八十岡翔太

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
21行: 21行:
 
**[[プロツアー「タルキール龍紀伝」]]のカバレージでもそれについて触れられた<ref>[http://web.archive.org/web/20150415025134/http://coverage.mtg-jp.com/ptdtk15/article/014657 【観戦記事】 第9回戦:Rick Lee(マレーシア) vs. 八十岡 翔太(日本)(Internet Archive)]([[2015年]]4月11日)</ref>が、その大会にて見事準優勝を勝ち取り、直後の殿堂入りとなった。
 
**[[プロツアー「タルキール龍紀伝」]]のカバレージでもそれについて触れられた<ref>[http://web.archive.org/web/20150415025134/http://coverage.mtg-jp.com/ptdtk15/article/014657 【観戦記事】 第9回戦:Rick Lee(マレーシア) vs. 八十岡 翔太(日本)(Internet Archive)]([[2015年]]4月11日)</ref>が、その大会にて見事準優勝を勝ち取り、直後の殿堂入りとなった。
 
*元々は[[バーン]]の愛好家であるらしく、[[チーム戦|チーム]]・[[スタンダード]]戦の[[グランプリ浜松06]]では[[ボロスバーン]]を持ち込み、準優勝に貢献している。[[タカラトミー]]公式サイトの[[浅原晃]]のコラムでは、[[日本選手権06]]で[[鈴木貴大]]の使用した[[ヤソコン]]へのコメントを求められた際「[[対抗呪文/Counterspell]]か[[火炎破/Fireblast]]さえあれば、俺の時代が…」と答えている<ref>[http://web.archive.org/web/20081205235947/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20060929dtb/index.html Standard Decks to Beat 2006 September ~後編~(Internet Archive)]([[2006年]]9月29日)</ref>。
 
*元々は[[バーン]]の愛好家であるらしく、[[チーム戦|チーム]]・[[スタンダード]]戦の[[グランプリ浜松06]]では[[ボロスバーン]]を持ち込み、準優勝に貢献している。[[タカラトミー]]公式サイトの[[浅原晃]]のコラムでは、[[日本選手権06]]で[[鈴木貴大]]の使用した[[ヤソコン]]へのコメントを求められた際「[[対抗呪文/Counterspell]]か[[火炎破/Fireblast]]さえあれば、俺の時代が…」と答えている<ref>[http://web.archive.org/web/20081205235947/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20060929dtb/index.html Standard Decks to Beat 2006 September ~後編~(Internet Archive)]([[2006年]]9月29日)</ref>。
 +
**[[インビテーショナル07]]ではカウンターバーンを体現したようなカード《Avater of Fire and Ice》を提出しており<ref>[https://web.archive.org/web/20071020093045/http://wizards.com/default.asp?x=mtgevent/mi07/cardsubmissions Card Submissions(Internet Archive)]</ref>、のちに浅原晃のコラムでも取り上げられている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/guffdailycard/0032917/ 今日の1枚:Avater of Fire and Ice]([[2019年]]8月10日 文:浅原晃)</ref>。
 
*殿堂入りを果たす頃にはすっかりコントロールデッキの使い手として定着していたが、グランプリ浜松06と同じくチーム戦である[[ワールド・マジック・カップ17]]では[[赤単色デッキ|赤単]][[アグロ]]デッキの[[ラムナプ・レッド]]を使用。彼が[[構築]]でアグロデッキを使う姿は多くの反響を呼んだが、[[チームメイト]]の[[渡辺雄也]]が「実は[[ビートダウン|ビート]]のほうがうまい」と評する貫禄のプレイで優勝に貢献した(→[http://team-cygames.com/2017/12/02/4048/ 参考])。
 
*殿堂入りを果たす頃にはすっかりコントロールデッキの使い手として定着していたが、グランプリ浜松06と同じくチーム戦である[[ワールド・マジック・カップ17]]では[[赤単色デッキ|赤単]][[アグロ]]デッキの[[ラムナプ・レッド]]を使用。彼が[[構築]]でアグロデッキを使う姿は多くの反響を呼んだが、[[チームメイト]]の[[渡辺雄也]]が「実は[[ビートダウン|ビート]]のほうがうまい」と評する貫禄のプレイで優勝に貢献した(→[http://team-cygames.com/2017/12/02/4048/ 参考])。
 
*MOおよびtwitterアカウント「yaya3」のyayaの部分は[[Wikipedia:ja:Strawberry_Panic!の登場人物|「南都 夜々」]]というキャラクターから取られている。
 
*MOおよびtwitterアカウント「yaya3」のyayaの部分は[[Wikipedia:ja:Strawberry_Panic!の登場人物|「南都 夜々」]]というキャラクターから取られている。

2024年8月12日 (月) 08:48時点における最新版

八十岡 翔太(やそおか しょうた)は、日本のマジックプレイヤー。人呼んで「ヤソ」。Team Cygames所属。

目次

[編集] 概要

1984年8月10日に神奈川県川崎市で誕生[1]

プロツアーバルセロナ01で213位を獲得し、これがプロプレイヤーとしての活動実績を初めて残した瞬間であった。この時まだ高校2年生であった[1]

日本を代表するデザイナーであり、そのデッキ構築能力は世界でも随一である。デッキ構築だけでなく、自分が作るからこそ分かっているデッキのプレイ方針もあり、Blazing Speedと称される迷いの無いプレイングでギャラリーを魅了する。

