悪魔の皮の魂結び/Felhide Spiritbinder
提供:MTG Wiki
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) シャーマン(Shaman)
神啓 ― 悪魔の皮の魂結びがアンタップ状態になるたび、他のクリーチャー1体を対象とする。あなたは(1)(赤)を支払ってもよい。そうしたなら、それの他のタイプに加えてエンチャントであることを除き、それのコピーであるトークンを1体生成する。そのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、そのトークンを追放する。
3/4赤のこの能力は鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerを彷彿とさせる。それに比べると能力にマナが必要で、さらに誘発型能力の神啓になってコンボでの悪用はしづらくなっている。しかしこちらは4マナシングルシンボルと軽く、コピーしたクリーチャーと同時にこれ自身も攻撃することができる点で優れており、素直な使い方ならこちらも十分強い。
構築では単体で強力なクリーチャーをコピーする使い方のほか、ミノタウルスのクリーチャー・タイプを活かす道もある。ミノタウルスデッキではロードの怒血のシャーマン/Rageblood Shamanやクラグマの戦呼び/Kragma Warcallerをコピーすることで強烈な打撃力を生みだせる。
リミテッドでも4マナ3/4と標準以上の性能に加えて強力な神啓能力を持っているのだから悪くない。ただ、対戦相手のファッティをコピーするのはタッパーや同エキスパンションに多いタップ能力を付加するカードの力を借りる必要があり、優勢の後押しにはもってこいだが単体で劣勢をひっくり返すのは難しいか。上手いことセテッサの星砕き/Setessan Starbreakerや貢納持ちのような187クリーチャーを使い回せれば強烈なアドバンテージを得ることも可能。
- キキジキと違って伝説のクリーチャーも複製できるが、カード・タイプが違ってもレジェンド・ルールを免れることはできないので、自分がコントロールしている伝説のクリーチャーをコピーしたら片方を墓地に置かなくてはならない。ギデオンのようなクリーチャー化したプレインズウォーカーをコピーした場合も同様。
- クリーチャー化している非クリーチャー・パーマネントをコピーした場合、クリーチャーでない状態で、エンチャントのカード・タイプを加えて戦場に出る。例えばクリーチャーである隠れ石/Stalking Stonesをコピーするとエンチャント・土地が出てくる。
関連カード
神々の軍勢の神啓でクリーチャー・エンチャント・トークンを生み出すクリーチャーのサイクル。アンタップした時にマナを支払うことでトークンを生み出せる。いずれもアンコモン。
- 神に寵愛された将軍/God-Favored General
- 高巣の崇拝者/Aerie Worshippers
- 絶望の偽母/Forlorn Pseudamma
- サテュロスのニクス鍛冶/Satyr Nyx-Smith
- フィーリーズ団の略奪者/Pheres-Band Raiders
レアには、同様の能力を持つ悪魔の皮の魂結び/Felhide Spiritbinderが存在する。