ウルヴェンワルドの足跡追い/Ulvenwald Tracker
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Ulvenwald Tracker / ウルヴェンワルドの足跡追い (緑)
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
(1)(緑),(T):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、他のクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。
1/1他にクリーチャーをコントロールしている必要はあるが、本来除去の弱い緑にあってこの能力は驚異的。対戦相手より一回り大きいクリーチャーを準備できるなら、相手陣営を一掃する事さえ可能。ファッティとマナ加速は緑のお家芸なので、最大のクリーチャーを出すのは難しくないだろう。相討ちが限界だとしても、それぞれの犠牲者をこちらが選べることを考えれば充分強いし、最悪でもタフネス1のシステムクリーチャーならばこれ自身が格闘することで潰せる(その際、相手がパワー0なら一方的に倒せる)。
問題は本体が除去耐性を持たない1/1に過ぎないことと、タップ能力であること。召喚酔いを考えると、この能力が回り始める前に1~2ターンほど隙が生まれるので、仕事を始めるまで対戦相手に除去されず生き延びられるかは大変怪しい。クリーチャーを主力としたデッキが流行らなければ活躍できない能力だが、そうなるとメタとして環境の除去が濃くなるというジレンマを抱えている。幸い4枚積みが苦にならない軽さなので、生き残れば儲けものくらいの気持ちでいる方がよいか。
リミテッドでは回り出せば戦場を支配できる能力であり、文句無しの高得点カード。環境柄、除去される危険も相対的に薄いが、念のためこれを保護できる明滅や結魂持ちなども確保しておきたい。
- イラストでは熊に指示を出す猟師風の男が描かれている。おそらくこの熊に捕食/Prey Uponさせるのだろう。
- 捕食同様、格闘したクリーチャーはタップする必要はないし、またアンタップ状態でなければならないという指定もない。戦闘前にブロッカーの排除に使ってから攻撃したり、戦闘中にコンバット・トリック的に使ったりできる。
- 同じく格闘を行わせるクリーチャーとしては闘技場の大魔術師/Magus of the Arenaが過去にあったが、使い勝手の差は歴然。ただし大魔術師と違い、自分自身が格闘を仕掛けるのには向いていない。
参考
- ウルヴェンワルド/Ulvenwald (背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:アヴァシンの帰還 - レア
- カード個別評価:モダンマスターズ2017 - レア
- Secret Lair Drop Series: Showcase: Nature Is Adorable