西の樹の木霊/Kodama of the West Tree

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神河/Kamigawa伝説のスピリットである木霊サイクル、最後の方位である「西」がついに登場。到達を持ち、改善されたクリーチャートランプル不屈の自然/Rampant Growth相当のサボタージュ能力を与える。

神河:輝ける世界現在では不屈の自然系カードの相場が3マナであることを考えると、3マナのクリーチャーが持つ能力でそれを複数回使用可能なのはコスト・パフォーマンスが高いといえる。他のクリーチャーが与えたダメージでも誘発するので、事前に改善されたクリーチャーを用意しておけば出たターンから機能するのも評価点。トランプル付与も序盤はサボタージュ能力を誘発させやすくし、終盤はライフを詰めるのに貢献してくれる。

土地を増やすカードだが、ランプデッキマナ加速手段として見ると改善されたクリーチャーの用意が手間になりやすい。どちらかといえばビートダウンアドバンテージ源とともに投入し、伸びたマナを使って大量展開を行うような使い方が向いているといえる。

登場時のスタンダードで同居するカードではフェリダーの撤退/Felidar Retreatと相性が良く、上陸トークン生成カウンターの設置を行ってくれるので雪だるま式に戦力が増えていく。同セット出身の勢団の銀行破り/Reckoner Bankbusterとも相性が良く、3ターン目から4/4トランプルで攻撃しながらマナ加速できる[1]

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

木霊のメガ・サイクル。いずれも単色伝説のスピリットで、能力に特に共通点はない。

神河物語で「南」と「北」が、続く神河謀叛では「中」が登場。設定上は東・西・南・北・中の五本の樹が存在して季節になぞらえた性格付けもされていた(詳細は公式記事Land of Ten-Thousand Legends/一万の伝説の地 (Internet Archive)を参照)が、神河ブロックでは東と西は結局登場しなかった。その後、時を経た統率者レジェンズで「東」が、神河:輝ける世界では「西」が追加され、17年以上の歳月を経てメガ・サイクルは完成した。

[編集] ストーリー

西の樹の木霊(にしのきのこだま)/Kodama of the West Tree神河/Kamigawa神/Kamiイラスト)。

陰鬱で危険で凶暴な西の樹の木霊は、何よりも狩りに重きを置き、「適者生存」の信条に従って生きている。この神は都和市/Towashiとそこに住む者たち全員に熱烈な憎悪を抱いており、都市との境の森の端を頻繁にうろついては、神の祝福なしに侵入しようとする定命の者を追い回し、襲う。その平和そうな外見は単なる罠だ――穏やかな光の輝きに愚かにも惹かれた者たちは多くの場合、迅速で無慈悲な死を受けることになる。

[編集] イラストに登場

統率者マスターズ
木霊の手の内/Kodama's Reachボーダーレス版)

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 脚注

  1. デッキテク:児玉 賢太郎の「白緑アイアムコダマ」日本選手権2022 -Tabletop Returns-カバレージ 2022年5月29日 伊藤敦著)

[編集] 参考

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