回避能力
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+ | マジックの基本とも言える戦闘を回避できる能力であり、非常に強力であるためか、調整が難しいようだ。[[畏怖]]、[[威嚇]]、[[土地渡り]]が[[常磐木]]から外れており、[[潜伏]]も常磐木候補の一つとしてデザインされたが、常磐木への採用には至らなかった。 | ||
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+ | *[[プレイヤー]]に[[ダメージ]]を[[与える|与え]]うるため、[[トランプル]]も俗にこう呼ぶ場合もある。もちろん定義上は回避能力ではない。 | ||
+ | **トランプルのようにブロックのメリットを減らす、またはブロックの際に通常以上の不利益を課すような能力は、事実上ブロックしにくくなるので擬似回避能力などと言われることがある。 | ||
+ | *[[ティム]]能力をプレイヤーを[[対象]]に[[起動]]する場合もブロックされるわけないので回避能力に似ているが、こちらも回避能力ではない。あくまで通常の[[攻撃]]に関連して使われる言葉である。 | ||
+ | *たまに「[[被覆|呪文や能力の対象にならない]]」などの能力も回避能力と呼ばれることがあるが、上記の定義からはまったく外れている。 | ||
+ | **これは「除去を回避する」という考え方によるものだが、この意味の場合は「[[除去耐性]]」と呼ぶ方が一般的。 | ||
+ | *[[ディスプレイサーの仔猫/Displacer Kitten]]は[[明滅]]能力の[[フレイバー語]]に「回避能力」の訳が充てられているが、原文では''Avoidance''であり別物である。 | ||
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2022年7月11日 (月) 18:05時点における版
回避能力/Evasion Abilityとは、クリーチャー(攻撃クリーチャー)が持つ、それをブロックすることに何らかの制約(ブロック制限)を加える常在型能力の総称。
総合ルールに正式なルール用語として載っており、俗語というわけではない。
Mahamoti Djinn / マハモティ・ジン (4)(青)(青)
クリーチャー — ジン(Djinn)
クリーチャー — ジン(Djinn)
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
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回避能力であるキーワード能力
マジックの基本とも言える戦闘を回避できる能力であり、非常に強力であるためか、調整が難しいようだ。畏怖、威嚇、土地渡りが常磐木から外れており、潜伏も常磐木候補の一つとしてデザインされたが、常磐木への採用には至らなかった。
その他
- プレイヤーにダメージを与えうるため、トランプルも俗にこう呼ぶ場合もある。もちろん定義上は回避能力ではない。
- トランプルのようにブロックのメリットを減らす、またはブロックの際に通常以上の不利益を課すような能力は、事実上ブロックしにくくなるので擬似回避能力などと言われることがある。
- ティム能力をプレイヤーを対象に起動する場合もブロックされるわけないので回避能力に似ているが、こちらも回避能力ではない。あくまで通常の攻撃に関連して使われる言葉である。
- たまに「呪文や能力の対象にならない」などの能力も回避能力と呼ばれることがあるが、上記の定義からはまったく外れている。
- これは「除去を回避する」という考え方によるものだが、この意味の場合は「除去耐性」と呼ぶ方が一般的。
- ディスプレイサーの仔猫/Displacer Kittenは明滅能力のフレイバー語に「回避能力」の訳が充てられているが、原文ではAvoidanceであり別物である。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造
- 509 ブロック・クリーチャー指定ステップ
- 509.1 まず、防御プレイヤーはブロック・クリーチャーを指定する。このターン起因処理はスタックを用いない。ブロック・クリーチャーを指定するために、防御プレイヤーは以下の手順を踏む。ブロック・クリーチャーの指定中のどこかの時点で防御プレイヤーが手順を完了できなくなったら、その指定は不正である。ゲームは指定の始まる前まで巻き戻される。(rule 728〔不正な処理の扱い〕参照。)
- 509 ブロック・クリーチャー指定ステップ
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造
- 509 ブロック・クリーチャー指定ステップ
- 509.1 まず、防御プレイヤーはブロック・クリーチャーを指定する。このターン起因処理はスタックを用いない。ブロック・クリーチャーを指定するために、防御プレイヤーは以下の手順を踏む。ブロック・クリーチャーの指定中のどこかの時点で防御プレイヤーが手順を完了できなくなったら、その指定は不正である。ゲームは指定の始まる前まで巻き戻される。(rule 728〔不正な処理の扱い〕参照。)
- 509.1c 防御プレイヤーは、自分がコントロールしている各クリーチャーが何らかの強制(そのクリーチャーはブロックする、あるいは何らかの条件を満たした場合そのクリーチャーでブロックするという効果)があるかどうかを確認する。従っている強制の数が、制限を破らない限りにおいて最大になっていない限り、ブロック・クリーチャーの指定は不正である。プレイヤーがコストを支払わなければブロックできない場合、そのクリーチャーでブロックすることによって従っている強制の数が増えるとしても、そのコストを支払うことは求められない。あるターンに可能ならブロックするという強制が複数の戦闘フェイズを含むターンを指していた場合、そのクリーチャーはそのターンのそれぞれのブロック・クリーチャー指定ステップに可能ならブロックする。
- 509.1 まず、防御プレイヤーはブロック・クリーチャーを指定する。このターン起因処理はスタックを用いない。ブロック・クリーチャーを指定するために、防御プレイヤーは以下の手順を踏む。ブロック・クリーチャーの指定中のどこかの時点で防御プレイヤーが手順を完了できなくなったら、その指定は不正である。ゲームは指定の始まる前まで巻き戻される。(rule 728〔不正な処理の扱い〕参照。)
- 509 ブロック・クリーチャー指定ステップ