歩哨の塔/Sentinel Tower
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2024年4月15日 (月) 07:29時点における最新版
Sentinel Tower / 歩哨の塔 (4)
アーティファクト
アーティファクト
あなたのターンにインスタントかソーサリーである呪文が唱えられるたび、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。歩哨の塔はそれに、このターンにその呪文より先に唱えられたインスタントかソーサリーである呪文の総数に1を足した数に等しい点数のダメージを与える。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
自分のターン中に唱えられたインスタントかソーサリーの回数分のダメージを与えるアーティファクト。
インスタントとソーサリーに万能火力がおまけとして付いてくるようなもので、非パーマネント呪文主体のデッキであれば強力なダメージソースになり得るカード。対戦相手が唱えたインスタントでも誘発するのがミソで、打ち消しやドロー呪文を唱えるだけでゴリゴリライフを削り、あるいは戦場を片付けてくれる。双頭巨人戦ではチームメイトの呪文も数えてくれるのでより使い勝手が増す。
性質上、ストームを始めとするチェイン・コンボ系デッキと相性がよく、追加のフィニッシャーとして採用を検討できる。エターナル基準では4マナとやや重いものの突然の衰微/Abrupt Decayで割られず、色を問わないのは利点。またカードプールが広がれば有用なインスタントも増え、こちらのターンに対戦相手が呪文を唱える可能性も高まる。
クリーチャー主体になるリミテッドでも、敵チームにコンバット・トリックを撃ちにくくさせ、味方チームの呪文には除去が付いてくるようなもので、戦場に与える影響は小さくない。有用な呪文が多めに取れているなら採用を検討したい。
- あなたのターンに最初に唱えられたインスタントかソーサリーである呪文によって、歩哨の塔は1点のダメージを与える。次に唱えられたものによって2点のダメージを与える。以下同様[1]。
- 非パーマネント呪文をダメージに変換するアーティファクトというと電招の塔/Dynavolt Towerと少し似ている。
- 似たアーティファクトにはスフィンクスの骨の杖/Sphinx-Bone Wandが存在する。そちらは蓄積カウンターを扱い、ターンを跨いだ運用が可能。
- ライフ回復版は霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir。ただし誘発範囲が違い、ライフをダメージに変換する起動型能力も持つ。
- 「リーグ・オブ・レジェンド」などに代表されるMOBA(マルチプレイヤー・オンライン・バトルアリーナ)ジャンルのデジタルゲームにおける、いわゆる「タワー」をモデルとしたトップダウン・デザインのはずだったが、直接的なデザインはどれも楽しくなかったためことごとくボツとなり、現在のトップダウンとしては中途半端なデザインになった[2]。
[編集] 参考
- ↑ Battlebond Release Notes/『バトルボンド』リリースノート(Feature 2018年6月1日)
- ↑ I Messed Up This Card | Magic: the Gathering Design Story | Battlebond #shorts(Gavin VerheyのYouTubeチャンネル 2022年1月8日)