見捨てられし者の王/Lord of the Forsaken

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Lord of the Forsaken / 見捨てられし者の王 (4)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、トランプル
(黒),これでないクリーチャー1体を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカード3枚を切削する。
1点のライフを支払う:(◇)を加える。このマナは、あなたの墓地から呪文を唱えるためにのみ使用できる。

6/6

墓地に関わる起動型能力を2つ持つデーモン

1つ目の起動型能力は生け贄と引き換えにした切削戦場に影響を与えないので、死亡が確定していたり、死亡誘発を持つクリーチャーと合わせて使うのが基本。黒マナが必要だが回数制限は無いので、サクり台としても有用。対戦相手対象ライブラリー破壊を狙ってもよし、イニストラード:真夜中の狩りらしく自分の墓地を肥やしてもよし。

2つ目の起動型能力はライフマナに変えるチャネル/Channel能力。ただし墓地から唱える呪文にしか使えない。同時期のスタンダードにおいては、チャネルと相性の良いX火力にフラッシュバックを持つものが無い(夜を照らす/Light Up the Nightはフラッシュバック・コストXを含まない)とはいえ、ライフ1点=1マナの取り引きが破格なのは知っての通り。同セットにある降霊フラッシュバックを切削で落として速やかに利用できる他、ドラコリッチ、エボンデス/Ebondeath, Dracolichなどの墓地から唱える手段があるカードと相性良好。また能動的にライフを失え、かつ回数制限が無いことから、ライフを失うたびに誘発する能力はライフが続く限り連打することができる。減らす方向にしか使えないが堕落した司教、ジェレン/Jerren, Corrupted Bishopのように、ライフを特定の値にすることを求めてくるカードと組み合わせても強力。

しかし重さを考えると、これが戦場に出てくる頃にはある程度ライフが削られている可能性が高く、最大限能力を活用するには相手を選びがち。不安なら絆魂などがあり、降霊が割り当てられていると組み合わせるのがよいだろう。

リミテッドではボムレアのひとつ。環境には墓地利用も豊富で、そもそも6/6のフライヤー、かつトランプルはそれだけでもフィニッシャー級。

参考

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