無所属の筋肉達磨/Freelance Muscle
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クリーチャー — サイ(Rhino) 戦士(Warrior)
無所属の筋肉達磨が攻撃するかブロックするたび、ターン終了時まで、これは+X/+Xの修整を受ける。Xは、あなたがコントロールしていてこれでないすべてのクリーチャーのパワーやタフネスの中の最大値に等しい。
4/4攻撃かブロックするたび、あなたがコントロールしているクリーチャーの中で最大のパワーかタフネスの数値だけ強化されるサイ・戦士。
リミテッドにおいては、これの召喚酔いが解けた頃にはおおむね7/7か8/8くらいのサイズで殴り掛かれることも多いだろう。その性質上、タフネスの数値に比してコストが軽いことが多い尻でっかちのクリーチャー(怪しげな書架/Suspicious Bookcaseや斡旋屋一家の新入り/Brokers Initiateなど)とは相性が良い。この手のクリーチャーの常ではあるが、土建組一家の新入り/Riveteers Initiateなどの接死持ちクリーチャーには注意。一応、単体でも5マナ4/4と最低限のマナレシオは有している。
構築においては、より尻でっかちなクリーチャーと組んで巨大なサイズになりうる可能性を秘める。スタンダードにおいては1/13の不浄なる密集軍/Unhallowed Phalanxと組めば17/17、ローテーション前であれば0/17の怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isleと組めば21/21の化け物となり、攻撃さえ通れば一撃で相手を葬り去ることが可能。一方で除去耐性も回避能力も持たないというのは如何ともしがたく、何らかの方法で補ってやる必要があるだろう。また戦闘時以外はタフネス4でしかなく、スタンダードで採用率の高い火力の中では削剥/Abradeに耐える一方で轟く叱責/Thundering Rebukeには耐えられない。リミテッドとは打って変わりロマンを追い求めるプレイヤー向けの趣が強い一枚と言えるか。
- カード名の日本語訳はあまりにもお粗末。「muscle」という単語は「筋肉」という意味のほかに「用心棒」という意味もあり、ニューカペナの街角の舞台設定やイラスト、フレイバー・テキストを鑑みても「用心棒」と訳すべきであろう。ニューカペナの街角にはルール文章の誤訳が少ない一方でカード名の訳があまりにも粗く批判が多い(他にはジェトミアの情婦、ジニー・フェイ/Jinnie Fay, Jetmir's Secondなど)。