レギオン

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==概要==
 
==概要==
収録[[カード]]がすべて[[クリーチャー]]・カードという、前代未聞のカードセット。さらに新[[キーワード能力]]が3つも登場し、話題を呼んだ(→[[二段攻撃]]、[[増幅]]、[[挑発]])。表になった時に誘発する[[変異誘発型能力]]を持った[[変異]]クリーチャーが数多く登場し、変異の新たな側面を見せた。また15体の[[スリヴァー]]が新たな[[能力]]を持って復活しており、ファンを喜ばせた。
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収録[[カード]]がすべて[[クリーチャー]]・カードという、前代未聞のカードセット。さらに新[[キーワード能力]]が3つも登場し、話題を呼んだ(→[[二段攻撃]]、[[増幅]]、[[挑発]])。[[表向きになったとき]]に[[誘発]]する[[誘発型能力]]を持つ[[変異]]クリーチャーが数多く登場し、変異の新たな側面を見せた。また15体の[[スリヴァー]]が新たな[[能力]]を持って復活しており、ファンを喜ばせた。
 
*[[オンスロート]]の[[激浪の複製機/Riptide Replicator]]や[[グラクシプロン/Graxiplon]]は、スリヴァー復活を示唆するイラストや[[フレイバー・テキスト]]が使用されていた。
 
*[[オンスロート]]の[[激浪の複製機/Riptide Replicator]]や[[グラクシプロン/Graxiplon]]は、スリヴァー復活を示唆するイラストや[[フレイバー・テキスト]]が使用されていた。
  
 
当セットには[[アーティファクト・クリーチャー]]が存在せず、カードの収録枚数を各色同じにするため、当時の小型エキスパンションで一般的な収録数(143種類)より2種類多くなっている。
 
当セットには[[アーティファクト・クリーチャー]]が存在せず、カードの収録枚数を各色同じにするため、当時の小型エキスパンションで一般的な収録数(143種類)より2種類多くなっている。
  
「クリーチャーのみ」というセットの中にも、非クリーチャー呪文らしさを演出しようという試みが取られている。変異誘発型能力がメインであるが、[[風生まれの詩神/Windborn Muse|詩神]]の[[サイクル]]も「[[エンチャント]]っぽい」クリーチャーとしてデザインされたものである。
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「クリーチャーのみ」というセットの中にも、非クリーチャー呪文らしさを演出しようという試みが取られている。表向きになったときの誘発型能力がメインであるが、[[風生まれの詩神/Windborn Muse|詩神]]の[[サイクル]]も「[[エンチャント]]っぽい」クリーチャーとしてデザインされたものである。
  
 
*その性質上当然ではあるが、珍しく[[土地]]が収録されていないエキスパンションである。
 
*その性質上当然ではあるが、珍しく[[土地]]が収録されていないエキスパンションである。
*セットの略号で[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]/'''Leg'''endsとの紛らわしさが問題となり、これ以降のセットの略号はそれまでの2文字のものだけでなく、3文字のものも用いられることとなった。またこれに伴い、これ以前のセットにも3文字略号が作られた(現在ではすべてのセットに3文字略号が設定されている。→[[カードセット一覧]])。しかしLEGもLGNも両者のスペルが被っているところしか取られていないので、結局は紛らわしい。
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*さらに珍しいことに、すべてのカードが[[単色]]のセットでもある。アーティファクト・クリーチャーに加え[[多色]]のクリーチャーも収録されていない。
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*セットの略号で[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]/'''Leg'''endsとの紛らわしさが問題となり、これ以降のセットの略号はそれまでの2文字のものだけでなく、3文字のものも用いられることとなった。またこれに伴い、これ以前のセットにも3文字略号が作られた(現在ではすべてのセットに3文字略号が設定されている。→[[カードセット一覧]])。しかしLEGもLGNも両者の綴りが被っているところしか取られていないので、結局は紛らわしい。
 
*レギオンとは、ローマ軍隊の編成において、5000〜6000人の軍隊を指す言葉である。転じて、多数・軍団といった意味を持つようになった。また新約聖書中にて悪魔を指して使われた(マルコによる福音書、第5章。ローマはキリスト教徒を弾圧したため、それに対する当てつけで悪魔を指してレギオンと書いたという説もある)ため、悪魔の軍勢というニュアンスも含む。
 
