カマール/Kamahl
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+ | [[パーディック山/Pardic]]出身の[[バーバリアン]](オデッセイ・ブロック)、[[ドルイド]](オンスロート・ブロック)。[[人間]]男性。妹[[ジェスカ/Jeska]]とともに[[ドワーフ]]の[[バルソー/Balthor]]に師事していた。 | ||
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===カマールの剣=== | ===カマールの剣=== | ||
カマールが持つ大剣はスラン鋼製で、[[バルソー/Balthor]]からカマールの祖父に友情の印として与えられたもの。もとは[[ウルザ/Urza]]が持っていた杖で、[[ファイレクシア/Phyrexia]]との戦いの後、バルソーが戦利品として手に入れ、彼が刀に鍛え直した。 | カマールが持つ大剣はスラン鋼製で、[[バルソー/Balthor]]からカマールの祖父に友情の印として与えられたもの。もとは[[ウルザ/Urza]]が持っていた杖で、[[ファイレクシア/Phyrexia]]との戦いの後、バルソーが戦利品として手に入れ、彼が刀に鍛え直した。 | ||
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===カマールの名乗り=== | ===カマールの名乗り=== | ||
小説ではカマールは自己紹介する際に称号のようなものを名乗っているが、ストーリーの展開にしたがってそれはどんどんと長くなっている。 | 小説ではカマールは自己紹介する際に称号のようなものを名乗っているが、ストーリーの展開にしたがってそれはどんどんと長くなっている。 | ||
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以下は[[Scourge]]のクライマックスで、対峙したカローナからの「汝、何者ぞ。カマールとは誰ぞ」との問いに答えたものである。 | 以下は[[Scourge]]のクライマックスで、対峙したカローナからの「汝、何者ぞ。カマールとは誰ぞ」との問いに答えたものである。 | ||
− | + | {{フレイバーテキスト|我は導くもの ― [[アヴェールー/Averru|アヴェールー]]の守護者にして、[[クベール/Kuberr|クベール]]の導師、[[ロワリン/Lowallyn|ロワリン]]の救助者。我は“死のワーム”殺し、[[クローサ/Krosa|クローサの森]]の勇者、[[フェイジ/Phage|フェイジ]]の兄、[[ラクァタス/Laquatus|ラクァタス]]と[[チェイナー/Chainer|チェイナー]]を屠りし者、[[パーディック山/Pardic|パーディック山]]の闘士 ― そして、ミラーリの宝剣を帯びし者。}}<!--FTではないが便宜上テンプレートを使用。--> | |
− | * | + | *この戦いの後に、カローナから「[[ドミナリア/Dominaria]]の最後の守護者」の呼び名を与えられている。 |
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+ | [[#カマールの剣|巨大な剣]]と炎の魔術を使い多くの勝利を得てきたが、更なる栄光を求め[[カバル・シティ/Cabal City]]のピット・ファイトにやってくる。その後、[[ミラーリ/Mirari]]を求め各地をさすらうも、ピット・ファイトの優勝賞品となったことを知り、カバル・シティに舞い戻る。鎖の武器と召喚術で戦う[[陰謀団/The Cabal]]幹部候補生[[チェイナー/Chainer]]と手を組み、ピット・ファイトに連勝。その後、ミラーリを手に入れたことで狂気に陥ったチェイナーを破り、ついにミラーリを手にする。 | ||
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+ | パーディック山のバーバリアンらとともにミラーリを守ろうとするが、その過程でジェスカを傷つけてしまう。それに反省したカマールは、[[クローサ/Krosa]]の森に篭り修行。ミラーリの呪縛から解き放たれ、それを剣として使用するようになる。陰謀団の女帝[[フェイジ/Phage]]として変わり果てたジェスカを元に戻すべく、[[イクシドール/Ixidor]]らとともにその元に向かう。そして、主を見失い暴走した[[アクローマ/Akroma]]とフェイジの融合した邪神[[カローナ/Karona]]を打ち倒すことに成功するのであった。 | ||
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*[[ピット・ファイター、カマール/Kamahl, Pit Fighter]] | *[[ピット・ファイター、カマール/Kamahl, Pit Fighter]] | ||
*[[クローサの拳カマール/Kamahl, Fist of Krosa]] | *[[クローサの拳カマール/Kamahl, Fist of Krosa]] | ||
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− | + | ;[[オデッセイ]] | |
− | + | :[[カマールの願望/Kamahl's Desire]] | |
