クラウドスパイアの飛空二輪車/Cloudspire Skycycle
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アーティファクト — 機体(Vehicle)
飛行
この機体(Vehicle)が戦場に出たとき、あなたがコントロールしていて機体やクリーチャーでありこれでない、1体か2体を対象とし、2個分を割り振る。それらの上に割り振った個数の+1/+1カウンターを置く。
搭乗1
戦場に出た時、他のクリーチャーや機体に+1/+1カウンターを割り振って乗せることが出来る機体。
リミテッドは戦闘の比重が高い分サイズの向上の恩恵も大きく、カウンターを割り振れる柔軟性も嬉しいところだが、4マナの非クリーチャーカードの仕事としては何とも物足りない。自分自身にカウンターを乗せられず必ず他のクリーチャー・機体が必須なところももどかしく、もとより乗り手を要求する機体かつ本体性能も10年前のコモンの航空艇/Sky Skiff程度でありながらさらに他パーマネントへの依存度が高いというのは何とも不安定。霊気走破は緑のファッティが優秀なカード・セットなので多少のサイズアップは意味をなさず、搭乗に必要なパワーを補う手段としても効率が悪いので、環境を加味しても強いとは判断できない。+1/+1カウンターを乗せる手段が少ないセットなのでアラクリアの心、カラドーラ/Caradora, Heart of Alacriaを擁する白緑などではタッチ運用を検討できなくもないが、適当な数合わせのクリーチャーより優先して採用できるかは疑問の余地が大きい。
いっぽう白赤では指針アンコモン相応に一定の活躍が期待できる。栄光荒野のオオヤマネコ/Gloryheath Lynxや煌々野の野生馬/Brightfield Mustangなど継続的に攻撃させたい乗騎をサイズアップにより支援できる点が頼もしく、クラウドスパイアの統括者/Cloudspire Coordinatorのトークン生成を補助する機体としては堅実な選択肢になる。2枚目のこのカードでサイズが向上すれば機体としての性能も悪くはなく、パワー2のフライヤーということでエンジン始動!の補助や使い切りのブロッカーとして最低限の使い出はある。
構築での4マナ域は戦力としても主力級が求められる。単体では大して役に立たず、横並び戦術を使うのであれば白が得意とする全体強化を使った方が早いので、流石に候補外。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
霊気走破の2色の指針アンコモンサイクル。リミテッドのそれぞれの2色のアーキタイプに対応しており、原則として片方は機体である。ただし緑白のみ機体でなく乗騎。以下、機体や乗騎を上側に表記する。
- 青黒 - アーティファクト・コントロール
- 黒赤 - エンジン始動!アグロ
- クラウドスパイアの飛空二輪車/Cloudspire Skycycle
- クラウドスパイアの統括者/Cloudspire Coordinator
- 緑白 - 機体・乗騎ミッドレンジ