ウギンの目/Eye of Ugin
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伝説の土地
あなたが唱える無色のエルドラージ(Eldrazi)呪文は、それを唱えるためのコストが(2)少なくなる。
(7),(T):あなたのライブラリーから無色のクリーチャー・カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
回顧エキスパンションの時のらせん以来の登場となるマナを出さない土地カード。エルドラージ覚醒現在、唯一の神話レアの土地でもある。
マナを出さない代わりに、無色のエルドラージ呪文を唱えるためのコストを減らす能力を持つ。また、都合8マナでライブラリーから無色のクリーチャー・カードをサーチできる。
サーチ能力とコスト軽減能力が噛み合っており、アドバンテージを獲得しながら連鎖的にエルドラージを出していけるのは優秀。しかし、エルドラージは大抵重いため、序盤に引くと事故を起こしやすく、また伝説の土地なので、デッキに複数枚投入するのは躊躇われる。エルドラージを積極的に活用するデッキに少数投入されるような使い方になるだろう。
- うっかりリミテッドで引いてしまったときの脱力感は相当なもの。
- 次のエルドラージ覚醒が出るまで、エルドラージのクリーチャー・タイプを持つカードは存在しなかった(多相持ちなどを除く)。登場時点では、多相呪文(あるいは奸謀/Conspiracyでエルドラージにしたクリーチャー呪文)をマイコシンスの格子/Mycosynth Latticeで無色化することでのみ、そのコストを軽減することができた。
開発秘話
元々、ウギンの目はタップで無色マナを1つ生み、滅殺1を持つ7/7のエルドラージにクリーチャー化できるという、ワールドウェイクで多数登場したミシュラランドの中で最も大きなサイズに位置づけられた土地であった。エルドラージ覚醒のコモンで同ステータスのエルドラージを出すという話(実際にはエムラクールの手/Hand of Emrakulが登場している)があり、「『目』を通した最初のクリーチャーは、エルドラージの小さな斥候だった」というアイデアである。
しかし、クリエイティブ・ディレクターのBrady Dommermuthは、ウギンの目自身がクリーチャー化することを快く思わなかった。7/7エルドラージ・クリーチャー・トークンを生み出すことも検討していたが、Bradyはこれも快く思わなかった。また、これには無色用の新しいフレームや新キーワード能力を1セット早く出す必要があるという問題もあった。(→Commonly Large参照)
ストーリー
→詳細はウギン/Ugin#ウギンの目を参照。