海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea
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2014年1月29日 (水) 20:10時点における版
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの青への信心が5未満であるかぎり、海の神、タッサはクリーチャーではない。(あなたの青への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(青)の数に等しい。)
あなたのアップキープの開始時に占術1を行う。
(1)(青):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。
青の神。アップキープごとの占術によるライブラリー操作能力と、クリーチャーをブロックされなくする起動型能力を持つ。
信心が足りない状況であっても継続的にライブラリー操作をして手札の質を高めてくれる。汎用性が非常に高く、またタッサ自身を含めて2枚目以降の伝説のカードを引き難くなるのも嬉しい。とはいえ占術のみを目当てとして運用するのは力不足のため、信心を満たしてクリーチャー化を狙いたい所。達成すれば、強力な除去耐性と回避能力を兼ね備えたフィニッシャーにもなる。
青が得意とするコントロール・デッキではパーマネントをほとんど展開しないので信心を上げづらいため、通常の青デッキに投入するよりもデッキ構築の段階で信心を強く意識した方が良い。スタンダードでは共存するラヴニカへの回帰ブロックの混成カードが信心を溜めやすく、スタンダードでは珍しい青単ビートダウンである青単信心が成立して一定の戦果を挙げている。
ルール
- サイクル共通のルールについては、神も参照。
関連カード
サイクル
テーロスの神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー・エンチャント。破壊不能を持ち、対応する色への信心が5未満になるとクリーチャーではなくなる。
- 太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun
- 海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea
- 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
- 鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge
- 狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt
神々の軍勢の神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー・エンチャント。破壊不能を持ち、対応する友好色2色への信心が7未満になるとクリーチャーではなくなる。
- 都市国家の神、エファラ/Ephara, God of the Polis
- 欺瞞の神、フィナックス/Phenax, God of Deception
- 殺戮の神、モーギス/Mogis, God of Slaughter
- 歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels
- 収穫の神、ケイラメトラ/Karametra, God of Harvests
ストーリー
海と海に住まう者を統べる青の神。女性。知識や航海などの神でもある。変化するもの、あるいは潮の流れや時の流れのような繰り返される様式の神とみなされることもある。
今ある現実に興味を示すことは少なく、むしろ未来のことを語る。穏和な性格でを怒ることは少ないとされるが、ひとたび激昂するとその怒りは荒れ狂う波のように増大し、村々を押し流し、潮流とともに緩やかに静まるという。潮汐を操るとされる彼女の二叉槍デケーラ/Dekella, a two-pronged spearを利用した者が、その一族ごとウナギにされる罰を受けたという伝説も残っている。
現状に留まることを好まず、緩やかで発展的な変化を望み、土地の再形成や海岸線の変化を行っている。水棲生物であるトリトン/Triton(マーフォーク)と海に面した都市メレティス/Meletisに住む人間が主に彼女を崇拝している。トリトンの中には彼女を最高神であり神々の上に立つべき存在と信じる者もいるが、彼女は他の神と戦争を起こそうとは考えていない――波に削られる海岸線のように、やがてこの世は彼女の思い通りの形になることを確信しているからだ。
プレインズウォーカー/Planeswalkerのキオーラ・アトゥア/Kiora Atuaがテーロス/Therosのクラーケンやリバイアサンを操るのを見て、彼女をタッサの化身だと崇める人々が現れた。タッサはこれをあまり快く思っていない様子である。
参考
- 壁紙 (Daily MTG)
- カード個別評価:テーロス - 神話レア