ハルマゲドン/Armageddon

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  当時のハルマゲドンが強力なエンドカードだったことを示すにはよいエピソードなのですが、やっぱり意味不明な文章ですのでコメントアウト。 -->
 
  当時のハルマゲドンが強力なエンドカードだったことを示すにはよいエピソードなのですが、やっぱり意味不明な文章ですのでコメントアウト。 -->
 
*昔[[ポータル・セカンドエイジ]]の白単[[構築済みデッキ]]である[[厳戒令/Martial Law]]にハルマゲドンが入っており、それだけ高値が付いた話は有名。
 
*昔[[ポータル・セカンドエイジ]]の白単[[構築済みデッキ]]である[[厳戒令/Martial Law]]にハルマゲドンが入っており、それだけ高値が付いた話は有名。
*初心者がこのカードを警戒して「[[手札]]に余計な[[土地]]を温存」し始めると「初心者卒業」と感じられるという醍醐味があったもの。[[第7版]]以降に始めた[[プレイヤー]]にはそうした感覚が無い。
 
 
*[[ポータル]]版では[[John Avon]]が旱魃(かんばつ)に見舞われた荒地を描く秀麗な{{日本語画像|Armageddon~POR}}と、ジョン・ミルトン(John Milton)の「失楽園」(Paradise Lost)の[[フレイバー・テキスト|テキスト]]『「ああ、幸福は見るかげもない!これはこの新たな楽園の終末なのか……?」』が合わさった、なんとも展開がベタベタなカードになり、多くのコレクターの予想通り値段が跳ね上がった。更に日本語版では(印刷数が少なく)付加価値がついてきて、その価値を余計に煽る羽目になった。このたび、同版のものがめでたくGPシカゴの[[ジャッジ褒賞]]として[[プロモーション・カード]]の仲間入りを果たした。
 
*[[ポータル]]版では[[John Avon]]が旱魃(かんばつ)に見舞われた荒地を描く秀麗な{{日本語画像|Armageddon~POR}}と、ジョン・ミルトン(John Milton)の「失楽園」(Paradise Lost)の[[フレイバー・テキスト|テキスト]]『「ああ、幸福は見るかげもない!これはこの新たな楽園の終末なのか……?」』が合わさった、なんとも展開がベタベタなカードになり、多くのコレクターの予想通り値段が跳ね上がった。更に日本語版では(印刷数が少なく)付加価値がついてきて、その価値を余計に煽る羽目になった。このたび、同版のものがめでたくGPシカゴの[[ジャッジ褒賞]]として[[プロモーション・カード]]の仲間入りを果たした。
 
*Armageddonとは、ヘブライ語の「メギド(Megiddos)の丘」をギリシア語に音写したHarmagedonに由来する単語。メギドの丘は戦略上重要な地であり、古代からたびたび戦場となった。それが転じて「終末の決戦の場、またはその戦そのもの」を意味するようになったと言われる。新約聖書、ヨハネの黙示録においても悪魔の軍勢が結集する場所として象徴的に使われている。なおこのメギドの丘は、現在のイスラエルに実在する。
 
*Armageddonとは、ヘブライ語の「メギド(Megiddos)の丘」をギリシア語に音写したHarmagedonに由来する単語。メギドの丘は戦略上重要な地であり、古代からたびたび戦場となった。それが転じて「終末の決戦の場、またはその戦そのもの」を意味するようになったと言われる。新約聖書、ヨハネの黙示録においても悪魔の軍勢が結集する場所として象徴的に使われている。なおこのメギドの丘は、現在のイスラエルに実在する。

2008年3月17日 (月) 22:20時点における版


Armageddon / ハルマゲドン (3)(白)
ソーサリー

すべての土地を破壊する。



神の怒り/Wrath of Godと双璧をなしていたリセットボタン第6版を最後に基本セットから姿を消した。通称・略称は「ゲドン」。英語表記に倣い、アルマゲドン、アーマゲドンと発音する人もいる。

