霊気池の驚異/Aetherworks Marvel

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Aetherworks Marvel / 霊気池の驚異 (4)
伝説のアーティファクト

あなたがコントロールするパーマネントが1つ墓地に置かれるたび、あなたは(E)(エネルギー・カウンター1個)を得る。
(T),(E)(E)(E)(E)(E)(E)を支払う:あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚見る。あなたはその中からカード1枚を、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。


エネルギーを6つ消費することで、ライブラリーの一番上から6枚の中にあるカード1枚を踏み倒して唱えることができる、豪快な伝説のアーティファクト自分パーマネント墓地に置かれるたびにエネルギーを得る能力も持つ。

起動コストが高く、これ自体の誘発型能力だけでそれを賄うのは難しいため、発表当初はジョニー/Johnny向けのピーキーなカードとして見る向きもあったが、ほどなくして、別途効率的なエネルギー供給手段を大量にデッキに組み込めば安定して起動に持ち込めることが判明した。特に織木師の組細工/Woodweaver's Puzzleknotは1枚で必要なエネルギーを蓄えることができ、ライフ回復で時間を稼ぎつつ、マナカーブに沿って最速4ターン目の起動も可能とするため非常に相性が良い。

スタンダードでは、絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised Endといった強力無比な伝説のエルドラージが踏み倒し先の候補として選ばれ、霊気池の驚異を成立させた。踏み倒しに際して単純に戦場に出すのではなく「唱える」ため、キャスト誘発型能力も利用できる点が特に凶悪で、その相性の良さからエムラクールの禁止カード指定の一因ともなった。これによる弱体化に加えて、やがてコンボデッキとしてはサヒーリコンボが隆盛するも、それとのハイブリッドなどによって環境に残留。守護フェリダー/Felidar Guardianの禁止によってサヒーリコンボが消滅してからは、アモンケット参入後に再びトップメタへと返り咲いた。

2017年6月19日(Magic Onlineでは6月14日)より、スタンダードで禁止カードに指定される。メタゲームにおける霊気池の驚異デッキの存在比、および勝率は絶対的なものではないとされながらも、事実上の決着である「4ターン目ウラモグ」を約10%のゲームで発生させてしまうこのカードは「スタンダードにおいて健全でもないし楽しくもない」とされ、環境から取り除かれることになった[1]

[編集] ルール

誘発型能力
起動型能力

[編集] その他

  • 読みは「れいきいけ」ではなく「れいきち」。電池のように霊気/Aetherを用いて発電しているイメージが浮かぶが、英語で「-works」となる場合はその前に冠した物質を使って何かを作っている施設を指すので(「クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks」など)、少しニュアンスが異なる。
  • 禁止カードを連発してしまったアモンケット期のスタンダードにおいて、霊気池の驚異デッキまでプレイヤーから奪い取るのは大きな懸念があったという。このカードの禁止を避けるために制限カード化することや、他のトレーディングカードゲームで見られるいわゆる「ペア禁止」、本来スタンダードで使えない対策カードを使えるようにする、エラッタによる機能変更など、従来からは常識外れの方策も検討された。しかしながら、それらはさらなる問題を引き起こすものであったため、既存の安定した解決策を取ることとなった[1]
    • 禁止指定直前の質問コーナーでは、このカードの強さに対して「タップ状態で出るか、起動コストで生け贄にするか、唱えないようにするといった制限を加えるべきではなかったか」という問いに対し、「起動コストに1マナ加えるか、唱えなければ適正であった。特に、ローテーションの変更でエルドラージとの共存が長くなると知っていたなら間違いなく弱体化していた」と答えている。また、集合した中隊/Collected Companyも引き合いに出して、これ以降に作られる「ライブラリートップからの踏み倒しカード」は製作枚数が抑えられる可能性も示唆している。[2]

[編集] 脚注

  1. 1.0 1.1 June 13, 2017 Banned and Restricted Announcement/2017年6月13日 禁止制限告知
  2. Amonkhet and Standard Mailbag/『アモンケット』とスタンダード一問一答

[編集] 参考

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