記憶の旅/Memory's Journey

提供：MTG Wiki

2011年9月24日 (土) 05:24時点における版 (編集) Gariu (トーク | 投稿記録) (新規作成（未評価）)		2025年1月10日 (金) 13:59時点における最新版 (編集) (取り消し) Aerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)
（9人の利用者による、間の11版が非表示）
1行：		1行：
	{{#card:Memory's Journey}}		{{#card:Memory's Journey}}
−	{{未評価|イニストラード}}	+	[[クローサ流再利用/Krosan Reclamation]]の[[リメイク]]。[[マナ・コスト]]は[[青]]に、[[フラッシュバック]]・[[コスト]]は[[緑]]のまま1点[[軽い|軽く]]、[[対象]]に取れる最大枚数は本家[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]と同じ3枚になった。
		+
		+	用途の1つは[[墓地対策]]。[[イニストラード]]には[[墓地]]利用[[カード]]が多いのが追い風。他の[[色]]には[[追放]]系のより直接的な墓地対策も多いが、この色で使えるものは同時期の[[スタンダード]][[環境]]では貴重と言える。ただし登場時には[[虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb]]や[[外科的摘出/Surgical Extraction]]などの[[色マナ]]が必要ないものが他にも存在しており、後に[[トーモッドの墓所/Tormod's Crypt]]も追加されたため、敢えてこれを選ぶ意味は薄いか。
		+
		+	一種の[[回収]][[呪文]]でもある。通常の[[デッキ]]では[[効果]]が薄いが、[[ライブラリー]]を0枚にする、特定のカードをライブラリーに置いておきたいが墓地に落ちるリスクもある、などの特殊な[[コンボデッキ]]が組まれるようなら出番があるかもしれない。
		+
		+	地味だが、[[ライブラリー破壊]]対策、ライブラリーの[[切り直す|シャッフル]]を行う／行わせるといった使い方も可能。
		+
		+	墓地から[[唱える|唱え]]られる墓地対策カードとして、[[ドレッジ]]など[[サイドボード]]に採用される場合がある。[[The Spy]]では[[ライブラリーアウト]]を防ぎつつ[[タッサの神託者/Thassa's Oracle]]を回収することで追加の勝ち筋になり、また1マナかつ[[インスタント・タイミング]]で[[ポクスウォーカー/Poxwalkers‎]]を[[リアニメイト]]できるため、インスタント・タイミングの墓地対策で[[コンボ]]を妨害してくる相手へのさらなる対策となる。
		+
		+	*[[ルーンの反復/Runic Repetition]]と組み合わせると、何度でもライブラリーを修復することができるようになる。
		+
		+	==ルール==
		+	*[[プレイヤー]]は必ず対象に取る必要がある。カードは1枚も対象に取らないことも可能。
		+	*[[解決]]時に対象のプレイヤーとカードすべてが[[不正な対象]]になった場合、[[立ち消え]]るため何も起こらない。
		+	*解決時に対象のカードの一部が不適正になった場合、それはライブラリーに加わらず、残りのカードをライブラリーに加え、シャッフルを行う。
		+	*カードを1枚も対象に取らなかった場合、あるいは解決時に対象のカードがすべて不適正になった場合でも、対象のプレイヤーが適正であればシャッフルは行われる。
		+	**解決時に対象のプレイヤーが不適正になった場合、対象のカードがすべて適正であっても、この呪文は何もしない。「呪文は不正な対象に何かをさせることはできない」というルールによる（{{CR|608.2b}}）。なお、これは立ち消えとは異なる。
	==関連カード==		==関連カード==
	===サイクル===		===サイクル===
	{{サイクル/イニストラードのフラッシュバックに対抗色のマナを要求する呪文}}		{{サイクル/イニストラードのフラッシュバックに対抗色のマナを要求する呪文}}
		+	{{サイクル/闇の隆盛のフラッシュバックに対抗色のマナを要求する呪文‎}}
	==参考==		==参考==
	*[[カード個別評価：イニストラード]] - [[アンコモン]]		*[[カード個別評価：イニストラード]] - [[アンコモン]]
		+	__NOTOC__

---

2025年1月10日 (金) 13:59時点における最新版

クローサ流再利用/Krosan Reclamationのリメイク。マナ・コストは青に、フラッシュバック・コストは緑のまま1点軽く、対象に取れる最大枚数は本家ガイアの祝福/Gaea's Blessingと同じ3枚になった。

用途の1つは墓地対策。イニストラードには墓地利用カードが多いのが追い風。他の色には追放系のより直接的な墓地対策も多いが、この色で使えるものは同時期のスタンダード環境では貴重と言える。ただし登場時には虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbombや外科的摘出/Surgical Extractionなどの色マナが必要ないものが他にも存在しており、後にトーモッドの墓所/Tormod's Cryptも追加されたため、敢えてこれを選ぶ意味は薄いか。

一種の回収呪文でもある。通常のデッキでは効果が薄いが、ライブラリーを0枚にする、特定のカードをライブラリーに置いておきたいが墓地に落ちるリスクもある、などの特殊なコンボデッキが組まれるようなら出番があるかもしれない。

地味だが、ライブラリー破壊対策、ライブラリーのシャッフルを行う／行わせるといった使い方も可能。

墓地から唱えられる墓地対策カードとして、ドレッジなどサイドボードに採用される場合がある。The Spyではライブラリーアウトを防ぎつつタッサの神託者/Thassa's Oracleを回収することで追加の勝ち筋になり、また1マナかつインスタント・タイミングでポクスウォーカー/Poxwalkers‎をリアニメイトできるため、インスタント・タイミングの墓地対策でコンボを妨害してくる相手へのさらなる対策となる。

• ルーンの反復/Runic Repetitionと組み合わせると、何度でもライブラリーを修復することができるようになる。

[編集] ルール

• プレイヤーは必ず対象に取る必要がある。カードは1枚も対象に取らないことも可能。
• 解決時に対象のプレイヤーとカードすべてが不正な対象になった場合、立ち消えるため何も起こらない。
• 解決時に対象のカードの一部が不適正になった場合、それはライブラリーに加わらず、残りのカードをライブラリーに加え、シャッフルを行う。
• カードを1枚も対象に取らなかった場合、あるいは解決時に対象のカードがすべて不適正になった場合でも、対象のプレイヤーが適正であればシャッフルは行われる。
  • 解決時に対象のプレイヤーが不適正になった場合、対象のカードがすべて適正であっても、この呪文は何もしない。「呪文は不正な対象に何かをさせることはできない」というルールによる（CR:608.2b）。なお、これは立ち消えとは異なる。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

イニストラードのフラッシュバックに対抗色のマナを要求する呪文のサイクル。いずれもアンコモン。

• 農民の結集/Rally the Peasants
• 記憶の旅/Memory's Journey
• 掘葬の儀式/Unburial Rites
• 捨て身の狂乱/Desperate Ravings
• 蜘蛛の発生/Spider Spawning

闇の隆盛のフラッシュバックに対抗色のマナを要求する呪文のサイクル。いずれもアンコモン。

• 未練ある魂/Lingering Souls
• 神秘の回復/Mystic Retrieval
• 命取りの魅惑/Deadly Allure
• 燃える油/Burning Oil
• 追跡者の本能/Tracker's Instincts

イニストラードのサイクルはカラー・ホイールの2つ左の色のマナを、闇の隆盛のサイクルは2つ右の色のマナを要求する。

[編集] 参考

• カード個別評価：イニストラード - アンコモン