一枚岩の努力/Concerted Effort

提供：MTG Wiki

2018年8月14日 (火) 06:17時点における版

自分のクリーチャーが、互いの一部のキーワード能力を共有するようになるエンチャント。スリヴァーを彷彿とさせる能力である。

栄光の頌歌/Glorious Anthemなどと違いクリーチャーのサイズに影響を与えないが、さまざまな回避能力を共有できるので、結果的に攻撃しやすくなるだろう。ただし、種類の異なるクリーチャーを複数並べることが前提となるため、除去の豊富な構築で能力を十分に発揮するのは難しいかもしれない。

リミテッドでは、急使の鷹/Courier Hawkや夜番の巡回兵/Nightguard Patrolなどと共に使うことで有利に戦うことができるだろう。星の兵団/Order of the Starsなどまさに手に負えない。そもそも、リミテッドなら全員が飛行を共有するだけでも十分エンドカード級である。

• 速攻は共有しない。普通は意味がないからだろう。
• この能力は、各キーワード能力ごとに誘発するわけではない。そのため、1枚のもみ消し/Stifleにより、すべての能力の共有を阻止できる。
• この誘発型能力の解決時に、あなたがアンタップ状態の清純な天使/Pristine Angelをコントロールしていれば、あなたがコントロールするすべてのクリーチャーは、ターン終了時まですべての色に対するプロテクションと、プロテクション(アーティファクト)を持つ。以後、清純な天使/Pristine Angelがタップ状態になっても、それはプロテクションを持つ（自身の条件付きプロテクションの他に、一枚岩の努力によってプロテクションを与えられるため）。
• 似たような能力を持つ逃亡した多相の戦士/Escaped Shapeshifterと比べ、こちらは共有する能力に畏怖、二段攻撃、警戒、色以外に対するプロテクションも加わっており、時代の流れを感じさせる。また、土地渡りも共有するようになっている。
• 怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathがいたら何が何だか。飛行・先制攻撃・トランプル・プロテクション(黒)・プロテクション(赤)・警戒が全員に付いてくる。その後、未来予知でそれを簡単にできるアクローマの記念碑/Akroma's Memorialが登場した。
• if節ルールは適用されない。

参考

• カード個別評価：ラヴニカ：ギルドの都 - レア