終止/Terminate

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[[恐怖/Terror]]の[[不特定マナ・コスト]]を[[赤マナ]]に変更するだけで、[[クリーチャー]]を種類を問わず[[破壊]]することができるようになった。
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[[軽い|軽く]]扱いやすい[[呪文]][[マルチカラー]]にすると、ここまでぶっ飛んだ[[カード]]になるという好例。[[色拘束]]がきつくなり、[[プロテクション]](赤)の[[クリーチャー]]を[[対象]]に取れないという欠点も新たに生まれてしまったが、非常に汎用性の高い[[除去]]である。
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[[色拘束]]がきつくなり、[[プロテクション]][[]])の[[クリーチャー]]を[[対象]]に取れないという欠点も新たに生まれてしまったが、非常に汎用性の高い[[除去]]となった。
  
[[リミテッド]]では間違いなく最高クラスのカード。[[構築]]でも[[ラクドスカラー|黒赤]][[デッキ]]で活躍できる呪文である。
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[[プレーンシフト]]時代は、[[ダメージ]]での破壊が不可能に近い[[サイカトグ/Psychatog]]対策として登用された。[[アラーラ再誕]]での[[再録]]時も、[[ジャンドコントロール|ジャンド]]の基本パーツの位置を占めており、やはり[[スタンダード]]における活躍が素晴らしい。
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[[モダン]]でも[[ジャンドコントロール#モダン|ジャンド]]や[[Delver-Go#モダン|グリクシスデルバー]]、[[青黒赤コントロール#モダン|グリクシスコントロール]]といった色が合うデッキで採用されている。
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[[リミテッド]]でも間違いなく最高クラスのカード。[[パウパー]]でも優れたカードであり、特に対処しにくい[[ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact]]を破壊できる点が評価が高いが、多色化しづらい環境であるため多色であるという扱いづらさも相対的に大きい。
  
*[[プレーンシフト]]版の{{日本語画像|Terminate}}は[[点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter]]の最期を描いたもの。
 
 
*2006年3月の[[フライデー・ナイト・マジック]]の[[プロモーション・カード]]となった。これは[[ディセンション]]発売前の時期であり、ピンラインが黒と赤の2色に色分けされた初のカードとなった。
 
*2006年3月の[[フライデー・ナイト・マジック]]の[[プロモーション・カード]]となった。これは[[ディセンション]]発売前の時期であり、ピンラインが黒と赤の2色に色分けされた初のカードとなった。
*[[アラーラ再誕]]で[[再録]]。[[2009年]]の[[エイプリル・フール#2009年|エイプリル・フール]]では、パックの中におかしな[[カード]]ばかりの入った[[ドラフト]]ビューアが公開されていたが、その中に新[[絵|イラスト]]の終止が紛れており、再録が示唆されていた。[[スタンダード]]での活躍が期待される。
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*[[2009年]]の[[エイプリル・フール#2009年|エイプリル・フール]]では、パックの中におかしな[[カード]]ばかりの入った[[ドラフト]]ビューアが公開されていたが、その中に新[[絵|イラスト]]の終止が紛れており、アラーラ再誕での再録が示唆されていた。
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*[[モダンマスターズ2017]]でも[[再録]]され、[[レアリティ]]が[[アンコモン]]に引き上げられるとともに新{{Gatherer|id=426517}}が与えられた。
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**モダンマスターズ2017版のイラストでは[[太陽のタイタン/Sun Titan]]が破壊されている。この2枚の[[フレイバー・テキスト]]を並べて見ると感慨深い。[[統率者2017]]版でもこのイラストが使用されている。
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{{フレイバーテキスト|沈まない燃え盛る太陽。||太陽のタイタン/Sun Titan}}
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{{フレイバーテキスト|沈まない太陽などない。||終止/Terminate}}
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==関連カード==
 
==関連カード==
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===類似カード===
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クリーチャーを色やタイプを問わず破壊する他の呪文は[[殺害/Murder]]を参照。
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*[[戦慄掘り/Dreadbore]] - 終止と同じ[[マナ・コスト]]。[[プレインズウォーカー]]を破壊可能になった一方、再生を許すとともにソーサリーになっている。([[ラヴニカへの回帰]])
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*[[終末の苦悶/Terminal Agony]] - 通常は2マナ増えているが、[[マッドネス]]時は終止と同じ[[マナ・コスト]]。再生を許すとともにソーサリーになっている。([[モダンホライゾン2]])
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===サイクル===
 
