アーティファクト・土地

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
10行: 10行:
  
 
アーティファクトであることは、長所にも短所にもなる。
 
アーティファクトであることは、長所にも短所にもなる。
長所はアーティファクトを参照してメリットを生み出す[[カード]]との[[シナジー]]であり、短所はアーティファクトを参照して[[破壊]]等を行うカードに引っかかってしまうこと。
 
特に相手の[[手札]]に[[溶融/Meltdown]]などがあると、わずか1[[マナ]]でこれらを総破壊されてしまう。
 
  
[[親和#deck|親和デッキ]]には必ず採用されている[[キーカード]]
+
長所は、アーティファクトを参照してメリットを生み出す[[カード]]との[[シナジー]]である。
また、親和以外でも[[知識の渇望/Thirst for Knowledge]]や[[爆片破/Shrapnel Blast]]の餌のために使われている。
+
[[親和#親和/Affinity(デッキ)|親和デッキ]]には必ず採用されている[[キーカード]]であり、それ以外でも[[知識の渇望/Thirst for Knowledge]]や[[爆片破/Shrapnel Blast]]の餌になる。
一種の[[ほぞ]]なので[[粗石の魔道士/Trinket Mage]]で引っ張ってくる場合も。
+
一種の[[ほぞ]]でもあるため、[[粗石の魔道士/Trinket Mage]]で[[サーチ]]も可能。
 +
 
 +
短所は、アーティファクトを参照して[[破壊]]等を行うカードに引っかかってしまうこと。
 +
例えば[[溶融/Meltdown]]や[[酸化/Oxidize]]がわずか1[[マナ]]の[[土地破壊]]、前者はともすれば[[ハルマゲドン/Armageddon]]にさえなり得る。
  
前々から悪い評判が多かったが、ついに2005/03/20より、[[禁止カード|ミラディン・ブロック]]の6種全てが[[スタンダード]]で[[禁止]]されることになってしまった。
 
さらに2006/03/20から[[ミラディン・ブロック構築]]でも禁止。
 
  
 
[[ミラディン]]の土地[[サイクル]]は、それぞれストーリー的に伝説性を持つようなものだったが、カードでは[[特殊タイプ]]「[[伝説の]]」を持たない。ストーリーよりもゲーム性を優先した結果か。
 
[[ミラディン]]の土地[[サイクル]]は、それぞれストーリー的に伝説性を持つようなものだったが、カードでは[[特殊タイプ]]「[[伝説の]]」を持たない。ストーリーよりもゲーム性を優先した結果か。
もっとも、後から考えてみれば、やっぱり[[伝説の土地]]にしておいた方が良かったのかも知れない。
+
もっとも後から考えてみれば、やっぱり[[伝説の土地]]にしておいた方が良かったのかも知れない。
 +
 
 +
 
 +
*2005/03/20に[[ミラディン・ブロック]]の6種全てが[[スタンダード]]で[[禁止カード]]に指定された。さらに2006/03/20から[[ミラディン・ブロック構築]]でも禁止。
 +
*各種[[Mox]]の調整版と見る事ができる。即ち、土地としてしかプレイできない0[[マナ]]の[[マナ・アーティファクト]]である。
 +
*この後、[[部族]]をテーマにした[[ローウィン]]では部族・土地サイクルを作る案もあった。アーティファクト・土地の惨事を恐れて作る事を断念したという。
  
この後、[[部族]]をテーマにした[[ローウィン]]では部族・土地サイクルを作る案もあった。
 
だが、アーティファクト・土地の惨事を恐れて作る事を断念したという。
 
  
 
==該当カード==
 
==該当カード==
35行: 37行:
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/rb87|When Artifacts Aren't Spells]]([[WotC]]、英語)
+
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/rb87 When Artifacts Aren't Spells]([[WotC]]、英語)
*[[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/459|Mirrodin playtest cards IV: Artifact lands]](WotC、英語)
+
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/459 Mirrodin playtest cards IV: Artifact lands](WotC、英語)
*[[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?c_more=0&cardtype%5B%5D=land&cardtype%5B%5D=artifact&type_code=and|アーティファクト・土地で検索]]
+
*[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?c_more=0&cardtype%5B%5D=land&cardtype%5B%5D=artifact&type_code=and アーティファクト・土地で検索]
 
*[[アーティファクト]]
 
*[[アーティファクト]]
 
*[[土地]]
 
*[[土地]]
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]

2008年2月25日 (月) 13:32時点における版

アーティファクト・土地/Artifact Land


Seat of the Synod / 教議会の座席
アーティファクト 土地

(T):(青)を加える。


アーティファクトであり、かつ土地であるオブジェクト。英語の読みから「アーティファクト・ランド」と呼ばれる。

同時に他のタイプである土地は、土地のルールに従いプレイされ、呪文としてプレイはされない。 もちろん土地であるため、打ち消すことはできない。


アーティファクトであることは、長所にも短所にもなる。

長所は、アーティファクトを参照してメリットを生み出すカードとのシナジーである。 親和デッキには必ず採用されているキーカードであり、それ以外でも知識の渇望/Thirst for Knowledge爆片破/Shrapnel Blastの餌になる。 一種のほぞでもあるため、粗石の魔道士/Trinket Mageサーチも可能。

短所は、アーティファクトを参照して破壊等を行うカードに引っかかってしまうこと。 例えば溶融/Meltdown酸化/Oxidizeがわずか1マナ土地破壊、前者はともすればハルマゲドン/Armageddonにさえなり得る。


ミラディンの土地サイクルは、それぞれストーリー的に伝説性を持つようなものだったが、カードでは特殊タイプ伝説の」を持たない。ストーリーよりもゲーム性を優先した結果か。 もっとも後から考えてみれば、やっぱり伝説の土地にしておいた方が良かったのかも知れない。



該当カード

参考

QR Code.gif