青単イリュージョニスト

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(5人の利用者による、間の5版が非表示)
1行: 1行:
'''青単イリュージョニスト''' (''THE ILLUSIONIST DECK'')は、[[ミラージュ・ブロック構築]]における[[青単コントロール#ミラージュ・ブロック期|青単コントロール]]の一種。[[Brian Kibler]]がこの[[デッキ]]を使用し[[グランプリトロント97]]で優勝を果たしている。デッキ名は[[キーカード]]の[[ヴォーデイリアの幻術師/Vodalian Illusionist]]から。
+
'''青単イリュージョニスト'''(''THE ILLUSIONIST DECK'')は、[[ミラージュ・ブロック構築]]における[[青単コントロール]]の一種。[[Brian Kibler]]がこの[[デッキ]]を使用し[[グランプリトロント97]]で優勝を果たしている。デッキ名は[[キーカード]]の[[ヴォーデイリアの幻術師/Vodalian Illusionist]]から。
  
 
{{#card:Vodalian Illusionist}}
 
{{#card:Vodalian Illusionist}}
 
 
{{#card:Serrated Biskelion}}
 
{{#card:Serrated Biskelion}}
  
[[ヴォーデイリアの幻術師/Vodalian Illusionist]]で[[ギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion]]を[[フェイズ・アウト]]させることによりその[[能力]]を半永久的に使いまわすことが出来る。この[[シナジー]]を搭載したことで[[]][[単色]]の弱点である[[クリーチャー]][[除去]]の薄さを克服することが出来た。
+
[[ヴォーデイリアの幻術師/Vodalian Illusionist]]で[[ギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion]]を[[フェイズ・アウト]]させることによりその[[能力]]を半永久的に使いまわす。この[[シナジー]]を搭載したことで[[青単色デッキ]]の弱点である[[クリーチャー]][[除去]]の薄さを克服できた。
 +
*当時の[[フェイジング]]のルールではフェイズ・アウト→フェイズ・インした[[オブジェクト]]は「元のものとは別オブジェクト」と扱われたため、[[-1/-1カウンター]]を載せたギザギザ・バイスケリオンをフェイズ・アウトさせるだけで[[カウンター (目印)|カウンター]]を取り除けていたことがポイント。そのため「[[終了ステップ|ターンの最後]]に余った[[マナ]]でギザギザ・バイスケリオンをフェイズ・アウト」というような運用を行えた。現在ではフェイジングのルールが変更されているため、このやり方では能力を使いまわすことはできない。
 +
**現在のルールでも「ギザギザ・バイスケリオンの能力をスタックに載せ、それを[[解決]]する前にフェイズ・アウト」することで能力を使いまわすことは可能。フェイズ・アウトのタイミングが限定的になるので、以前と同じ感覚で、というわけにはいかない。
  
後は通常の[[青単コントロール#ミラージュ・ブロック期|青単コントロール]]と変わらず、[[バウンス]]や[[カウンター]]などの[[コントロール]]要素が詰め込まれている。
+
後は通常の青単コントロールと変わらず、[[バウンス]]や[[打ち消す|打ち消し]]などの[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]要素が詰め込まれている。
  
 
==サンプルレシピ==
 
==サンプルレシピ==
18行: 19行:
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
|-
 
|-
 
+
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
|-
+
!colspan="2" style="background:#dddddd"|[[メインデッキ]] (60)
+
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ffddee"|[[クリーチャー]] (20)
+
!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (20)
 
|-
 
|-
 
|4||[[大クラゲ/Man-o'-War]]
 
|4||[[大クラゲ/Man-o'-War]]
34行: 33行:
 
|4||[[竜巻のジン/Waterspout Djinn]]
 
|4||[[竜巻のジン/Waterspout Djinn]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#eeddff"|[[呪文]] (17)
+
!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (17)
 
|-
 
|-
 
|3||[[誘拐/Abduction]]
 
|3||[[誘拐/Abduction]]
48行: 47行:
 
|1||[[命令の光/Ray of Command]]
 
|1||[[命令の光/Ray of Command]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ddffee"|[[土地]] (23)
+
!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (23)
 
|-
 
|-
 
|17||[[島/Island]]
 
