エルダー

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初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[伝説の]]エルダー・[[ドラゴン]]の[[サイクル]]。長い間それら5種専用のクリーチャー・タイプであり、ストーリー上でも彼らのほとんどは死滅しているため、新たなエルダーは登場しないものと思われていた。しかし、後の[[タルキール龍紀伝]]において彼らとは異なる新たなエルダー・ドラゴンのサイクルが収録。レジェンド発売から実に20年以上の歳月を経ての再登場となり、大きな話題を呼んだ。その後も新たなエルダーが登場しており、少数ながら扱われることになったようだ。
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初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[伝説の]]エルダー・[[ドラゴン]]の[[サイクル]]。長い間それら5種専用のクリーチャー・タイプであり、ストーリー上でも彼らのほとんどは死滅しているため、新たなエルダーは登場しないものと思われていた。しかし、後の[[タルキール龍紀伝]]において彼らとは異なる新たなエルダー・ドラゴンのサイクルが収録。レジェンド発売から実に20年以上の歳月を経ての再登場となり、大きな話題を呼んだ。その後も新たなエルダーが登場しており、少数ながら扱われることになったようだ。[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]]では初の[[伝説の|伝説]]でないエルダーも登場した。
  
いずれも[[伝説のクリーチャー]]であり、必ず他のクリーチャー・タイプを併せ持つ。後述する特徴故か、いずれも強大な[[サイズ]]や[[能力]]を持つ。
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そのほとんどが[[伝説のクリーチャー]]であり、必ず他のクリーチャー・タイプを併せ持つ。後述する特徴故か、いずれも強大な[[サイズ]]や[[能力]]を持つ。
  
エルダーはいずれも[[伝説の|伝説]]であり、伝説のエルダーは[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]現在、総枚数に等しい29枚が存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Elder 「伝説の(Legendary)・エルダー(Elder)」でWHISPER検索])。
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伝説のエルダーは[[ダスクモーン:戦慄の館統率者デッキ]]現在38枚が存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Elder 「伝説の(Legendary)・エルダー(Elder)」でWHISPER検索])。また[[第1面]]・[[第2面]]ともに伝説のエルダーである[[原初の征服者、エターリ/Etali, Primal Conqueror]]も存在する。
  
 
*「Elder」とは「年長者、長老、古老」を意味するが、これは[[#エルダー・ドラゴン/Elder Dragon|エルダー・ドラゴン/Elder Dragon]]や[[#龍王/Dragonlord|龍王/Dragonlord]]などの、特に古く高位な存在のことを指したタイプである(後述)。明確な基準は不明だが、相応に「特別」な存在にのみ、このクリーチャー・タイプが与えられるようだ。
 
*「Elder」とは「年長者、長老、古老」を意味するが、これは[[#エルダー・ドラゴン/Elder Dragon|エルダー・ドラゴン/Elder Dragon]]や[[#龍王/Dragonlord|龍王/Dragonlord]]などの、特に古く高位な存在のことを指したタイプである(後述)。明確な基準は不明だが、相応に「特別」な存在にのみ、このクリーチャー・タイプが与えられるようだ。
 
**[[カード名]]に「Elder」を含むカードは多いが、いずれもエルダーのタイプは持っていない(→{{WHISPER検索/カード名|Elder}})。また、[[永遠の大魔道師、ジョダー/Jodah, Archmage Eternal]]のように途方もない時を生きている人物も多数カード化されているが、長命だからといってエルダーのタイプを持つわけではない。
 
**[[カード名]]に「Elder」を含むカードは多いが、いずれもエルダーのタイプは持っていない(→{{WHISPER検索/カード名|Elder}})。また、[[永遠の大魔道師、ジョダー/Jodah, Archmage Eternal]]のように途方もない時を生きている人物も多数カード化されているが、長命だからといってエルダーのタイプを持つわけではない。
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*[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]の世界観ではエルダー・ドラゴンはエインシャント・ドラゴン/Ancient Dragonより年若い([[アダルト・ゴールド・ドラゴン/Adult Gold Dragon|アダルト/Adult]]とエインシャントの間)ドラゴンを指す語であり、[[マジック]]のそれとは扱いが異なるが、[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]]で登場した[[エインシャント・ゴールド・ドラゴン/Ancient Gold Dragon|エインシャント・メタリック・ドラゴンのサイクル]]にはエルダー・ドラゴンのクリーチャー・タイプが与えられている。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
 
===[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon]]===
 
===[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon]]===
[[ドミナリア/Dominaria]]最古のドラゴンであり、同[[次元/Plane]]における全ドラゴン族の源流とされる者たち。[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon#訳語|巨竜戦争/Dragon War]]と呼ばれる対立で互いを滅ぼし合い、その大半が死滅した。
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[[ドミナリア/Dominaria]]最古のドラゴンであり、同[[次元/Plane]]における全ドラゴン族の源流とされる者たち。[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon#訳語|古龍戦争/The Elder Dragon War]]と呼ばれる対立で互いを滅ぼし合い、その大半が死滅した。
  