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+ | :[[カマールの召喚術/Kamahl's Summons]] | ||
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− | == | + | ;オデッセイ |
+ | :カマールの願望/Kamahl's Desire | ||
+ | ;[[ジャッジメント]] | ||
+ | :[[怒鳴りつけ/Browbeat]]、[[限界点/Breaking Point]] | ||
+ | ;オンスロート | ||
+ | :[[帰化/Naturalize]]、[[生命の律動/Biorhythm]] | ||
+ | ;[[スカージ]] | ||
+ | :[[湧出/Upwelling]] | ||
+ | ;[[アンヒンジド]] | ||
+ | :[[Rocket-Powered Turbo Slug]] | ||
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+ | ====フレイバー・テキストに登場==== | ||
+ | ;オデッセイ | ||
+ | :[[熱砂/Burning Sands]]、[[大量破壊/Decimate]]、[[栄光の代価/Price of Glory]]、[[砂岩の落としわな/Sandstone Deadfall]] | ||
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+ | :[[頑強なるバルソー/Balthor the Stout]]、[[壊滅的な夢/Devastating Dreams]]、[[ハイドロモルフのカモメ/Hydromorph Gull]]、[[頭焼き/Skullscorch]] | ||
+ | ;ジャッジメント | ||
+ | :[[血まみれ牙の炎獣/Goretusk Firebeast]]、[[熟達の戦士ジェスカ/Jeska, Warrior Adept]] | ||
+ | ;オンスロート | ||
+ | :[[呪われたケンタウルス/Accursed Centaur]]、生命の律動/Biorhythm、[[エルフの開拓者/Elvish Pioneer]]、[[過酷な慈悲/Harsh Mercy]]、カマールの召喚術/Kamahl's Summons、[[部族の団結/Tribal Unity]] | ||
+ | ;[[レギオン]] | ||
+ | :[[種子生まれの詩神/Seedborn Muse]] | ||
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+ | ;[[第10版]] | ||
+ | :[[魔力のとげ/Manabarbs]] | ||
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+ | ==カマール教== | ||
「Kamahlite」とは、「カマール教の、カマール教徒」の意。カマールの時代から300年後、[[AR]]46世紀に活動するカマールの信奉者。クローサの森は荒廃してしまっているが、カマールの教えを伝え続けている。 | 「Kamahlite」とは、「カマール教の、カマール教徒」の意。カマールの時代から300年後、[[AR]]46世紀に活動するカマールの信奉者。クローサの森は荒廃してしまっているが、カマールの教えを伝え続けている。 | ||
[[時のらせんブロックのその他のキャラクター#ジド/Zyd|カマール教のドルイド、ジド/Zyd, Kamahlite druid]]という人物がカードに登場している。 | [[時のらせんブロックのその他のキャラクター#ジド/Zyd|カマール教のドルイド、ジド/Zyd, Kamahlite druid]]という人物がカードに登場している。 | ||
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;カマール教徒の登場カード(いずれも[[フレイバー・テキスト]]) | ;カマール教徒の登場カード(いずれも[[フレイバー・テキスト]]) | ||
:[[クローサの掌握/Krosan Grip]]、[[腐れ落ち/Molder]]、[[反復/Reiterate]] | :[[クローサの掌握/Krosan Grip]]、[[腐れ落ち/Molder]]、[[反復/Reiterate]] | ||
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==参考== | ==参考== | ||
− | *[http://web.archive.org/web/20090507211558/http://mtg.takaratomy.co.jp/product/10ed/story1/index.html ドミニア英雄譚 〜ピット・ファイター、カマール編〜]([[タカラトミー]]、サイト消失によりInternet Archive) | + | *[http://web.archive.org/web/20090507211558/http://mtg.takaratomy.co.jp/product/10ed/story1/index.html ドミニア英雄譚 〜ピット・ファイター、カマール編〜] ([[タカラトミー]]、サイト消失によりInternet Archive) |
