永岩城の君主、今田/Konda, Lord of Eiganjo
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) 侍(Samurai)
警戒、破壊不能
武士道5(このクリーチャーがブロックするかブロックされた状態になるたび、それはターン終了時まで+5/+5の修整を受ける。)
ミラディン・ブロックの目玉のひとつであった「破壊不能」を継承する伝説のクリーチャー。加えて警戒と非常に大きな武士道を持つ。
注目すべきは侍最大の武士道で、侍の御大将、武野/Takeno, Samurai Generalと並ぶとさらに巨大になれる他、寄せ餌/Lureなどを付けても非常に強い。とはいえ、素の状態のこれをブロックすることはほとんどなく、攻撃で3点しかダメージ与えられないのではリアニメイトであれウルザトロンであれ選択しないだろう。重量級の侍デッキでならという感じの性能で、少なくともトーナメントレベルではない。
リミテッドでは敵無しと思いがちだが、返礼/Reciprocate、手の檻/Cage of Hands、引き込み/Pull Underなど、これを対処できるカードは結構あるので過信しないように。神河謀叛でさらにタフネスへのマイナス修整効果が増え、相対性能が下がった。
- 神河ブロックを通していくつか見られる、ダークスティールの巨像/Darksteel Colossusを意識したと思われるパラメータのクリーチャーである。これと巨像が対峙して殴り合えばお互い毎ターン3点ずつ通る、という寸法。
- 奪われし御物/That Which Was Takenの力で破壊不能の身体になっているようである。
- 「いまだ」と誤読する人が居るが、「こんだ」である。
ストーリー
今田/Kondaは神河ブロックの登場人物で、神河/Kamigawa次元の人間の男性。永岩城/Eiganjoを拠点とし、永遠原/Towabaraを治める大名である。
娘の今田魅知子/Princess Michiko Kondaが生まれた日に、腹心の武野宗継/Munetsugu Takeno、空民のメロク/Meloku、水面院/Minamo Academyの院長の密師範/Sensei Hisokaとともに秘密の儀式を行い、奪われし御物/That Which Was Takenを隠り世から奪い取った。このことが大口縄/O-Kagachiの怒りにふれ、神河は未曽有の大混乱に陥っていく。
- 自らの領地の永久の安定を願い、奪われし御物/That Which Was Takenを奪い取ったのだが、それ自体が空民の計略であったうえ、逆に領地の大半がずたずたになるという、物語最大の被害者でもある。
- 奪われし御物/That Which Was Takenを奪い取った影響か、少々気がふれてしまっている節がある。
- フレイバー・テキストや公式記事では、カード名にならって君主今田/Lord Kondaと呼ばれることが多い。
- 姓名はTakeshi Konda。名の漢字表記は日本公式サイトでは「剛司」[1]、公式ハンドブックでは「剛史」[2]と表記ゆれがある。
脚注
参考
- We Are the Champions, My Friend/mtgcom_feature_227(日本語訳旧題:我らがチャンピオンだ、我が友よ)(Feature 2004年8月30日 Rei Nakazawa著)
- カード個別評価:神河物語 - レア