支払う
提供:MTG Wiki
支払うとは、
- (Pay) コストを必要とする処理を行うこと。本項で解説する。
- (Spend) 1の処理を行う際にマナやライフを消費すること。主にマナの消費に制約を設けるとき(魂の消耗/Consume Spirit、古代の聖塔/Ancient Zigguratなど)や、消費したマナを参照するとき(烈日、収斂、向上呪文など)に用いられる。「使用する」「使う」「消費する」などと訳される場合もある。
解説
コストを支払う/Payとは、プレイヤーがそのコストを含む呪文、能力、効果で特定されている指示を実行すること。呪文を唱えたり、起動型能力を起動したりするためのコストの支払い以外に、呪文や能力の解決時に効果の一部としてこれらの支払いが求められることもある。
コストの支払いには、主にマナやライフの消費、パーマネントのタップや生け贄などが求められる。
呪文を唱えたり起動型能力を起動したりするには、コストを支払う必要がある。必要なコストは、求められたものすべてを支払わなければならない。一部分だけ支払うようなことは認められない。
指示に従えないのであれば、コストの支払いを完了することはできない。この原則の例外として、0点のライフやマナは、状況にかかわらず支払うことが可能である。
- マナの支払いは、プレイヤーのマナ・プールから指示された値のマナを取り除くことによって行う。
- ライフの支払いは、プレイヤーのライフから指示された値のライフを差し引く。ライフの支払いはダメージではないので、軽減はできない。
- 現在のライフの値を超える量のライフを支払うことはできない(ちょうど0点になるような支払いは認められる)。白金の天使/Platinum Angelなどがいる状況でライフがマイナスになっている時は注意。
- ベータ版からアライアンスまでのカードはルール文章に「このライフ損失に対して、ダメージを軽減したり移し替えたりする効果は使えない」と注意事項が丁寧に書かれていた。ミラージュ以降、この注意事項は書かれなくなった。
- アルファ版のチャネル/Channelはルール文章に「これによるライフの消費はダメージとして扱わない」と書かれていた。これだけでは不十分だったからか、ベータ版以降は上記の注意事項に差し替えられた。
- ライフの支払いを禁止するカードとして歓喜の天使/Angel of Jubilation、鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earthが存在する。