ワールド・マジック・カップ18

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(1人の利用者による、間の3版が非表示)
1行: 1行:
 
'''ワールド・マジック・カップ18'''/''2018 World Magic Cup''は、[[2018年]]にスペイン・バルセロナで開催された[[ワールド・マジック・カップ]]。
 
'''ワールド・マジック・カップ18'''/''2018 World Magic Cup''は、[[2018年]]にスペイン・バルセロナで開催された[[ワールド・マジック・カップ]]。
  
[[チーム戦|チーム共同デッキ構築]][[スタンダード]]では、多くのチームが「[[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]]」「[[青赤]]を含む[[デッキ]]」「その他」という組み合わせを選択。[[デッキパワー]]が高く、他のデッキとのパーツの被りが少ないゴルガリ・ミッドレンジは74チーム中70チームに採用された。青赤デッキの選択は、[[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]](30チーム)と[[イゼット・フェニックス]]/[[青赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|イゼット・ドレイク]](28チーム)に二分された<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/2018WMC/team-unified-standard-metagame-breakdown-2018-12-14 Team Unified Standard Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/wmc18/article/0031552/ 「チーム共同デッキ構築スタンダード」メタゲーム・ブレイクダウン](Event Coverage 2018年12月14日 [[Frank Karsten]]著)</ref>。
+
==概要==
 +
[[チーム戦|チーム共同デッキ構築]][[スタンダード]]では、多くのチームが「[[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]]」「[[青赤]]を含む[[デッキ]]」「その他」という組み合わせを選択。[[デッキパワー]]が高く、他のデッキとのパーツの被りが少ないゴルガリ・ミッドレンジは74チーム中70チームに採用された。青赤デッキの選択は、[[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]](30チーム)と[[イゼット・フェニックス#スタンダード|イゼット・フェニックス]]/[[イゼット・ドレイク]](28チーム)に二分された<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/2018WMC/team-unified-standard-metagame-breakdown-2018-12-14 Team Unified Standard Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/wmc18/article/0031552/ 「チーム共同デッキ構築スタンダード」メタゲーム・ブレイクダウン](Event Coverage 2018年12月14日 [[Frank Karsten]]著)</ref>。
  
 
[[火による戦い/Fight with Fire]]+[[発展+発破/Expansion+Explosion|発展/Expansion]]を勝ち手段とする新しい形のジェスカイ・コントロールを持ち込んだフランス代表が、準々決勝で[[ワールド・マジック・カップ17|前回]]王者の日本を、準決勝で4大会連続ベスト4のイタリアを、決勝でイスラエルを破り、2度目のWMC優勝を飾った。
 
[[火による戦い/Fight with Fire]]+[[発展+発破/Expansion+Explosion|発展/Expansion]]を勝ち手段とする新しい形のジェスカイ・コントロールを持ち込んだフランス代表が、準々決勝で[[ワールド・マジック・カップ17|前回]]王者の日本を、準決勝で4大会連続ベスト4のイタリアを、決勝でイスラエルを破り、2度目のWMC優勝を飾った。
25行: 26行:
 
==上位入賞チーム==
 
==上位入賞チーム==
 
*優勝 フランス
 
*優勝 フランス
**[[Jean-Emmanuel Depraz]] ([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
+
**[[Jean-Emmanuel Depraz]]([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
**[[Arnaud Hocquemiller]] ([[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]])
+
**[[Arnaud Hocquemiller]]([[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]])
**[[Timothée Jammot]] ([[緑白トークン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|セレズニア・トークン]])
+
**[[Timothée Jammot]]([[緑白トークン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|セレズニア・トークン]])
 
*準優勝 イスラエル
 
*準優勝 イスラエル
**[[Yuval Zuckerman]] ([[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|白赤アグロ]])
+
**[[Yuval Zuckerman]]([[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|白赤アグロ]])
**[[Shahar Shenhar]] ([[青赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|イゼット・ドレイク]])
+
**[[Shahar Shenhar]]([[イゼット・ドレイク]])
**[[Amit Etgar]] ([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
+
**[[Amit Etgar]]([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
 
*第3位 香港
 
*第3位 香港
**[[Wu Kon Fai]] ([[天使 (デッキ)#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ボロス天使]])
+
**[[Wu Kon Fai]]([[天使 (デッキ)#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ボロス天使]])
**[[Lee Shi Tian]] ([[イゼット・フェニックス]])
+
**[[Lee Shi Tian]]([[イゼット・フェニックス#スタンダード|イゼット・フェニックス]])
**[[Alexander Dadyko]] ([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
+
**[[Alexander Dadyko]]([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
 
*第4位 イタリア
 
*第4位 イタリア
**[[Tian fa Mun]] ([[緑白トークン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|セレズニア・トークン]])
+
**[[Tian fa Mun]]([[緑白トークン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|セレズニア・トークン]])
**[[Andrea Mengucci]] ([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
+
**[[Andrea Mengucci]]([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
**[[Mattia Basilico]] ([[青赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|イゼット・ドレイク]])
+
**[[Mattia Basilico]]([[イゼット・ドレイク]])
 
*第5位 日本
 
*第5位 日本
**[[行弘賢]] ([[白緑ビートダウン/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|セレズニア・アグロ]])
+
**[[行弘賢]]([[白緑ビートダウン/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|セレズニア・アグロ]])
**[[難波直也]] ([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
+
**[[難波直也]]([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
**[[森山真秀]] ([[青赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|イゼット・ドレイク]])
+
**[[森山真秀]]([[イゼット・ドレイク]])
 