特にコントロールデッキに定評があり、日本における呪師コントロールなどの先駆者。彼が作成する独特かつ斬新な構成のコントロールデッキはヤソコンの名前で親しまれている。

2006年に入ってからの活躍は特に素晴らしく、プロツアーチャールストン06ではプロツアーチャンプに輝き、プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

その後、無理にプロツアー・ポイントを獲得しない方針へと変更し、Magic Onlineで「yaya3」としての活動を中心としていた。2009年には、同年より制定されたMagic Online プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、現実世界と電脳世界の両方を制した唯一のプレイヤーとなった。

しかしMagic Onlineで活動すると本気になりすぎて時間を使いすぎてしまうらしく、翌2010年に現実世界のトーナメントに復帰し、Magic Onlineの活動を最小限に留めている。

2015年、マジック・プロツアー殿堂入り。殿堂入り後もプロツアー「カラデシュ」では初個人戦プロツアー優勝し、ワールド・マジック・カップ17では日本チームの優勝に貢献するなど、競技マジックの最前線を走り続けている。

[編集] オリジナルデッキ構築論

晴れる屋におけるコラム記事において、オリジナルデッキを構築する際の考え方について述べている(→記事)。

目標は環境に存在する全てのデッキに5割5分以上とれるデッキを作ることであり、無理そうでもそれを作ることを心がけている。逆に勝率がどこまで行っても同型5割にしかならない、Caw-Bladeのようなデッキを使うことはない。他に選択肢がない環境ではジャンドフェアリーなどを使うこともあるが、その場合は練習量・プレイングで5割5分とれる自信をつける。

デッキを作るコツは天啓。暇があってはリストを見て可能性を模索する。既存のデッキを使っても他者と相対的に有利がつかないので、勝つためにはオリジナルデッキを作るべしと提唱している。

また、プロツアー「タルキール龍紀伝」後に公式サイトに掲載されたコラムでは、同大会で使用したデッキの作成経緯と共に、デッキを作る際のアプローチの仕方についても述べている。主に用いる手法として、「自分が使いたいカードを見つけてそれを最大限に使えるデッキを構築する」手法と、「マジック開発部の意図を探る」(開発部が「何を使わせようとしているのか?」を意識する)手法の二つを挙げている(参考)。

[編集] 八十岡×川崎のスタンダードウォッチング

タカラトミー公式サイトで、カバレージライターの川崎大輔とともにコラム「八十岡×川崎のスタンダードウォッチング」を連載していた。タカラトミー公式サイト縮小後も、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト日本公式サイトやプレミアイベントのカバレージ、マナバーン誌などで不定期に連載を続けている。

[編集] 連載履歴

[編集] 主な戦績

[編集] プロツアー

[編集] 地域チャンピオンシップ

[編集] アリーナ・チャンピオンシップ

[編集] チャンピオンシップ

[編集] プレイヤーズツアー

[編集] グランプリ

[編集] その他

[編集] 代表的なデッキ

[編集] 脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 『マナバーン2018』(ホビージャパン、2017年11月30日初版)p.97-112 ISBN 9784798615776
  2. なかしゅー世界一周2012・第14回:殿堂候補者たちのプレイング(Internet Archive)(2012年7月5日 文:中村修平)
  3. 【観戦記事】 第9回戦:Rick Lee(マレーシア) vs. 八十岡 翔太(日本)(Internet Archive)(2015年4月11日)
  4. Standard Decks to Beat 2006 September ~後編~(Internet Archive)(2006年9月29日)
  5. Card Submissions(Internet Archive)
  6. 今日の1枚:Avater of Fire and Ice(2019年8月10日 文:浅原晃)
  7. 『マナバーン2021』(ホビージャパン、2020年12月21日初版)p.17 ISBN 9784798623849
  8. @Vendilion(X/Twitter 2019年3月20日 高橋優太)

[編集] 参考

マジック・プロツアー殿堂顕彰者
2005年 Jon Finkel - Darwin Kastle - Tommi Hovi - Alan Comer - Olle Råde‎
2006年 Bob Maher - David Humpherys - Raphaël Lévy - Gary Wise - Rob Dougherty
2007年 Kai Budde - Zvi Mowshowitz - 藤田剛史 - Nicolai Herzog - Randy Buehler
2008年 Dirk Baberowski - Mike Turian - Jelger Wiegersma - Olivier Ruel - Ben Rubin
2009年 Antoine Ruel - Kamiel Cornelissen - Frank Karsten
2010年 Gabriel Nassif - Brian Kibler - 齋藤友晴 - Bram Snepvangers
2011年 中村修平 - Anton Jonsson - Steven O'Mahoney-Schwartz
2012年 Paulo Vitor Damo da Rosa - 津村健志 - 大礒正嗣 - Patrick Chapin
2013年 Luis Scott-Vargas - William Jensen - Ben Stark
2014年 三原槙仁 - Paul Rietzl - Guillaume Wafo-Tapa
2015年 Eric Froehlich - 八十岡翔太 - Willy Edel
2016年 渡辺雄也 - Owen Turtenwald
2017年 Josh Utter-Leyton - Martin Jůza
2018年 Seth Manfield - Lee Shi Tian
2019年 Reid Duke
QR Code.gif