豪火を放て/Unleash the Inferno
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2023年9月9日 (土) 21:22時点における最新版
Unleash the Inferno / 豪火を放て (1)(黒)(赤)(緑)
インスタント
インスタント
クリーチャーやプレインズウォーカーのうち1体を対象とする。豪火を放てはそれに7点のダメージを与える。この方法でこれが余剰のダメージを与えたとき、対戦相手1人がコントロールしていてマナ総量がその余剰のダメージの点数以下であるアーティファクトやエンチャントのうち1つを対象とする。それを破壊する。
クリーチャーやプレインズウォーカー限定火力。さらにマナ総量が余剰のダメージ以下のアーティファクトやエンチャントも破壊できる。
色拘束は強いが4マナ7点は効率的にはなかなか。そのうえで条件こそ特殊だが1:2交換を取ることもできる。
直前のカード・セットがアーティファクト、エンチャントをフィーチャーした神河:輝ける世界であるのは環境的に追い風であり、アーティファクト・クリーチャーやクリーチャー・エンチャントが相手ならばクリーチャーを2体除去することもできる。総じて3色のマナを安定して出せるのであれば優秀な除去として機能する。該当するカード・タイプを対戦相手が使っていないとしても、前述の通り火力としても及第点以上の性能は備えており、メインデッキからの投入も苦になりづらい。
リミテッドでも除去という時点で有用ではあるが、アーティファクトもエンチャントも、対処が必須クラスの強力なものはアンコモン以下に少なめ。本領を発揮させるにはやはり構築での採用になるか。
- Infernoを「業火」と訳しているカードは多く存在するが、このカードの訳語は"豪"火である。エルドレインの森時点でこのような訳をされたカードは他にないため、表記ミスに気を付けたい。
[編集] ルール
- 「0点の余剰のダメージ」という事象は存在しない。したがって、0マナのパーマネントを破壊する場合も1点以上の余剰のダメージを発生させなければならない。
- アーティファクトやエンチャントを破壊する能力は再帰誘発型能力である。火力部分が解決した後、改めて破壊する対象を決定しスタックに置かれる。破壊能力の解決までの間に、プレイヤーは呪文を唱えたり能力を起動したりできる。
- 火力と破壊効果の間に状況起因処理がチェックされるため、発明の領事、パディーム/Padeem, Consul of Innovationなどのアーティファクトやエンチャントに除去耐性を与えるクリーチャーがいたとしても、それを火力で焼いた後に保護されていたパーマネントを破壊することができる。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- 終わりなき迂回/Endless Detour(緑白青)
- 虚空裂き/Void Rend(白青黒)
- 敵意ある乗っ取り/Hostile Takeover(青黒赤)
- 豪火を放て/Unleash the Inferno(黒赤緑)
- 白熱のアリア/Incandescent Aria(赤緑白)