嵐の走者、ナジャル/Najal, the Storm Runner

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ただし、[[団結のドミナリア]][[リミテッド]]の[[赤青]]といえば、軽量呪文を詰め込んで[[静電式歩兵/Electrostatic Infantry]]や[[トレイリアの恐怖/Tolarian Terror]]で殴り切る[[テンポ]]戦略が王道であり、5マナと[[重い]]上に回避能力も[[除去耐性]]も即効性もないナジャルはやや浮いている。同デッキが[[クリーチャー]]の枚数を絞ることもあって、理想的なテンポデッキが組めると40枚から抜けてしまう可能性すらある。どちらかというと、テンポに寄せきれず[[ミッドレンジ]]か[[コントロール]]戦略とのハイブリッド気味になってしまった場合に真価を発揮する。
 
ただし、[[団結のドミナリア]][[リミテッド]]の[[赤青]]といえば、軽量呪文を詰め込んで[[静電式歩兵/Electrostatic Infantry]]や[[トレイリアの恐怖/Tolarian Terror]]で殴り切る[[テンポ]]戦略が王道であり、5マナと[[重い]]上に回避能力も[[除去耐性]]も即効性もないナジャルはやや浮いている。同デッキが[[クリーチャー]]の枚数を絞ることもあって、理想的なテンポデッキが組めると40枚から抜けてしまう可能性すらある。どちらかというと、テンポに寄せきれず[[ミッドレンジ]]か[[コントロール]]戦略とのハイブリッド気味になってしまった場合に真価を発揮する。
  
[[構築]]ではゲームが高速化し[[除去]]も増えるため、重い・遅い・脆いの三重の壁を乗り越える工夫を施さなければ、性能を発揮する前に退場するか[[ゲーム]]が終わってしまうだろう。ソーサリーをインスタントプレイできる能力は[[スタンダード]]ではユニークなため、これを利用した戦略が発見されれば替えの利かない1枚となりうる。
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[[構築]]ではゲームが高速化し[[除去]]も増えるため、重い・遅い・脆いの三重の壁を乗り越える工夫を施さなければ、性能を発揮する前に退場するか[[ゲーム]]が終わってしまうだろう。ソーサリーをインスタントプレイできる能力は[[スタンダード]]ではユニークだったが、[[歪んだ日食、ヘリオッド/Heliod, the Warped Eclipse]]の登場でその唯一性も薄れることになった。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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'''ナジャル'''/''Najal''は[[ドミナリア/Dominaria]]在住の[[イフリート]]。女性({{Gatherer|id=575993}})。
 
'''ナジャル'''/''Najal''は[[ドミナリア/Dominaria]]在住の[[イフリート]]。女性({{Gatherer|id=575993}})。
  
ナジャルは[[ラバイア/Rabiah]]の出身である。遥か昔から、彼女は故郷の無限に広野で最速のイフリートであると主張してきた。ある時同じ部族のイフリートから勝負を挑まれ、彼女は限界を突破した。すると突然、彼女はドミナリアの[[ティヴァン砂漠/Tivan Desert]]に放り出され、途方に暮れてしまった。ナジャルは[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]ではなく、この偉業を再現できるかはわからない。だが、一度とはいえ[[次元/Plane]]の壁を突き破るほどの速さで駆け抜けられたということは、今のところ十分な自慢となっている。
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ナジャルは[[ラバイア/Rabiah]]の出身である。遥か昔から、彼女は故郷の無限の広野で最速のイフリートであると主張してきた。ある時同じ部族のイフリートから勝負を挑まれ、彼女は限界を突破した。すると突然、彼女はドミナリアの[[ティヴァン砂漠/Tivan Desert]]に放り出され、途方に暮れてしまった。ナジャルは[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]ではなく、この偉業を再現できるかはわからない。だが、一度とはいえ[[次元/Plane]]の壁を突き破るほどの速さで駆け抜けられたということは、今のところ十分な自慢となっている。
  
 
===登場記事・登場作品===
 
===登場記事・登場作品===

2023年4月28日 (金) 08:44時点における最新版


Najal, the Storm Runner / 嵐の走者、ナジャル (2)(青)(青)(赤)
伝説のクリーチャー — イフリート(Efreet) ウィザード(Wizard)

あなたはソーサリー呪文を、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。
嵐の走者、ナジャルが攻撃するたび、あなたは(2)を支払ってもよい。そうしたなら、このターン、次にあなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えたとき、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。

5/4

ソーサリーインスタントプレイを可能にし、攻撃時に次に唱えるインスタント・ソーサリーをコピーできる伝説のイフリートウィザード

単に呪文のコピーをしたいだけなら感電の反復/Galvanic Iterationあたりを使ったほうが手軽なので、パワー5で殴れる肉体を持つことを活かしたい。回避能力を持たないので、稲妻の一撃/Lightning Strikeトレイリアの噴出/Tolarian Geyserをコピーしてブロッカーを排除してやると効果的。後者のようなキャントリップを利用すれば手札も増やせる。

ただし、団結のドミナリアリミテッド赤青といえば、軽量呪文を詰め込んで静電式歩兵/Electrostatic Infantryトレイリアの恐怖/Tolarian Terrorで殴り切るテンポ戦略が王道であり、5マナと重い上に回避能力も除去耐性も即効性もないナジャルはやや浮いている。同デッキがクリーチャーの枚数を絞ることもあって、理想的なテンポデッキが組めると40枚から抜けてしまう可能性すらある。どちらかというと、テンポに寄せきれずミッドレンジコントロール戦略とのハイブリッド気味になってしまった場合に真価を発揮する。

構築ではゲームが高速化し除去も増えるため、重い・遅い・脆いの三重の壁を乗り越える工夫を施さなければ、性能を発揮する前に退場するかゲームが終わってしまうだろう。ソーサリーをインスタントプレイできる能力はスタンダードではユニークだったが、歪んだ日食、ヘリオッド/Heliod, the Warped Eclipseの登場でその唯一性も薄れることになった。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

団結のドミナリアの、異なる色の色マナ1点と2点の組み合わせをマナ・コストに含む多色伝説のクリーチャーサイクル稀少度アンコモン

友好色色の組み合わせ表記の後ろ側、対抗色は前側のマナ・シンボルが2点になっている。

[編集] ストーリー

ナジャル/Najalドミナリア/Dominaria在住のイフリート。女性(イラスト)。

ナジャルはラバイア/Rabiahの出身である。遥か昔から、彼女は故郷の無限の広野で最速のイフリートであると主張してきた。ある時同じ部族のイフリートから勝負を挑まれ、彼女は限界を突破した。すると突然、彼女はドミナリアのティヴァン砂漠/Tivan Desertに放り出され、途方に暮れてしまった。ナジャルはプレインズウォーカー/Planeswalkerではなく、この偉業を再現できるかはわからない。だが、一度とはいえ次元/Planeの壁を突き破るほどの速さで駆け抜けられたということは、今のところ十分な自慢となっている。

[編集] 登場記事・登場作品

[編集] 参考

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