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] |
2014年2月17日 (月) 01:25時点における版
カマール/Kamahlは、オデッセイ・ブロックとオンスロート・ブロックのキャラクターであり、両ブロックの主人公の1人。カードとしてはオデッセイのピット・ファイター、カマール/Kamahl, Pit Fighterが初出。
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解説
パーディック山/Pardic出身のバーバリアン(オデッセイ・ブロック)、ドルイド(オンスロート・ブロック)。人間男性。妹ジェスカ/Jeskaとともにドワーフのバルソー/Balthorに師事していた。
カマールの剣
カマールが持つ大剣はスラン鋼製で、バルソー/Balthorからカマールの祖父に友情の印として与えられたもの。もとはウルザ/Urzaが持っていた杖で、ファイレクシア/Phyrexiaとの戦いの後、バルソーが戦利品として手に入れ、彼が刀に鍛え直した。
カマールの名乗り
小説ではカマールは自己紹介する際に称号のようなものを名乗っているが、ストーリーの展開にしたがってそれはどんどんと長くなっている。
以下はScourgeのクライマックスで、対峙したカローナからの「汝、何者ぞ。カマールとは誰ぞ」との問いに答えたものである。
我は導くもの ― アヴェールーの守護者にして、クベールの導師、ロワリンの救助者。我は“死のワーム”殺し、クローサの森の勇者、フェイジの兄、ラクァタスとチェイナーを屠りし者、パーディック山の闘士 ― そして、ミラーリの宝剣を帯びし者。
- この戦いの後に、カローナから「ドミナリア/Dominariaの最後の守護者」の呼び名を与えられている。
エピソード
巨大な剣と炎の魔術を使い多くの勝利を得てきたが、更なる栄光を求めカバル・シティ/Cabal Cityのピット・ファイトにやってくる。その後、ミラーリ/Mirariを求め各地をさすらうも、ピット・ファイトの優勝賞品となったことを知り、カバル・シティに舞い戻る。鎖の武器と召喚術で戦う陰謀団/The Cabal幹部候補生チェイナー/Chainerと手を組み、ピット・ファイトに連勝。その後、ミラーリを手に入れたことで狂気に陥ったチェイナーを破り、ついにミラーリを手にする。
パーディック山のバーバリアンらとともにミラーリを守ろうとするが、その過程でジェスカを傷つけてしまう。それに反省したカマールは、クローサ/Krosaの森に篭り修行。ミラーリの呪縛から解き放たれ、それを剣として使用するようになる。陰謀団の女帝フェイジ/Phageとして変わり果てたジェスカを元に戻すべく、イクシドール/Ixidorらとともにその元に向かう。そして、主を見失い暴走したアクローマ/Akromaとフェイジの融合した邪神カローナ/Karonaを打ち倒すことに成功するのであった。
ミラーリをプレインズウォーカー・カーン/Karnが回収した後、彼は戦乱の終わったオタリア大陸を復興すべく旅に出る。
時のらせんではカマール教/Kamahliteなる宗教が出ている。彼のドルイドとしての教えが後世に伝わった形であろう。
登場
登場カード
カード名に登場
イラストに登場
- オデッセイ
- カマールの願望/Kamahl's Desire
- ジャッジメント
- 怒鳴りつけ/Browbeat、限界点/Breaking Point
- オンスロート
- 帰化/Naturalize、生命の律動/Biorhythm
- スカージ
- 湧出/Upwelling
- アンヒンジド
- Rocket-Powered Turbo Slug
フレイバー・テキストに登場
- オデッセイ
- 熱砂/Burning Sands、大量破壊/Decimate、栄光の代価/Price of Glory、砂岩の落としわな/Sandstone Deadfall
- トーメント
- 頑強なるバルソー/Balthor the Stout、壊滅的な夢/Devastating Dreams、ハイドロモルフのカモメ/Hydromorph Gull、頭焼き/Skullscorch
- ジャッジメント
- 血まみれ牙の炎獣/Goretusk Firebeast、熟達の戦士ジェスカ/Jeska, Warrior Adept
- オンスロート
- 呪われたケンタウルス/Accursed Centaur、生命の律動/Biorhythm、エルフの開拓者/Elvish Pioneer、過酷な慈悲/Harsh Mercy、カマールの召喚術/Kamahl's Summons、部族の団結/Tribal Unity
- レギオン
- 種子生まれの詩神/Seedborn Muse
- スカージ
- 湧出/Upwelling
- 第10版
- 魔力のとげ/Manabarbs
カマール教
「Kamahlite」とは、「カマール教の、カマール教徒」の意。カマールの時代から300年後、AR46世紀に活動するカマールの信奉者。クローサの森は荒廃してしまっているが、カマールの教えを伝え続けている。
カマール教のドルイド、ジド/Zyd, Kamahlite druidという人物がカードに登場している。
- カマール教徒の登場カード(いずれもフレイバー・テキスト)
- クローサの掌握/Krosan Grip、腐れ落ち/Molder、反復/Reiterate
参考
- ドミニア英雄譚 〜ピット・ファイター、カマール編〜 (タカラトミー、サイト消失によりInternet Archive)
- 背景世界/ストーリー用語