六番/Six
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伝説のクリーチャー — ツリーフォーク(Treefolk)
到達
六番が攻撃するたび、カード3枚を切削する。その中から土地カード1枚をあなたの手札に加えてもよい。
あなたのターンの間、あなたの墓地にあり土地でないすべてのパーマネント・カードは回顧を持つ。(あなたの墓地にあるパーマネント・カードを、他のコストの支払いに加えて土地カード1枚を捨てることで唱えてもよい。)
レン/Wrennのかつての相棒が単独でカード化。攻撃誘発型能力として、小型の根囲い/Mulchという趣の土地限定の疑似濾過を持つ伝説のツリーフォーク。
然程重い訳でないのでマナスクリュー対策となる他、自分のターン、かつ土地で無いパーマネント・カード限定で墓地のカードに回顧を与えることも可能。自力で切削を行えるため能動的に活用できるし、追加コストの土地も予め濾過形式で手札に加えているため、疑似的なドローのようにも機能する。もちろん他の墓地利用手段とも相性が良好で、特にパーマネントの能力として行えるものはこちらの回顧で唱え、そちらの能力で肥やした墓地を再利用と繋がりアドバンテージを稼ぎやすい。
攻撃誘発型能力の常として、ブロッカーに構えられていると沈黙しがちなのは短所。クリーチャーとしての性能は2/4到達。マナレシオとしては悪くないが、2体ほどでブロックされれば簡単に討ち取られてしまう程度のタフネスしか無い。回顧を付与する能力については攻撃と関連づけられていないので、他にも切削手段を用意しておく、除去を併用して安定して殴りかかれるようにしておくなど、アドバンテージ源として利用できるように工夫をしておくとよい。
- 唱える際に代替の特性を選択できるパーマネント・カードの場合、選択の結果インスタントやソーサリーで唱えようとする場合は6番の継続的効果の適用外になるので回顧で唱えることはできない(CR:601.3e)。パーマネント・カードの当事者カードを出来事で唱えることはできない。
- MTGアリーナではこの相互作用はサポートされておらず、当事者カードは本体でも出来事でもどちらでも回顧で唱えられてしまう。
関連カード
- レンと六番/Wrenn and Six
- 六番/Six
ストーリー
六番/Sixは、イニストラード/Innistrad出身の樫のツリーフォーク。性別はないが、性別という概念を知ってからは男性的な振る舞いを好む。
かつてはケッシグ/Kessigに生えるただの木だったが、ドライアドのプレインズウォーカー/Planeswalkerであるレン/Wrennと一体化し相棒のツリーフォークとなって活動していた。やがて別れの時を迎え、故郷の地でレンから切り離されたのちは意識を手放し単なる木に戻った。
- 公式のYoutubeチャンネルで触れられた際には「レンと融合する以前の姿が描かれている」と述べられており[1]、既知のストーリー[2]と食い違っている。
- レンと六番/Wrenn and Sixの紋章が回顧を扱っていたのに対しレンと七番/Wrenn and Seven以降のレンが回顧とかかわりがなかったことを考えると、回顧は六番に由来する能力であったとわかる。既存のカードの関係性がきれいに落とし込まれたデザインといえよう。
- Magic: The Gathering Arenaに実装された六番アバターの説明文として以下のことが述べられている。
六番は、プレインズウォークの力を持つドライアドのレンと融合した6番目の樹木です。六番がレンとの別れの時を告げると、彼らはケッシグの森で穏やかに融合を解きました。ツリーフォークの姿から木に戻る際にも、わずかな時間だけ彼の意識は残っていたのでした。
参考
- ↑ マジックへの讃歌『モダンホライゾン3』デビュー (Youtube 2024年5月22日)
- ↑ Tangles/サイドストーリー第1話:もつれたもの(Magic Story 2021年9月3日 Seanan McGuire著)