メイガス、ルチア・ケイン/Magus Lucea Kane
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) ティラニッド(Tyranid) ウィザード(Wizard)
精神的指導者 ― あなたのターンの戦闘の開始時に、クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。
サイキック・スティミュラス ― (T):(◇)(◇)を加える。このターン、次にあなたが、マナ・コストに(X)を含む呪文を唱えたか起動コストに(X)を含む能力を起動したとき、その呪文や能力をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。(パーマネント呪文のコピーはトークンになる。)
戦闘フェイズ開始時の単体強化とXを含む呪文や能力のコピー付きマナ能力を有する伝説の人間・ティラニッド・ウィザード。
強化の能力は光輝王の野心家/Luminarch Aspirantと同様の形式。本体が2マナ重いため用途は別物となるが、有用性に関しては保証済であり、他に対象がいなければ自身を強化すればいいためまず腐らない。
マナ能力も無色マナとはいえ一度に2マナを加える上にメリット付きと強力。解き放たれた繁栄/Unbound Flourishingに近いが伝説のパーマネントとは相性が悪い点には注意したい。
以上のように有用な能力揃いのクリーチャーだが、代償として4マナ1/1とマナレシオは悪く除去の標的となることは避けられない。固有色に赤を含んでいるのもあり、できれば速攻の付与や千年霊薬/Thousand-Year Elixirなどで戦場に出たターンから能力を活用したい。特に千年霊薬はアンタップ能力と合わせて3マナを自前で加え、別々の呪文や能力を1ターンに計2回コピーできるようにもなる。
ルール
- サイキック・スティミュラス
- この能力はマナ能力である。対応して行動することはできない。また、呪文を唱えたり能力を起動する手順の間に起動できる。
- コストに(X)を含む呪文を唱えたり能力を起動する手順の間にこれを起動した場合、その呪文や能力が「あなたが次に唱える(X)を含む呪文/能力」となり、コピーされる。
- 「このターン〜」以降の部分は遅延誘発型能力を生成する。
- この効果で加えたマナと、この効果の呪文/能力をコピーする部分のあいだに直接の関係はない。この能力を解決したなら、次に唱えたり起動する(X)を含む呪文/能力は、サイキック・スティミュラスで加えた(◇)(◇)をそれに支払わなくてもコピーされる。
- メイガス、ルチア・ケインをアンタップして1ターンに複数回起動した場合、次に(X)を含む呪文/能力を唱えたり起動したときにその回数だけ誘発する。
- 火の玉/Fireballのような唱えたときに何かを割り振る呪文をコピーする場合、対象は変更できるが割り振り方は変更できない。
関連カード
サイクル
ウォーハンマー40,000統率者デッキのサブ統率者。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー。
- 嵐の王、イモーテク/Imotekh the Stormlord(黒)
- マルネウス・カルガー/Marneus Calgar(白青黒)
- 暗闇の君主、ベ=ラコール/Be'lakor, the Dark Master(青黒赤)
- メイガス、ルチア・ケイン/Magus Lucea Kane(緑青赤)
神話レアではないが、ネクロン王朝/Necron Dynasties(黒)は放浪者、アンラキール/Anrakyr the Traveller、イルミノール・スゼラス/Illuminor Szeras、無限なるトラザイン/Trazyn the Infiniteも統率者に指定可能である。
ストーリー
ルチア・ケイン/Lucea KaneはEthan Fleischerによってウォーハンマー40,000統率者デッキのために創作されたキャラクターであり、2023年1月の時点ではウォーハンマー40,000には登場しておらず、このキャラクターについてのストーリーも明らかにはされていない。なおFleischerはBartek Fedyczakの手掛けた本カードのイラストを基にして、ウォーハンマー40,000のゲームで使用できるルチア・ケインのミニチュアを作製している[1]。
脚注
- ↑ Ethan Fleischer Twitter (Twitter 2022年11月30日)