魂の絆能力

提供:MTG Wiki

2009年7月17日 (金) 23:44時点における124.255.155.103 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

魂の絆能力(Spirit Link Ability)とは、「ダメージを与えるたび、その点数と同じ値のライフを得る」という誘発型能力の呼称。この能力を与える代表的なカード魂の絆/Spirit Linkにちなむ(厳密には「与える」ではないが、本項では便宜上「与える」と表記する)。

目次

解説

魂の絆能力が最初に登場したのはアラビアンナイトで、エル・ハジャジ/El-Hajjajであった(当初はライフ回復に少しの制限があったが、2006年4月のオラクル更新で制限が取り除かれた)。その後、この能力を与えるオーラ魂の絆/Spirit Linkが登場し、白の能力と確定されることになる。次元の混乱では、生命吸収/Drain Lifeなどにある「ライフ吸収」として黒の役割となっている。

魂の絆能力を持つクリーチャー戦闘を行いながらライフ回復も行えるため、ダメージレースをより有利に進めることができる。また、魂の絆などの一部のオーラは、そのオーラのコントローラーがライフを得るため、対戦相手のクリーチャーにつけることで攻撃を無力化させることもできる(ただし、回復前にライフが0になると状況起因処理によって敗北する)。

この能力を与えるだけの魂の絆自身の評価はあまり高くないが、能力自体は強力であるため、強化トランプル付加を併せ持ったアルマジロの外套/Armadillo Cloakや、これを持つ賛美されし天使/Exalted Angelなどは高い評価を受け、トーナメントでもしばしば使用されている。

  • 未来予知で制定された絆魂は、当初、魂の絆能力と同じ機能の能力であり、魂の絆能力を持つ(与える)多くのカードが絆魂に変更された(しかし、ダメージを与えたクリーチャーのコントローラー以外が回復する可能性があるカード(魂の絆など)に関しては変更されていない)。そのとき絆魂に変更されたカードは、基本セット2010で絆魂の挙動が変わることに伴い、2009年7月11日のオラクル更新でキーワード能力を用いない能力に戻された。しかし、ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammerに関しては、ミラディン版は魂の絆能力であったが、第10版で絆魂として印刷されたため、絆魂のまま戻されていない。

ルール

  • ダメージは戦闘ダメージに限らない。
  • 現在の絆魂とは違い、複数の魂の絆能力を持つ場合、ダメージを与えるたびにそれぞれの魂の絆能力が誘発する。
  • 魂の絆能力を持つクリーチャーがダメージを与えた時点で戦場を離れている場合には、その魂の絆能力は誘発しない。

カード一覧

クリーチャー

その他カード・タイプ

特筆のない限り、エンチャントされたクリーチャーのダメージに対して誘発するオーラである。

備考

未来予知からアラーラ再誕までのカードセットに登場した絆魂を持つ(与える)カードは、基本セット2010で絆魂のルールが変わる前は、魂の絆能力を持つ(与える)カードであった。

参考

QR Code.gif