら/Lotus Petal]]から[[エメラルドの魔除け/Emerald Charm]]という対策が存在していたため、対策の対策として早期決着で対抗していた。 | ||
+ | *現在のルールであってもアップキープ・コストの支払い自体は存在するので、[[マナ・アーティファクト]]でも無い限り、土地をタップ状態で押さえ込みつつクリーチャーを一掃できる。ただし、土地の維持を諦めればある程度の時間クリーチャーを残せるので、当時ほどの確実性は無い。 | ||
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+ | ==サンプルレシピ== | ||
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+ | **使用者:[[Jay Schneider]] | ||
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+ | {| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;" | ||
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+ | !colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (65) | ||
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+ | !colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (0) | ||
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+ | !colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (42) | ||
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+ | |3||[[ペンドレルの霧/Pendrell Mists]] | ||
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+ | |3||[[プロパガンダ/Propaganda]] | ||
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+ | |3||[[衝動/Impulse]] | ||
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+ | |4||[[直観/Intuition]] | ||
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+ | |3||[[自然の反乱/Nature's Revolt]] | ||
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+ | |3||[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]] | ||
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+ | |1||[[森の知恵/Sylvan Library]] | ||
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+ | |3||[[神の怒り/Wrath of God]] | ||
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+ | |3||[[ジェラードの知恵/Gerrard's Wisdom]] | ||
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+ | |3||[[ハルマゲドン/Armageddon]] | ||
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+ | |3||[[悟りの教示者/Enlightened Tutor]] | ||
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+ | |3||[[沈黙のオーラ/Aura of Silence]] | ||
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+ | |3||[[乳白色のダイアモンド/Marble Diamond]] | ||
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+ | |2||[[苔色のダイアモンド/Moss Diamond]] | ||
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+ | |2||[[空色のダイアモンド/Sky Diamond]] | ||
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+ | !colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (23) | ||
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+ | |3||[[真鍮の都/City of Brass]] | ||
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+ | |2||[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]] | ||
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+ | |2||[[宝石鉱山/Gemstone Mine]] | ||
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+ | |1||[[反射池/Reflecting Pool]] | ||
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+ | |3||[[低木林地/Brushland]] | ||
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+ | |3||[[スカイシュラウドの森/Skyshroud Forest]] | ||
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+ | |3||[[ヴェクの教区/Vec Townships]] | ||
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+ | |3||[[アダーカー荒原/Adarkar Wastes]] | ||
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+ | |2||[[平地/Plains]] | ||
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+ | |1||[[森/Forest]] | ||
+ | |- | ||
+ | !colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード | ||
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+ | |3||[[孤独の都/City of Solitude]] | ||
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+ | |1||[[神の怒り/Wrath of God]] | ||
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+ | |1||[[ジェラードの知恵/Gerrard's Wisdom]] | ||
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+ | |1||[[ハルマゲドン/Armageddon]] | ||
+ | |- | ||
+ | |3||[[水流破/Hydroblast]] | ||
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+ | |3||[[寒け/Chill]] | ||
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+ | |3||[[日中の光/Light of Day]] | ||
+ | |} | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
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+ | [[Category:緑青デッキ|へんとれるりほると]] | ||
+ | [[Category:コンボデッキ|へんとれるりほると]] | ||
+ | [[Category:ロックデッキ|へんとれるりほると]] | ||
+ | [[Category:緑青コンボデッキ|へんとれるりほると]] | ||
+ | [[Category:緑青ロックデッキ|へんとれるりほると]] | ||
+ | [[Category:ミラージュ・ブロックを含むスタンダードデッキ|へんとれるりほると]] | ||
+ | [[Category:テンペスト・ブロックを含むスタンダードデッキ|へんとれるりほると]] |
2021年3月1日 (月) 16:46時点における最新版
ペンドレルリボルト(Pendrell Revolt)は、第6版でのルール変更以前に成立していた、ペンドレルの霧/Pendrell Mistsと自然の反乱/Nature's Revoltによるロックデッキ。
Pendrell Mists / ペンドレルの霧 (3)(青)
エンチャント
エンチャント
すべてのクリーチャーは「あなたのアップキープの開始時に、あなたが(1)を支払わないかぎり、このクリーチャーを生け贄に捧げる。」を持つ。
当時のルールでは、アップキープ・コストを必要とするパーマネントは、それを支払わない限り能力を起動できなかった。そのため、この2枚を出してすべての土地とクリーチャーにアップキープ・コストを付けると、土地からもクリーチャーからもマナが出せないため、すべて生け贄に捧げさせることができる。その後新たに土地をプレイしても、クリーチャー化による召喚酔いでマナは出せない。
クリーチャーでないマナ・アーティファクトからはマナを出せるので、それらのマナの分だけはクリーチャー/土地を守ることができる。さらに、なんらかの方法で一つの土地のコストを払うことができれば「その土地からマナを出して別の土地のコストを払う」を繰り返すことで、すべての土地を残すことができる(ほとんどはタップ状態になってしまうが)。もちろん、これらは対戦相手も同じことであるため、相手のマナ・アーティファクトは事前に除去しておく必要がある。
最終的に、残したクリーチャーで攻撃して勝利する。タップ状態の2/2クリーチャーが大量に残るため、早期決着用にファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtを使用することもあった。
- 一見するとロックしたら抜け出せないように見えるが、当時の環境にはモックス・ダイアモンド/Mox Diamondや水蓮の花びら/Lotus Petalからエメラルドの魔除け/Emerald Charmという対策が存在していたため、対策の対策として早期決着で対抗していた。
- 現在のルールであってもアップキープ・コストの支払い自体は存在するので、マナ・アーティファクトでも無い限り、土地をタップ状態で押さえ込みつつクリーチャーを一掃できる。ただし、土地の維持を諦めればある程度の時間クリーチャーを残せるので、当時ほどの確実性は無い。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- 使用者:Jay Schneider
- フォーマット