デーモン

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'''デーモン'''/''Demon''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。邪悪や[[黒|暗黒]]を象徴する超常的存在。
 
'''デーモン'''/''Demon''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。邪悪や[[黒|暗黒]]を象徴する超常的存在。
  
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[[2010年]]時点ではカードデザインの段階で[[コントローラー]]を傷つけるような[[ペナルティ能力]]が与えられることが多かった<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/few-multiple-choice-words-2010-10-25 A Few Multiple-Choice Words](Makig Magic [[2010年]]10月25日 [[Mark Rosewater]])</ref>。時代が下るにつれて純粋なメリット能力のみを持つデーモンも増えてきているが、それらの中にも[[ライフ]]の[[支払う|支払い]]や[[クリーチャー]]の[[生け贄に捧げる|生け贄]]などが[[起動コスト]]に含まれているケースが散見される。
 
[[2010年]]時点ではカードデザインの段階で[[コントローラー]]を傷つけるような[[ペナルティ能力]]が与えられることが多かった<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/few-multiple-choice-words-2010-10-25 A Few Multiple-Choice Words](Makig Magic [[2010年]]10月25日 [[Mark Rosewater]])</ref>。時代が下るにつれて純粋なメリット能力のみを持つデーモンも増えてきているが、それらの中にも[[ライフ]]の[[支払う|支払い]]や[[クリーチャー]]の[[生け贄に捧げる|生け贄]]などが[[起動コスト]]に含まれているケースが散見される。
  
[[部族カード]]は神河ブロックとイニストラード・ブロックを中心に存在するが、フレイバーとして扱いやすい題材であるため、それ以外のカード・セットでも度々目にすることができる([[リリアナの契約/Liliana's Contract|悪魔との契約]]、[[内なる悪魔/Inner Demon|内なる悪魔の顕われ]]など)。また、[[敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversary]]では[[デビル]]と、[[名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopper]]ではそれに加えて[[インプ]]と共に、広義の「悪魔」として一纏めに扱われている<ref group="注釈">[[パワー・ワード・キル/Power Word Kill]]もデーモンとデビルを一纏めにするが、どちらかと言えば[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]世界観のデビルの設定に基づいたものである。詳細は[[デビル#フォーゴトン・レルム]]を参照。</ref>。
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[[タイプ的カード]]は神河ブロックとイニストラード・ブロックを中心に存在するが、フレイバーとして扱いやすい題材であるため、それ以外のカード・セットでも度々目にすることができる([[リリアナの契約/Liliana's Contract|悪魔との契約]]、[[内なる悪魔/Inner Demon|内なる悪魔の顕われ]]など)。また、[[敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversary]]では[[デビル]]と、[[名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopper]]ではそれに加えて[[インプ]]と共に、広義の「悪魔」として一纏めに扱われている<ref group="注釈">[[パワー・ワード・キル/Power Word Kill]]もデーモンとデビルを一纏めにするが、どちらかと言えば[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]世界観のデビルの設定に基づいたものである。詳細は[[デビル#フォーゴトン・レルム]]を参照。</ref>。
  
 
デーモン・[[トークン]]を[[生成]]するカードは[[Boris Devilboon]]や[[悪魔の顕現/Demonic Rising]]など複数存在する。多くは黒単色だが、赤単色、[[黒赤]]、[[青赤]]のものも存在する(→[[トークン一覧]])。
 
デーモン・[[トークン]]を[[生成]]するカードは[[Boris Devilboon]]や[[悪魔の顕現/Demonic Rising]]など複数存在する。多くは黒単色だが、赤単色、[[黒赤]]、[[青赤]]のものも存在する(→[[トークン一覧]])。
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デーモンに変化するカードとして[[ダクソスの苦悩/Daxos's Torment]]が、変化させるカードとして[[鬼の憑依/Oni Possession]]、[[内なる悪魔/Inner Demon]]、[[悪魔の抱擁/Demonic Embrace]]、[[鬼の刃/Blade of the Oni]]が存在する(→[[クリーチャー・タイプを変更するカード]])。
 
デーモンに変化するカードとして[[ダクソスの苦悩/Daxos's Torment]]が、変化させるカードとして[[鬼の憑依/Oni Possession]]、[[内なる悪魔/Inner Demon]]、[[悪魔の抱擁/Demonic Embrace]]、[[鬼の刃/Blade of the Oni]]が存在する(→[[クリーチャー・タイプを変更するカード]])。
  