 
詳細は[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon]]を参照。
 
詳細は[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon]]を参照。
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詳細は[[龍王/Dragonlord]]を参照。
 
詳細は[[龍王/Dragonlord]]を参照。
  
*本来「エルダー/Elder」はドミナリアのエルダー・ドラゴン/Elder Dragon達を指すタイプだが、タルキールの龍王達がこのタイプを持っている事について、[[Doug Beyer]]は[http://dougbeyermtg.tumblr.com/post/112529400134/doug-please-explain-why-is-silumgar-an-elder 自身のブログ]で以下のように解説している。
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*本来「エルダー/Elder」はドミナリアのエルダー・ドラゴン/Elder Dragon達を指すタイプだが、タルキールの龍王達がこのタイプを持っている事について、[[Doug Beyer]]は[https://dougbeyermtg.tumblr.com/post/112529400134/doug-please-explain-why-is-silumgar-an-elder 自身のブログ]で以下のように解説している。
 
#最も高位の存在であり、[[ウギン/Ugin]]を除けば最古の存在であることを強調するため
 
#最も高位の存在であり、[[ウギン/Ugin]]を除けば最古の存在であることを強調するため
 
#彼らもまたドラゴン同士で争っており、世界を揺るがすその姿はタルキール版のエルダー・ドラゴンとして相応しいため
 
#彼らもまたドラゴン同士で争っており、世界を揺るがすその姿はタルキール版のエルダー・ドラゴンとして相応しいため
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===古の恐竜/Elder Dinosaur===
 
===古の恐竜/Elder Dinosaur===
[[イクサラン/Ixalan]]の黄金都市[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|オラーズカ/Orazca]]と共に大地の内に眠り、その解放と共に目覚めた、極めて巨大かつ強大な古の[[恐竜]]たち。それぞれが各[[色]]の[[マナ]]と、それが示す自然の性質の一面を体現している<ref>[https://magic.wizards.com/en/story/planes/ixalan IXALAN]/[https://magic.wizards.com/ja/story/planes/ixalan イクサラン](公式サイト)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/glimpse-far-side-sun-2018-01-17 Glimpse the Far Side of the Sun]/[http://mtg-jp.com/reading/ur/0030151/ 太陽の向こう側](Magic Story [[2018年]]1月17日 R&D Narrative Team著)</ref>。
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[[イクサラン/Ixalan]]の黄金都市[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|オラーズカ/Orazca]]と共に大地の内に眠り、その解放と共に目覚めた、極めて巨大かつ強大な古の[[恐竜]]たち。それぞれが各[[色]]の[[マナ]]と、それが示す自然の性質の一面を体現している<ref>[https://web.archive.org/web/20220122232607/https://magic.wizards.com/en/story/planes/ixalan IXALAN]/[https://web.archive.org/web/20220525122259/https://magic.wizards.com/ja/story/planes/ixalan イクサラン](旧公式サイト、いずれもInternet Archive)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/glimpse-far-side-sun-2018-01-17 Glimpse the Far Side of the Sun]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030151/ 太陽の向こう側](Magic Story [[2018年]]1月17日 R&D Narrative Team著)</ref>。
  
 
詳細は[[イクサランの相克]]のエルダー・恐竜([[原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawn#ストーリー|原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawn]]など)の各項を参照。
 
詳細は[[イクサランの相克]]のエルダー・恐竜([[原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawn#ストーリー|原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawn]]など)の各項を参照。
  
 
===タイタン/Titan===
 
===タイタン/Titan===
遥か昔、[[神 (テーロス・ブロック)#ストーリー|神々]]が現れる前の[[テーロス/Theros]]を支配していた強大な[[巨人]]たち。看守を務める運命の神[[クローティス/Klothys]]の下、[[死の国/The Underworld]]に封じられていた。
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遥か昔、[[神 (テーロス・ブロック)#ストーリー|神々]]が現れる前の[[テーロス/Theros]]を支配していた強大な[[巨人/Giant#テーロス|巨人/Giant]]たち。看守を務める運命の神[[クローティス/Klothys]]の下、[[死の国/The Underworld]]に封じられていた。
  
 
詳細は該当[[カード]]2種([[死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hunger#ストーリー|死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hunger]]、[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath#ストーリー|自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]])の項を参照。
 
詳細は該当[[カード]]2種([[死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hunger#ストーリー|死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hunger]]、[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath#ストーリー|自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]])の項を参照。

2024年9月26日 (木) 11:27時点における最新版

エルダー/Elderは、クリーチャー・タイプの1つ。


Nicol Bolas / ニコル・ボーラス (2)(青)(青)(黒)(黒)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)

飛行
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(青)(黒)(赤)を支払わないかぎり、ニコル・ボーラスを生け贄に捧げる。
ニコル・ボーラスが対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分の手札を捨てる。

