ロード (俗称)

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ロード(Lord)とは、現在は廃止されたクリーチャー・タイプロードの特徴から転じて、特定のクリーチャー・タイプを強化・支援するパーマネントの総称である。


Goblin King / ゴブリンの王 (1)(赤)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)

他のゴブリン(Goblin)は+1/+1の修整を受け、山渡りを持つ。

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目次

[編集] 解説

常在型能力によって特定クリーチャー・タイプ全体強化・支援を行うクリーチャーを指すことがほとんどだが、絶対ではない。例えば、ほぼ全てのスリヴァーはそのような能力を持つが、ロードと呼ばれることはまずない。逆にBaron Sengir起動型能力で単体を対象とした支援を行うが、センギア/Sengir一族の長としてのイメージからか吸血鬼のロードのごとく見なされる場合もあるし、クリーチャー・タイプ単位ではなく単位で自軍を強化する「しもべ」サイクルのクリーチャー(シスルダウンのしもべ/Thistledown Liegeなど)、他のカード・タイプを併せ持つクリーチャーを強化するエーテリウムの達人/Master of Etheriumなどもロードのように扱われることがある。

  • タイプ的をテーマにしたセットではロードがサイクルを成すこともしばしばである。基本セット2010基本セット2013間においては、各にロードが存在していた。
  • 同一クリーチャー・タイプを強化するロード数種類をそれぞれ複数枚デッキに投入すること、あるいはそうしたデッキはロードにその枚数を冠し、「8ロード」のように呼ばれる。8クルセイド8アーマーなどと同様の名称である。スタンダードでは2種類×4枚の8ロードぐらいまでが現実的な所だが、カードプール次第ではそれ以上も可能。例えばレガシーマーフォークでは4種類以上のロードが投入される。
  • クリーチャー・タイプとしてのロードが廃止される前は実際にロードのクリーチャー・タイプを持っていないものを「ロード的存在」などと区別して呼ぶこともあった。現在ではその様に区別する意義は薄まっているものの、依然ロードとほぼ同義で使われる表現である。

[編集] ロードの例

[編集] ロード的存在

以下は「ロード的存在」と呼ばれたパーマネントの一例。

[編集] 各色の代表的なロードと亜種

当時の各色の代表的なクリーチャー・タイプを強化・支援し、効果が比較的単純であったことから、特に以下のクリーチャーのことを指すこともある。 それらの亜種は各項の関連カード参照。

[編集] 関連リンク

[編集] Lord Week

ウィザーズ社の公式ウェブマガジン『Daily MTG』では、2013年3月19日から23日にかけて「Lord Week(ロード特集)」として、各連載記事でロードに関する特集が組まれた。以下は各コーナーの特集記事。

[編集] 参考

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