サーボの網/Tsabo's Web

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
 
(11人の利用者による、間の12版が非表示)
1行: 1行:
{{#card:サーボの網}}
+
{{#card:Tsabo's Web}}
  
同じ[[インベイジョン・ブロック]]の[[土地]]でこれで[[アンタップ]]しなくなるのは[[ケルドの死滅都市/Keldon Necropolis]]と[[堆石堤/Terminal Moraine]]しかない。
+
[[リシャーダの港/Rishadan Port]]対策としてデザインされた[[アーティファクト]]。[[インベイジョン・ブロック]]の[[土地]]でこれによって[[アンタップ]]しなくなるのは[[ケルドの死滅都市/Keldon Necropolis]]と[[堆石堤/Terminal Moraine]]しかなく、ほとんど[[リシャーダの港/Rishadan Port]]と[[黄塵地帯/Dust Bowl]]対策のために使われた。これらを含む[[メルカディアン・マスクス]]が[[落ちる|落ちて]]からはあまり使われなくなった。
ほとんど[[落ちる|リシャーダの港/Rishadan Port]]と[[黄塵地帯/Dust Bowl]]対策のためだけに作られたカードであり、これらを含む[[メルカディアン・マスクス]]が[[落ちて]]からはあまり使われなくなった。
+
  
主に[[コントロール]]系のデッキが[[デッキ圧縮]]も兼ねて使用していた。
+
主に[[コントロールデッキ|コントロール]]系の[[デッキ]]が[[デッキ圧縮]]も兼ねて使用していた。不要になった場合は[[解体の一撃/Dismantling Blow]]で[[引く|ドロー]]するために[[割る|割られる]]ことも。
要らなくなったら[[解体の一撃/Dismantling Blow]]でさらにカードに変換したりも。
+
  
*「[[マナ能力]]でない[[起動型能力]]」と言うのは、[[]]にあるときにプレイできるものでなくても含まれる。
+
また、[[ETB]][[能力]]でカードを引けることから、初期の[[スタックス]]などでも採用されることがあった。
例えば[[サイクリング]][[手札]]にある時にのみプレイできるものではあるが、[[マナ能力]]でない[[起動型能力]]であることには変わりないので、これを持つ土地([[サイクリングランド]])は[[アンタップ]]できなくなる。
+
 
*[[スレッショルドランド]]は、墓地が6枚以下でも起動型能力を持つので、この能力によりアンタップできなくなる。(ルール変更により逆転)
+
[[ヴィンテージ]][[ワークショップ]]においても、[[Bazaar of Baghdad]]や[[Library of Alexandria]]などの再使用を防ぎつつ[[引く|ドロー]]までできるということで、[[サイドボード]]に採用されることがある。
*[[リスの巣/Squirrel Nest]]や[[苛性タール/Caustic Tar]]等の「[[土地]]に能力を与える[[オーラ]]」によってもアンタップしなくなる。その為、[[リス対立]]対策として使われたこともある。
+
 
**[[オーラ]]自体が持つ能力との区別に注意。
+
*「[[マナ能力]]でない[[起動型能力]]」というのは、[[戦場]]にあるときに[[起動]]できるものでなくても含まれる。例えば[[サイクリング]]は[[手札]]にある時にのみ起動できる起動型能力であるが、「マナ能力でない起動型能力」であることには変わりないので、これを持つ土地([[サイクリングランド]])はアンタップしなくなる。
 +
*[[スレッショルドランド]]は、墓地が6枚以下でも起動型能力を持つので、この能力によりアンタップしなくなる。以前は[[スレッショルド]]の条件を満たすまでは起動型能力を持たないように扱われていたが、スレッショルドが[[キーワード能力]]から[[能力語]]へ変更された際に、現在のようになった。
 +
*[[リスの巣/Squirrel Nest]]や[[苛性タール/Caustic Tar]]など、他のカードで土地が起動型能力を得た場合もアンタップしなくなる。そのため、[[リス対立]]対策として使われたこともある。
 +
**オーラ自体が持つ能力との区別に注意。
 
*これによりアンタップしなくなる土地は、[[非マナ能力を持つ土地]]を参照。
 
*これによりアンタップしなくなる土地は、[[非マナ能力を持つ土地]]を参照。
*初期の[[スタックス]]などでも採用された。場に出たときの能力をかっての採用である。
+
 
 +
==関連カード==
 +
*[[テフェリーの反応/Teferi's Response]] - 同じく[[リシャーダの港/Rishadan Port]]への露骨な対策カード。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[テフェリーの反応/Teferi's Response]]
+
*[https://web.archive.org/web/20080616202613/http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr188 Body Snatchers of the Invasion(Internet Archive)] ([[WotC]],英語)
*[[カード個別評価:インベイジョンブロック]]
+
*[[基本でない土地への対策カード]]
 +
*[[サーボ・タヴォーク/Tsabo Tavoc (ストーリー)]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 +
*[[カード個別評価:インベイジョン]] - [[レア]]

2023年3月5日 (日) 21:06時点における最新版


Tsabo's Web / サーボの網 (2)
アーティファクト

サーボの網が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
マナ能力でない起動型能力を持つ土地は、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。


リシャーダの港/Rishadan Port対策としてデザインされたアーティファクトインベイジョン・ブロック土地でこれによってアンタップしなくなるのはケルドの死滅都市/Keldon Necropolis堆石堤/Terminal Moraineしかなく、ほとんどリシャーダの港/Rishadan Port黄塵地帯/Dust Bowl対策のために使われた。これらを含むメルカディアン・マスクス落ちてからはあまり使われなくなった。

主にコントロール系のデッキデッキ圧縮も兼ねて使用していた。不要になった場合は解体の一撃/Dismantling Blowドローするために割られることも。

また、ETB能力でカードを引けることから、初期のスタックスなどでも採用されることがあった。

ヴィンテージワークショップにおいても、Bazaar of BaghdadLibrary of Alexandriaなどの再使用を防ぎつつドローまでできるということで、サイドボードに採用されることがある。

[編集] 関連カード

[編集] 参考

QR Code.gif