7/7


Dragonlord Dromoka / 龍王ドロモカ (4)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)

この呪文は打ち消されない。
飛行、絆魂
あなたのターンの間、あなたの対戦相手は呪文を唱えられない。

5/7


Ancient Copper Dragon / エインシャント・カッパー・ドラゴン (4)(赤)(赤)
クリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)

飛行
エインシャント・カッパー・ドラゴンがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、1個のd20を振る。その出目に等しい数の宝物(Treasure)トークンを生成する。

6/5

初出はレジェンド伝説のエルダー・ドラゴンサイクル。長い間それら5種専用のクリーチャー・タイプであり、ストーリー上でも彼らのほとんどは死滅しているため、新たなエルダーは登場しないものと思われていた。しかし、後のタルキール龍紀伝において彼らとは異なる新たなエルダー・ドラゴンのサイクルが収録。レジェンド発売から実に20年以上の歳月を経ての再登場となり、大きな話題を呼んだ。その後も新たなエルダーが登場しており、少数ながら扱われることになったようだ。統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いでは初の伝説でないエルダーも登場した。

そのほとんどが伝説のクリーチャーであり、必ず他のクリーチャー・タイプを併せ持つ。後述する特徴故か、いずれも強大なサイズ能力を持つ。

伝説のエルダーはダスクモーン:戦慄の館統率者デッキ現在38枚が存在する(「伝説の(Legendary)・エルダー(Elder)」でWHISPER検索)。また第1面第2面ともに伝説のエルダーである原初の征服者、エターリ/Etali, Primal Conquerorも存在する。

[編集] ストーリー

[編集] エルダー・ドラゴン/Elder Dragon

ドミナリア/Dominaria最古のドラゴンであり、同次元/Planeにおける全ドラゴン族の源流とされる者たち。古龍戦争/The Elder Dragon Warと呼ばれる対立で互いを滅ぼし合い、その大半が死滅した。

詳細はエルダー・ドラゴン/Elder Dragonを参照。

[編集] 龍王/Dragonlord

タルキール/Tarkir氏族/Clanの頂点に君臨する、古の強大な達を指す。サルカン・ヴォル/Sarkhan Volによる歴史改変の結果、龍たちは絶滅の未来を脱し再びタルキールの覇者となった。

詳細は龍王/Dragonlordを参照。

  • 本来「エルダー/Elder」はドミナリアのエルダー・ドラゴン/Elder Dragon達を指すタイプだが、タルキールの龍王達がこのタイプを持っている事について、Doug Beyer自身のブログで以下のように解説している。
  1. 最も高位の存在であり、ウギン/Uginを除けば最古の存在であることを強調するため
  2. 彼らもまたドラゴン同士で争っており、世界を揺るがすその姿はタルキール版のエルダー・ドラゴンとして相応しいため
  3. 運命再編からタルキール龍紀伝まで実に1280年が経過しており、紡がれてきた時間を表すため

[編集] 古の恐竜/Elder Dinosaur

イクサラン/Ixalanの黄金都市オラーズカ/Orazcaと共に大地の内に眠り、その解放と共に目覚めた、極めて巨大かつ強大な古の恐竜たち。それぞれが各マナと、それが示す自然の性質の一面を体現している[1][2]

詳細はイクサランの相克のエルダー・恐竜(原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawnなど)の各項を参照。

[編集] タイタン/Titan

遥か昔、神々が現れる前のテーロス/Therosを支配していた強大な巨人/Giantたち。看守を務める運命の神クローティス/Klothysの下、死の国/The Underworldに封じられていた。

詳細は該当カード2種(死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hunger自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath)の項を参照。

[編集] 創始ドラゴン/The Founder Dragons

アルケヴィオス/Arcaviosの誕生と共に生まれ、アルケヴィオスの対抗色の魔法を最初に極めた5体のドラゴン。彼らは魔法の研究に専念する機関を設立し、これが後にストリクスヘイヴン/Strixhavenとなった。

詳細はアルケヴィオス/Arcavios#創始ドラゴン/The Founder Dragonsの項を参照。

[編集] タイプの変遷

初出のレジェンドの5種類はもともと「エルダー・ドラゴン・レジェンド」という一つのクリーチャー・タイプを持つクリーチャーであり、印刷されたそれらのカードでは「エルダー・ドラゴン・レジェンドの召喚」であった。その後、一時期ただの「レジェンド」になるも、再度復活。第6版の頃になると「クリーチャー・タイプは1単語」ということになり「エルダー」「ドラゴン」「レジェンド」の3つのクリーチャー・タイプに分割。さらに後の神河物語で「レジェンド」が特殊タイプ伝説の」に変更された。

[編集] 脚注

  1. IXALAN/イクサラン(旧公式サイト、いずれもInternet Archive)
  2. Glimpse the Far Side of the Sun/太陽の向こう側(Magic Story 2018年1月17日 R&D Narrative Team著)

[編集] 参考

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