土地を一気に消し、お互いの手札及びマナの必要な能力を封じるため、ボード・アドバンテージを固定化しそのまま勝利に直結させる働きがある。

レアを代表するカードで、これを基本に据えたデッキも多かったため、脱落を惜しむ声も多かった。だが、この一枚の為に環境に存在を許されないデッキが非常に多く、多彩なデッキの存在を許さない原因となっていたのは確かであるため「基本セット落ち」は仕方が無い選択だったかも知れない。例えばウルザトロンなどはこのカードが環境に存在したらあそこまで隆盛を極めることは無かったであろう。

白のウィニークリーチャーを立て並べ、土地を一掃して序盤の優位を維持したり、大型クリーチャーを高速で展開し、そのまま土地を一掃して殴りきると言ったデッキ構築され、特に後者はメインとなるクリーチャーの名前を冠し「○○ゲドン」と呼ばれる(→ハルマゲドン)。古くはクロニクルアーナム・ジン/Erhnam Djinnをメインに据えた白緑デッキ(アーニーゲドン)が源流。

他方、ホワイトトラッシュでは逆に守りのカードとして活躍する。マナ・アーティファクトを展開してからのこのカードは相手のマナを一方的に縛り、更に優位な場を築く時間を与えてくれるのである。

  • ポータル・セカンドエイジの白単構築済みデッキである厳戒令/Martial Lawにハルマゲドンが入っており、それだけ高値が付いた話は有名。
  • ポータル版ではJohn Avonが旱魃(かんばつ)に見舞われた荒地を描く秀麗なイラストと、ジョン・ミルトン(John Milton)の「失楽園」(Paradise Lost)のテキスト『「ああ、幸福は見るかげもない!これはこの新たな楽園の終末なのか……?」』が合わさった、なんとも展開がベタベタなカードになり、多くのコレクターの予想通り値段が跳ね上がった。更に日本語版では(印刷数が少なく)付加価値がついてきて、その価値を余計に煽る羽目になった。このたび、同版のものがめでたくGPシカゴのジャッジ褒賞としてプロモーション・カードの仲間入りを果たした。
  • Armageddonとは、ヘブライ語の「メギド(Megiddos)の丘」をギリシア語に音写したHarmagedonに由来する単語。メギドの丘は戦略上重要な地であり、古代からたびたび戦場となった。それが転じて「終末の決戦の場、またはその戦そのもの」を意味するようになったと言われる。新約聖書、ヨハネの黙示録においても悪魔の軍勢が結集する場所として象徴的に使われている。なおこのメギドの丘は、現在のイスラエルに実在する。
    • マジックにはMegheddon Defile(メギド峡谷)という非常に似た名前を持ち、しかも戦地となった場所がある。もしかするとこれはアトランティスとエトラン・シースの様に、ハルマゲドンをマジックの世界観に位置づけるために付けられた名前なのかもしれない。
  • 日本にマジックが普及し始めてきた頃、ドイツ語版リバイズドの「ハルマゲドン」の表記が「ラグナロック」であるという都市伝説が一部に流布していた。コレクターは目の色を変えてドイツ語版ハルマゲドンを探していたものである。残念ながらこの噂はデマであったが。
    • ドイツ語版ハルマゲドンである"Götterdämmerung"は、ワーグナーの歌劇で有名なように"神々の黄昏"のことであり、日本ではこれをラグナロックと呼ぶために生じたデマだとも言われている。
  • 神の怒り/Wrath of Godと同様、ポータル以外ではフレイバー・テキストの入らない大きな余白が、単純明快にして強大なこのカードの効果を強調している。第4版以降の英語版ではテキストがわずか3語という短さで1行に収まるため、この部分での視覚的なインパクトは神の怒りを上回る。
    • 神の怒りも、埋葬という用語が使われていた第4版及び第5版の英語版では1行3語のテキストとなっている。

参考

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