*レギオンとは、ローマ軍隊の編成において、5000〜6000人の軍隊を指す言葉である。転じて、多数・軍団といった意味を持つようになった。また新約聖書中にて悪魔を指して使われた(マルコによる福音書、第5章。ローマはキリスト教徒を弾圧したため、それに対する当てつけで悪魔を指してレギオンと書いたという説もある)ため、悪魔の軍勢というニュアンスも含む。
 
**ちなみに、上記のマルコによる福音書の第5章は[[ダークウッドの猪/Durkwood Boars]]の[[フレイバー・テキスト]]の引用元である。
 
**ちなみに、上記のマルコによる福音書の第5章は[[ダークウッドの猪/Durkwood Boars]]の[[フレイバー・テキスト]]の引用元である。
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*[[Legions]] (小説)
 
*[[Legions]] (小説)
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
**[[オンスロート・ブロック]]
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**[[第7版]]
***[[オンスロート]]
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**[[オデッセイ・ブロック]]([[オデッセイ]] - [[トーメント]] - [[ジャッジメント]])
***[[レギオン]]
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**[[オンスロート・ブロック]]([[オンスロート]] - [[レギオン]] - [[スカージ]])
***[[スカージ]]
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**[[第8版]]
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**[[ミラディン・ブロック]]([[ミラディン]] - [[ダークスティール]] - [[フィフス・ドーン]])
  
 
[[Category:エキスパンション|れきおん]]
 
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2024年5月26日 (日) 00:43時点における最新版

レギオン/Legions
シンボル 盾と交差した槍
略号 LGN
コードネーム Moe
発売日 2003年2月1日
セット枚数 全145種類

レギオン/Legionsは、オンスロート・ブロックの1番目の小型エキスパンション。2003年2月1日に発売された。意味は「軍団」。

目次

[編集] 概要

収録カードがすべてクリーチャー・カードという、前代未聞のカードセット。さらに新キーワード能力が3つも登場し、話題を呼んだ(→二段攻撃増幅挑発)。表向きになったとき誘発する誘発型能力を持つ変異クリーチャーが数多く登場し、変異の新たな側面を見せた。また15体のスリヴァーが新たな能力を持って復活しており、ファンを喜ばせた。

当セットにはアーティファクト・クリーチャーが存在せず、カードの収録枚数を各色同じにするため、当時の小型エキスパンションで一般的な収録数(143種類)より2種類多くなっている。

「クリーチャーのみ」というセットの中にも、非クリーチャー呪文らしさを演出しようという試みが取られている。表向きになったときの誘発型能力がメインであるが、詩神サイクルも「エンチャントっぽい」クリーチャーとしてデザインされたものである。

  • その性質上当然ではあるが、珍しく土地が収録されていないエキスパンションである。
  • さらに珍しいことに、すべてのカードが単色のセットでもある。アーティファクト・クリーチャーに加え多色のクリーチャーも収録されていない。
  • セットの略号でレジェンド/Legendsとの紛らわしさが問題となり、これ以降のセットの略号はそれまでの2文字のものだけでなく、3文字のものも用いられることとなった。またこれに伴い、これ以前のセットにも3文字略号が作られた(現在ではすべてのセットに3文字略号が設定されている。→カードセット一覧)。しかしLEGもLGNも両者の綴りが被っているところしか取られていないので、結局は紛らわしい。
  • レギオンとは、ローマ軍隊の編成において、5000〜6000人の軍隊を指す言葉である。転じて、多数・軍団といった意味を持つようになった。また新約聖書中にて悪魔を指して使われた(マルコによる福音書、第5章。ローマはキリスト教徒を弾圧したため、それに対する当てつけで悪魔を指してレギオンと書いたという説もある)ため、悪魔の軍勢というニュアンスも含む。
    • ちなみに、上記のマルコによる福音書の第5章はダークウッドの猪/Durkwood Boarsフレイバー・テキストの引用元である。
    • 英語ではLegionを「リージョン」と読む。日本語ではレギオンと発音されることが多いが、英語の発音がラテン語などからかけ離れているだけで、日本人が引け目を感じる事は何もない。『文語譯聖書』では既にレギオンと訳されている。

[編集] テーマデッキ

[編集] パッケージ・イラスト

[編集] デザイン

デザイン・チーム Mike Elliott (lead)
Mike Donais
デベロップ・チーム William Jockusch (lead)
Elaine Chase
Mike Donais
Worth Wollpert
アート・ディレクター Jeremy Cranford
Dana Knutson

[編集] 関連リンク

  • レギオン(マジック英語公式日本語版  セット特設サイト)

[編集] 参考

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