[[伝説の]]デーモン・[[カード]]は[[両面カード]]の[[第2面]]も含め、[[サンダー・ジャンクションの無法者]]現在52枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Demon 「伝説の(Legendary)・デーモン(Demon)」でWHISPER検索])が、[[烏羅未の墳墓/Tomb of Urami]]の能力で生成される'''烏羅未'''/''Urami''・[[トークン]]と[[異端審問官アイゼンホーン/Inquisitor Eisenhorn]]によって生成される'''ケルバエル'''/''Cherubael''を含めると54体存在することとなる。
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[[伝説の]]デーモン・[[カード]]は[[両面カード]]の[[第2面]]も含め、[[ダスクモーン:戦慄の館統率者デッキ]]現在56枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Demon 「伝説の(Legendary)・デーモン(Demon)」でWHISPER検索])が、[[烏羅未の墳墓/Tomb of Urami]]の能力で生成される'''烏羅未'''/''Urami''・[[トークン]]と[[異端審問官アイゼンホーン/Inquisitor Eisenhorn]]によって生成される'''ケルバエル'''/''Cherubael''・トークンも存在する。
  
 
*[[天使]]や[[スフィンクス]]と同じく、[[職業]]を持つものはほとんどいない。
 
*[[天使]]や[[スフィンクス]]と同じく、[[職業]]を持つものはほとんどいない。

2024年10月21日 (月) 11:52時点における最新版

デーモン/Demonは、クリーチャー・タイプの1つ。邪悪や暗黒を象徴する超常的存在。


Lord of the Pit / 奈落の王 (4)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、トランプル
あなたのアップキープの開始時に、奈落の王以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。できない場合、奈落の王はあなたに7点のダメージを与える。

7/7


Abyssal Persecutor / 深淵の迫害者 (2)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、トランプル
あなたはゲームに勝利することはなく、あなたの対戦相手はゲームに敗北することはない。

6/6


Griselbrand / グリセルブランド (4)(黒)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、絆魂
7点のライフを支払う:カードを7枚引く。

7/7

初出はリミテッド・エディション奈落の王/Lord of the PitDemonic Hordes大型クリーチャーの代表格だったが、その存在の宗教観から、長い氷河期があったクリーチャー・タイプである。後にオラクルが更新されたものを除けば、基本セットでは第6版から第8版まで、エキスパンションではアライアンスからジャッジメントまでには収録されなかった。しかしオンスロート以降は各ブロックや基本セットごとに少なくとも1枚のデーモンが収録されるのが慣例となっており、現在では黒の象徴的クリーチャーに位置付けられている。神河ブロックイニストラード・ブロックでは多くのデーモンが追加されたほか、アヴァシンの帰還では初めてコモン枠のデーモンが追加された。カルドハイムではイマースターム/Immersturm黒赤)の主要種族に選ばれた。

基本的には黒単色だが、他のを含む多色にも存在するため各色に存在する。単色のデーモンも少数存在する。ニューカペナの街角では一家/Familyの首領として3色の伝説のデーモン・サイクルが登場した。

2010年時点ではカードデザインの段階でコントローラーを傷つけるようなペナルティ能力が与えられることが多かった[1]。時代が下るにつれて純粋なメリット能力のみを持つデーモンも増えてきているが、それらの中にもライフ支払いクリーチャー生け贄などが起動コストに含まれているケースが散見される。

タイプ的カードは神河ブロックとイニストラード・ブロックを中心に存在するが、フレイバーとして扱いやすい題材であるため、それ以外のカード・セットでも度々目にすることができる(悪魔との契約内なる悪魔の顕われなど)。また、敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversaryではデビルと、名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopperではそれに加えてインプと共に、広義の「悪魔」として一纏めに扱われている[注釈 1]

デーモン・トークン生成するカードはBoris Devilboon悪魔の顕現/Demonic Risingなど複数存在する。多くは黒単色だが、赤単色、黒赤青赤のものも存在する(→トークン一覧)。

デーモンに変化するカードとしてダクソスの苦悩/Daxos's Tormentが、変化させるカードとして鬼の憑依/Oni Possession内なる悪魔/Inner Demon悪魔の抱擁/Demonic Embrace鬼の刃/Blade of the Oniが存在する(→クリーチャー・タイプを変更するカード)。

伝説のデーモン・カード両面カード第2面も含め、ダスクモーン:戦慄の館統率者デッキ現在56枚存在する(「伝説の(Legendary)・デーモン(Demon)」でWHISPER検索)が、烏羅未の墳墓/Tomb of Uramiの能力で生成される烏羅未/Uramiトークン異端審問官アイゼンホーン/Inquisitor Eisenhornによって生成されるケルバエル/Cherubael・トークンも存在する。

[編集] ストーリー

マジック:ザ・ギャザリングにおけるデーモンは黒マナに属する強大な存在である。山羊のような角に翼を持った、キリスト教における悪魔像に忠実な姿をしているものが中心だが、鬼/Oniやラクシャーサ/Rakshasaといった例外も多い。

詳細はデーモン/Demonを参照。

[編集] 脚注

[編集] 出典

  1. A Few Multiple-Choice Words(Makig Magic 2010年10月25日 Mark Rosewater

[編集] 注釈

  1. パワー・ワード・キル/Power Word Killもデーモンとデビルを一纏めにするが、どちらかと言えばダンジョンズ&ドラゴンズ世界観のデビルの設定に基づいたものである。詳細はデビル#フォーゴトン・レルムを参照。

[編集] 参考

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