多勢の兜/Helm of the Host
提供:MTG Wiki
Helm of the Host / 多勢の兜 (4)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
あなたのターンの戦闘の開始時に、そのトークンは伝説ではないことを除き、装備しているクリーチャーのコピーであるトークン1体を生成する。そのトークンは速攻を得る。
装備(5)
過去の追われる足跡/Followed Footstepsといったカードと比べると装備コストの分重いものの、つけたターンからクロックが上がる、トークンが永続的に残り続けるなど重さ相応のパフォーマンスを誇る。伝説の特殊タイプが外れるのも特徴で、アルガイヴ国家執事、ベイルド/Baird, Steward of Argiveなど2体以上並ばない前提でデザインされたカードにつける悪辣なコンボなど可能性が広がる。「2体並べば強力なのに…」という誰もが感じたことがあるだろう問題を解決してくれる。
リミテッドでは適当なクリーチャーにつけるだけでボード・アドバンテージを産み続ける強力レア。
- 山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlordや戦導者オレリア/Aurelia, the Warleader、(ドミナリア発売時の)スタンダードの範囲では戦闘の祝賀者/Combat Celebrantに装備すれば無限戦闘フェイズ。特に伍堂は自身の能力で装備品をライブラリーから直接戦場へ出せるため相性がいい。
ルール
- ついているオーラやカウンターなどはコピーされない。詳しいルールはコピー可能な値を参照。
- 伝説ではなくなるのはコピー効果の一部なので、トークンが更にコピーされた場合そのコピーもまた伝説ではない。一方速攻はコピー効果ではないのでコピーされない(兜が速攻を与えているだけ)。
- あなたが伝説であるパーマネントと同名の伝説でないパーマネントをコントロールしていても、レジェンド・ルールでどちらかを墓地に置く必要は無い。レジェンド・ルールは伝説かつ同名のパーマネントを2つ以上コントロールしていた場合にのみ適用される。レジェンド・ルールの項も参照。
- 能力の解決時に装備していたクリーチャーが戦場を離れるなどして多勢の兜が何にも装備されていない状態だった場合、トークンは生成されない。
- 一方、能力の解決時に多勢の兜が戦場を離れていた場合、最後の情報を参照して多勢の兜が戦場を離れる直前についていたクリーチャーのコピー・トークンが生成される。多勢の兜と装備したクリーチャーが同時に戦場を離れた場合も同様である。
ストーリー
多勢の兜/Helm of the Hostは流動石/Flowstoneで造られたヴェズーヴァ/Vesuvaの女王の兜である(イラスト)。