===サイクル===
 
{{サイクル/プレーンシフトのコモンの多色呪文}}
 
{{サイクル/プレーンシフトのコモンの多色呪文}}
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==ストーリー==
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[[プレーンシフト]]版は、5人のPrimeval Dragonの長であり[[シヴ/Shiv]]のDragon Nation(ドラゴン国)を率いる[[点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter]]の最期を描いたもの({{Gatherer|id=25871}})。彼を始めとする[[ドラゴン]]たちは、[[ファイレクシア/Phyrexia]]の脅威よりも他の[[ドミナリア/Dominaria]]勢との戦争に没頭してしまう。破滅的な結末を悟ったデアリガズはドミナリアを守るため火山に身を投じて、自身の生涯とドラゴンの戦争を'''終止'''/''Terminate''させる。(→小説[[Planeshift]]参照)
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一方、[[アラーラ再誕]]版は、[[ナヤ/Naya]]の[[人間/Human#ナヤ|人間/Human]]がこの呪文で消し炭のようになった場面({{Gatherer|id=196143}})。
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掌編[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/day-vedalken-exploded-2009-05-06 The Day a Vedalken Exploded]では、[[アラーラの断片サイクルのその他のキャラクター#Keimon|Keimon(ケイモン)]]が唱えた天候呪文は[[大渦/The Maelstrom]]の影響で暴走し、[[謎のスフィンクス/Enigma Sphinx#ストーリー|謎のスフィンクス/Enigma Sphinx]]や[[徴兵されたワーム/Enlisted Wurm#ストーリー|徴兵されたワーム/Enlisted Wurm]]、[[血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf#ストーリー|血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf]]を次々に出現させた後に、この呪文がケイモン自身を絶命させる。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:アラーラ再誕]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アラーラ再誕]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:プレーンシフト]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:プレーンシフト]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:アサシンクリード]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:モダンマスターズ2017]]  - [[アンコモン]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2023年#Absolute Annihilation|Secret Lair Drop Series: Absolute Annihilation]]
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__NOTOC__

2024年6月29日 (土) 22:57時点における最新版


Terminate / 終止 (黒)(赤)
インスタント

クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。


恐怖/Terror不特定マナ・コスト赤マナに変更したら、クリーチャーを種類を問わず破壊することができるようになった。

色拘束がきつくなり、プロテクション)のクリーチャー対象に取れないという欠点も新たに生まれてしまったが、非常に汎用性の高い除去となった。

プレーンシフト時代は、ダメージでの破壊が不可能に近いサイカトグ/Psychatog対策として登用された。アラーラ再誕での再録時も、ジャンドの基本パーツの位置を占めており、やはりスタンダードにおける活躍が素晴らしい。

モダンでもジャンドグリクシスデルバーグリクシスコントロールといった色が合うデッキで採用されている。

リミテッドでも間違いなく最高クラスのカード。パウパーでも優れたカードであり、特に対処しにくいギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpactを破壊できる点が評価が高いが、多色化しづらい環境であるため多色であるという扱いづらさも相対的に大きい。

沈まない燃え盛る太陽。
(出典:太陽のタイタン/Sun Titan)
沈まない太陽などない。
(出典:終止/Terminate)

[編集] 関連カード

[編集] 類似カード

クリーチャーを色やタイプを問わず破壊する他の呪文は殺害/Murderを参照。

[編集] サイクル

プレーンシフトコモン多色呪文サイクル。いずれも友好色の組み合わせである。

[編集] ストーリー

プレーンシフト版は、5人のPrimeval Dragonの長でありシヴ/ShivのDragon Nation(ドラゴン国)を率いる点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniterの最期を描いたもの(イラスト)。彼を始めとするドラゴンたちは、ファイレクシア/Phyrexiaの脅威よりも他のドミナリア/Dominaria勢との戦争に没頭してしまう。破滅的な結末を悟ったデアリガズはドミナリアを守るため火山に身を投じて、自身の生涯とドラゴンの戦争を終止/Terminateさせる。(→小説Planeshift参照)

一方、アラーラ再誕版は、ナヤ/Naya人間/Humanがこの呪文で消し炭のようになった場面(イラスト)。

掌編The Day a Vedalken Explodedでは、Keimon(ケイモン)が唱えた天候呪文は大渦/The Maelstromの影響で暴走し、謎のスフィンクス/Enigma Sphinx徴兵されたワーム/Enlisted Wurm血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfを次々に出現させた後に、この呪文がケイモン自身を絶命させる。

[編集] 参考

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