|17||[[島/Island]]
56行: 55行:
 
|2||[[七曲がりの峡谷/Winding Canyons]]
 
|2||[[七曲がりの峡谷/Winding Canyons]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ddeeff"|[[サイドボード]]
+
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード
 
|-
 
|-
 
|2||[[ブーメラン/Boomerang]]
 
|2||[[ブーメラン/Boomerang]]
78行: 77行:
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.classicdojo.org/tourney/ptq.970903bki.txt TIE DYE AND COURDAROY TAKE CANADA BY STORM](英語、文:[[Brian Kibler]])
+
*[http://www.classicdojo.org/tourney/ptq.970903bki.txt TIE DYE AND COURDAROY TAKE CANADA BY STORM] (英語、文:[[Brian Kibler]])
*[[青単コントロール#ミラージュ・ブロック期|青単コントロール]]
+
*[[青単コントロール]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
 +
 +
{{DEFAULTSORT:あおたんりゆうしよにすと}}
 +
[[Category:青単色デッキ]]
 +
[[Category:コントロールデッキ]]
 +
[[Category:青単コントロールデッキ]]
 +
[[Category:ミラージュ・ブロック構築デッキ]]

2013年11月14日 (木) 18:22時点における最新版

青単イリュージョニスト(THE ILLUSIONIST DECK)は、ミラージュ・ブロック構築における青単コントロールの一種。Brian Kiblerがこのデッキを使用しグランプリトロント97で優勝を果たしている。デッキ名はキーカードヴォーデイリアの幻術師/Vodalian Illusionistから。


Vodalian Illusionist / ヴォーデイリアの幻術師 (2)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)

(青)(青),(T):クリーチャー1体を対象とし、それをフェイズ・アウトする。(それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。それはあなたの次のアンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インする。)

2/2


Serrated Biskelion / ギザギザ・バイスケリオン (3)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

(T):クリーチャー1体を対象とする。ギザギザ・バイスケリオンの上に-1/-1カウンターを1個おき、そのクリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。

2/2

ヴォーデイリアの幻術師/Vodalian Illusionistギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelionフェイズ・アウトさせることによりその能力を半永久的に使いまわす。このシナジーを搭載したことで青単色デッキの弱点であるクリーチャー除去の薄さを克服できた。

  • 当時のフェイジングのルールではフェイズ・アウト→フェイズ・インしたオブジェクトは「元のものとは別オブジェクト」と扱われたため、-1/-1カウンターを載せたギザギザ・バイスケリオンをフェイズ・アウトさせるだけでカウンターを取り除けていたことがポイント。そのため「ターンの最後に余ったマナでギザギザ・バイスケリオンをフェイズ・アウト」というような運用を行えた。現在ではフェイジングのルールが変更されているため、このやり方では能力を使いまわすことはできない。
    • 現在のルールでも「ギザギザ・バイスケリオンの能力をスタックに載せ、それを解決する前にフェイズ・アウト」することで能力を使いまわすことは可能。フェイズ・アウトのタイミングが限定的になるので、以前と同じ感覚で、というわけにはいかない。

後は通常の青単コントロールと変わらず、バウンス打ち消しなどのコントロール要素が詰め込まれている。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (20)
4 大クラゲ/Man-o'-War
4 知恵の蛇/Ophidian
4 ヴォーデイリアの幻術師/Vodalian Illusionist
4 ギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion
4 竜巻のジン/Waterspout Djinn
呪文 (17)
3 誘拐/Abduction
4 雲散霧消/Dissipate
4 衝動/Impulse
2 記憶の欠落/Memory Lapse
3 魔力消沈/Power Sink
1 命令の光/Ray of Command
土地 (23)
17 島/Island
4 流砂/Quicksand
2 七曲がりの峡谷/Winding Canyons
サイドボード
2 ブーメラン/Boomerang
2 撹乱/Disrupt
1 夢の潮流/Dream Tides
1 海嘯/Flooded Shoreline
2 水門/Floodgate
2 霧の騎士/Knight of the Mists
1 魔力消沈/Power Sink
2 命令の光/Ray of Command
2 再帰/Undo

[編集] 参考

QR Code.gif