*第6位 中国
 
*第6位 中国
**[[Liu Yuchen]] ([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
+
**[[Liu Yuchen]]([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
**[[Song Long]] ([[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]])
+
**[[Song Long]]([[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]])
**[[Xu Ming]] ([[ビッグ・レッド#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ビッグ・レッド]])
+
**[[Xu Ming]]([[ビッグ・レッド#イクサラン・ブロック~基本セット2020期|ビッグ・レッド]])
 
*第7位 オーストラリア
 
*第7位 オーストラリア
**[[Benaya Lie]] ([[白赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ボロス・アグロ]])
+
**[[Benaya Lie]]([[白赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ボロス・アグロ]])
**[[David Mines]] ([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
+
**[[David Mines]]([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
**[[Matthew Garnham]] ([[ターボネクサス]])
+
**[[Matthew Garnham]]([[ターボネクサス]])
 
*第8位 スロバキア
 
*第8位 スロバキア
**[[Richar Hornansky]] ([[緑白トークン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|セレズニア・トークン]])
+
**[[Richar Hornansky]]([[緑白トークン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|セレズニア・トークン]])
**[[Ivan Floch]] ([[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]])
+
**[[Ivan Floch]]([[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]])
**[[Milan Niznansky]] ([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
+
**[[Milan Niznansky]]([[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]])
  
 
==脚注==
 
==脚注==
68行: 69行:
 
{{2018シーズン}}
 
{{2018シーズン}}
 
[[Category:世界選手権|わあるとましつくかつふ2018]]
 
[[Category:世界選手権|わあるとましつくかつふ2018]]
__NOTOC__
 

2021年5月23日 (日) 19:34時点における最新版

ワールド・マジック・カップ18/2018 World Magic Cupは、2018年にスペイン・バルセロナで開催されたワールド・マジック・カップ

目次

[編集] 概要

チーム共同デッキ構築スタンダードでは、多くのチームが「ゴルガリ・ミッドレンジ」「青赤を含むデッキ」「その他」という組み合わせを選択。デッキパワーが高く、他のデッキとのパーツの被りが少ないゴルガリ・ミッドレンジは74チーム中70チームに採用された。青赤デッキの選択は、ジェスカイ・コントロール(30チーム)とイゼット・フェニックス/イゼット・ドレイク(28チーム)に二分された[1]

火による戦い/Fight with Fire発展/Expansionを勝ち手段とする新しい形のジェスカイ・コントロールを持ち込んだフランス代表が、準々決勝で前回王者の日本を、準決勝で4大会連続ベスト4のイタリアを、決勝でイスラエルを破り、2度目のWMC優勝を飾った。

  • 日本代表は初のキャプテンとなる行弘賢と、森山真秀難波直也から成る3名。1日目・2日目のスタンダード部門を6連勝で駆け抜け、連覇こそならなかったものの、2大会連続となるベスト8入賞を成し遂げた。

[編集] 基本データ

[編集] 日程

  • 1日目は、チーム・シールド3回戦とチーム共同デッキ構築スタンダード4回戦を行う。ただし、6回戦までに4勝を上げたチームは、その時点で自動的に2日目進出が決定し、残りのラウンドに不戦勝が与えられる。全7回戦終了後、合計32チームに達するまで成績順に2日目進出が決められる。
  • 2日目は、4チームずつに分かれてダブル・エリミネーションのチーム共同デッキ構築スタンダードを行い、それぞれ上位2チームずつ計16チームが次に進出。次にそれをもう1回繰り返し、それぞれ上位2チームずつ計8チームが3日目の決勝ラウンドに進出する。
  • 3日目の決勝ラウンドは、シングル・エリミネーションのチーム共同デッキ構築スタンダードを行う。

[編集] 上位入賞チーム

[編集] 脚注

  1. Team Unified Standard Metagame Breakdown/「チーム共同デッキ構築スタンダード」メタゲーム・ブレイクダウン(Event Coverage 2018年12月14日 Frank Karsten著)

[編集] 参考

2018シーズン
世界選手権
ワールドカップ
世界選手権 - ワールド・マジック・カップ
国別選手権 日本 - アメリカ
プロツアー プロツアー「イクサランの相克」(ビルバオ) - プロツアー「ドミナリア」(リッチモンド) - マジック25周年記念プロツアー(ミネアポリス) - プロツアー「ラヴニカのギルド」(アトランタ)
グランプリ
イクサランの相克
サイクル
サンタクララ - インディアナポリス - ロンドン - ヒューストン - トロント冬 - リヨン - メンフィス
ドミナリア
サイクル
マドリード - サンティアゴ - フェニックス - 京都 - アムステルダム - シアトルレガシースタンダード) - シドニー - ハートフォード - ボローニャ - コロンバス - 北京 - ダラスフォートワース - バーミンガムレガシースタンダード) - トロント春 - ワシントンDC - コペンハーゲン
基本セット2019
サイクル
ラスベガスモダンリミテッド) - シンガポール - ピッツバーグ - バルセロナ - サンパウロ - 千葉 - サクラメント - トリノ - ミネアポリス - ブリュッセル - オーランド - プロビデンス - ロサンゼルス - プラハ - リッチモンドレガシースタンダード) - デトロイト - 香港 - ストックホルム
ラヴニカのギルド
サイクル
モントリオール - メキシコシティ - 名古屋 - デンバー - リール - ニュージャージー - アトランタ - メルボルン - ミルウォーキー - ワルシャワ - 静岡レガシースタンダード) - リバプール - ポートランド
ラヴニカの献身
サイクル
バンクーバー
その他 チームシリーズ決勝 - PoY決定戦 - ヴィンテージ - レガシー - ヨーロッパヴィンテージ - ヨーロッパレガシー - アジアヴィンテージ - アジアレガシー - Finals
1995-19961996-19971997-19981998-19991999-20002000-20012001-20022002-20032003-20042004-20052006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202020-20212021-20222022-20232023-20242024-2025
QR Code.gif