氷結/Deep Freeze
提供：MTG Wiki
| （3人の利用者による、間の3版が非表示） | |||
| 1行： | 1行： | ||
| + | {{Otheruses|[[ドミナリア]]初出の[[エンチャント]]・[[カード]]|同名の[[構築済みデッキ]]|Deep Freeze}} | ||
{{#card:Deep Freeze}} | {{#card:Deep Freeze}} | ||
| − | [[クリーチャー]] | + | [[クリーチャー]]を氷の壁に閉じ込めてしまう[[擬似除去]][[オーラ]]。 |
| − | 強力な[[ファッティ]]や[[システムクリーチャー]]を始め、各種[[神]]などの[[除去耐性]]・[[ | + | 強力な[[ファッティ]]や[[システムクリーチャー]]を始め、各種[[神]]などの[[除去耐性]]・[[死亡誘発]]持ちまで封じるため、[[対象]]に取ることができるクリーチャーなら概ね無力化できる。オーラであるため[[効果]]が持続するのも嬉しい点であり、特に除去耐性持ちなどを確実に排除したい場合は[[除去]]を同時に[[引く|引い]]ていなくとも時間を稼いでくれる。実は[[青]]でこの手のオーラはクリーチャーではなくして[[土地]]にしてしまう[[月への封印/Imprisoned in the Moon]]（と、[[アン・カード]]の[[Fowl Play]]）ぐらいしか前例が無く、相手の[[マナ加速]]になり得るリスクなどもないこれは青い疑似除去としてかなり優秀な部類である。[[防衛]]を与えるのは基本的におまけ程度だが、[[+1/+1カウンター]]などの別途[[強化]]手段が存在しても[[打点]]にさせない、他のカードの[[強襲]]を満たさせない等、あるに越したことはない。 |
ただしオーラの常として[[バウンス]]や[[明滅]]で剥がされるし、そもそも0/4の[[壁]]は[[ブロッカー]]としても厄介な部類である点に注意。とは言え後者に関しては、[[回避能力]]に優れる青にとっては然程問題ではないだろう。強力な[[フライヤー]]やシステムクリーチャーを封じた上で、[[飛行]]などですり抜けていけばいい。 | ただしオーラの常として[[バウンス]]や[[明滅]]で剥がされるし、そもそも0/4の[[壁]]は[[ブロッカー]]としても厄介な部類である点に注意。とは言え後者に関しては、[[回避能力]]に優れる青にとっては然程問題ではないだろう。強力な[[フライヤー]]やシステムクリーチャーを封じた上で、[[飛行]]などですり抜けていけばいい。 | ||
| − | [[リミテッド]] | + | [[リミテッド]]では青の基本除去として活躍する。ほとんどの[[フィニッシャー]]級クリーチャーを無力化できるのはやはり便利であり、更に壁によって[[ブロックされない]][[巨大戦車/Juggernaut]]と同時に収録されているため壁にすることにもわずかながら意味がある。強力なクリーチャーが蔓延る[[構築]][[環境]]においても、除去の乏しい[[色]]の[[デッキ]]がそれらに対抗するために[[サイドボード]]などに投入する可能性はある。 |
| − | |||
| − | |||
*過去の類似カードとして、[[緑]]の[[木化/Lignify]]がある。こちらは1[[マナ]][[軽い]]が[[防衛]]を与えない。 | *過去の類似カードとして、[[緑]]の[[木化/Lignify]]がある。こちらは1[[マナ]][[軽い]]が[[防衛]]を与えない。 | ||
| + | *"Deep Freeze"は急速冷凍・冷凍保存を意味するイディオム。 | ||
| + | **同名の[[構築済みデッキ]]がある（→[[Deep Freeze]]）。そちらは[[テンペスト]]なので、日本語訳はない。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
| + | *[[クリーチャー・タイプを変更するカード]] | ||
*[[カード個別評価：ドミナリア]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価：ドミナリア]] - [[コモン]] | ||
2023年1月13日 (金) 18:28時点における最新版
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント（クリーチャー）
エンチャントされているクリーチャーは、基本のパワーとタフネスが0/4になり、防衛を得るとともに他の能力をすべて失い、それの他の色やタイプに加えて青の壁(Wall)でもある。
強力なファッティやシステムクリーチャーを始め、各種神などの除去耐性・死亡誘発持ちまで封じるため、対象に取ることができるクリーチャーなら概ね無力化できる。オーラであるため効果が持続するのも嬉しい点であり、特に除去耐性持ちなどを確実に排除したい場合は除去を同時に引いていなくとも時間を稼いでくれる。実は青でこの手のオーラはクリーチャーではなくして土地にしてしまう月への封印/Imprisoned in the Moon（と、アン・カードのFowl Play）ぐらいしか前例が無く、相手のマナ加速になり得るリスクなどもないこれは青い疑似除去としてかなり優秀な部類である。防衛を与えるのは基本的におまけ程度だが、+1/+1カウンターなどの別途強化手段が存在しても打点にさせない、他のカードの強襲を満たさせない等、あるに越したことはない。
ただしオーラの常としてバウンスや明滅で剥がされるし、そもそも0/4の壁はブロッカーとしても厄介な部類である点に注意。とは言え後者に関しては、回避能力に優れる青にとっては然程問題ではないだろう。強力なフライヤーやシステムクリーチャーを封じた上で、飛行などですり抜けていけばいい。
リミテッドでは青の基本除去として活躍する。ほとんどのフィニッシャー級クリーチャーを無力化できるのはやはり便利であり、更に壁によってブロックされない巨大戦車/Juggernautと同時に収録されているため壁にすることにもわずかながら意味がある。強力なクリーチャーが蔓延る構築環境においても、除去の乏しい色のデッキがそれらに対抗するためにサイドボードなどに投入する可能性はある。
- 過去の類似カードとして、緑の木化/Lignifyがある。こちらは1マナ軽いが防衛を与えない。
- "Deep Freeze"は急速冷凍・冷凍保存を意味するイディオム。
- 同名の構築済みデッキがある（→Deep Freeze）。そちらはテンペストなので、日本語訳はない。
